2012-6-28 00:29
ほんの少し耳を傾けてほしい
僕の最後の君に贈る言葉
さよならなんて言いたくないので
君に有り難うとごめんねを言うよ
愛してくれて有り難う
笑ってくれて有り難う
ここまで頑張ってくれて有り難う
苦しませてごめん
助けてあげられなくてごめん
もっと早く、君の痛みに気づいてあげられなくてごめん
もっともっと一緒にいてあげれば良かっただなんて今さら悔やんでも悔やみきれない
悔やむ資格も僕にはないけれど
あの時。
君の運命を決断した僕は本当にあれで良かったのかと今更ながらに悩んでいるんだ
けれど、
君の苦しむ姿をこれ以上見るには耐えられなかった。
一生悔やむんだ。そんなこと百も承知で君の最後を看取った。
誰にも治せない、ならば、僕が、君を殺す、
それしかなかったんだ
恨まれてもいい
君の痛みが死ぬまで続くくらいなら
せめて
一秒でも早く
楽にしてあげたかったんだ。
早すぎる決断じゃない。
むしろもっと早く決断すべきだったんだ。
あんなになってまで
ただ生き長らえる君
もっと一緒にいたかった。
もっと君に笑っていてほしかった
遠い昔、
幸せそうに庭の縁で眠る君の背を撫でて
四季で変わる色とりどりの花を穏やかに見ていたあの時が遥か遠くに思えた。
君とのたくさんの思い出がこの胸に詰まって刺さる───
今はただ
ただ
冷たく固まる君の安らかな寝顔を眺めて
涙を流す家族と共に
愛してくれた人達と共に君を偲んで
名前を呼ぶ
ここまで頑張ってくれて
有り難う
ごめんな
今までも
これからも
大好きだよ
我が家の愛犬
BB
安らかに眠れ────
こんばんわ、アカです…
我が家の愛犬BB本日をもって臨終しました。
訳あって苦しみ悶える愛犬を病院につれていったら寿命と原因不明の病とのことで打つ手無し、そしてこのまま苦しみ死んでいく…
お医者さんに安楽死をすすめられた時『やっぱりそうするしかないのか』と、重い現実的な言葉に絶望。
その場でBBの命運を委ねられ診察台に横たわり痙攣する愛犬を見たらいやがおうにも一つの選択しか残されていませんでした…。
鳴かない愛犬が目の前で苦しんで苦しんで小さく鳴いている…そして涙を流している…「もう、充分頑張った…」気づいたらそう口が勝手に告げていました。
涙を流すまいとしたけれど不自然に揺れる世界
笑顔を見せて瞳を覗きながら「大丈夫だ、大丈夫。痛みはもう消える」と囁きながら腕や足、頭を撫でる事数分──
やがて
注射を打たれ徐々に静かになる鼓動
すぐその場では『息を引き取った』という感覚がわきませんでした。
数時間してもどこか暖かいような温もりに段々と涙腺が崩壊。
声にならない叫びと言い表せない罪悪感と後悔を胸に火葬の手続きや棺を作ったり花や線香、供え物準備で一日があっという間に終わりました─────
その後、事の至大を知らされ次々と帰宅する我が家。
妹は泣き喚きしきりに愛犬の名前を呼ぶ
父は無言でアカの肩を叩いてからBBの頭を一なでして自室に向かった
祖母はお線香をたき「ただいま」「おかえり」と繰り返す
そして一番BBの世話をしていた祖父も一言「すまんな、よく頑張った…」と身体全体を撫でる
海外に行っている母にメールをしたら泣きながら電話してきました
近所、向かいの家のBBを可愛がってくれた人達もただならぬ雰囲気に我が家に集まりお線香を焚いてくれました
夕食には身内全員でテーブルを囲んで立ち上がり愛犬を偲んで追悼
通夜みたいな…いや、通夜らしき物入りで今日が終わろうとしている。
今日一日付き合ってくれた叔父が皆を励ます。
ドライアイスや大量の氷で埋まった棺の愛犬の顔をしきりに眺め線香を炊き続ける
今日、一日が、終わる、今日というこの日が─────
家族で話しあった結果火葬当日は個別で仕事休んで全員で見送る事にしました。
そんなわけで。暫く、館内ブログお休みします。来月半ばにはたぶんひょっこり現れると思います。今はとりあえず…悲しみを乗り越える努力を出していく次第でございますアカでした。
頑張ったな、アカ。
暫くは、心のままに泣いて、想って、思って。
また、前を向けたら、BBの笑顔と一緒に、アカも笑顔になれると良いな…
お疲れ様、BB。
どうか、安らかに。
君の家族のアカが見せてくれた君の姿、君の話…忘れないから。
そして、アカ。
俺は、アカのこと、大好きだからな!!
(※ レスは気にせず!ゆっくりゆっくり…な。)