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甘酸っぱいってどんな味だっけ





あだるとな感じなので


ちょいとさげますね、



えつらん注意ってやつです
















































「服着たままの方が好きなの?」




んー、と明後日の方向を見てから

「なんで?」




「だってさっきより…」





少し小さくなったそれに

手を這わせる





「あぁ、


気持ち良さそうな声聞いてると

大きくなるんだよ」





「あ、だめっ、」


触られたばかりでまだ熱を帯びているのに


ゆっくりとなぞられて





お酒が回ってとろんとしてきて


恥ずかしいのに気持ちよくて





そんな私を見て


大きくなってくるその事実にまた

感化されてしまう









「だめ、いっちゃいそう」




泣きそうになりながらしがみつく

















終わってふたり、荒い息




「…暑い」



「暑いね」




目を見合わせて

くすくす笑う夏の夜

偶然と夏の魔法とやらの力で

「雑貨屋さん寄りたい」

「いいよ〜」







「ねぇ、これとこれどっちがいいと思う?」


「ひとつ500円でしょ、

どっちも買っちゃえば」





「えーそんな贅沢できないよ〜」


「買ってあげる?」




「えぇ、いいの…?」


「いいよ、ほかに欲しいのない?」



「ないない、十分ですっ」






きらきらの夏らしいアクセサリー


嬉しいなぁ

列を乱さぬように

「あ、傘持って来た方がいいですか?」



「いいよ、あるから」





建物を出ると、ぽつり、ぽつり






差し出される黒い傘


ふたり並んで歩く、帰り道







「仕事に戻らなきゃ」


「短いね」


「ね」





運転席に座る私を見ているあなた




扉を閉じずに見つめ返す、




キスしたいな、なんて





傘が傾けられて唇が触れて


雨の音も聞こえなくなる、その一瞬




「またね」


「うん、またね」

もうあれをあれにするよ

もたれかかって

無言







「どうしたの?」

「ん〜…」







心臓の音が聞こえてきて



あぁこの人が生きていて


良かったな


って




思ったのよ

その口実を探しているんだよ

「この後、予定とかある?」

そう聞かれたのが1年前。








距離が縮まるきっかけになった

そのイベントに今年も誘って

もらいました






車を停めてぼんやり待っていると

視界に入るところに

すっと駐車して、



こちらを見て微笑むその表情に

やられてしまう





うーん、ずるい笑

ずるいなぁ笑









「えっ、ずるいの?笑」






そう、ずるいんですよ



いつもきゅんきゅんさせられるんだもの




私だってあなたをきゅんって

させたいんだもの








隣に座ってかき氷を食べる、




無言でカメラを向けるから



「辞めてくださいよ〜笑」



笑ってずっと構えてるの





「あっ、今撮ったでしょ」


「ん〜?笑」






家に着いてからインスタに

ポストが上げてあって




その写真の中の私が
それはもう楽しそうな表情で






「本当に可愛いんだから」



って。









そんなことを言われたら

ますます照れてしまいます
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