★いち、にい、さん

――――つづくことば227


次の言葉の続きを考えましょう。

詩や小説のタイトルにするのも可



*こんなにも醜いのに

どうして未だに生きているのだろう
生きる価値なんて
こんなちっぽけな僕に
あるはずないのに


*嘘は色を失う
もともと世界に色なんて存在しないけれど…
そう、僕の世界はいつでも
かすんで見える嘘の世界。

君がいなくなったあの日から
全ての色が消えた僕の世界──


*早く抱き寄せて
包み込んでしまえばよかったんだ。

君の苦しみを僕のものにしようとしたのに
けれど。
君がいってしまうんじゃないかと怖じ気づいた僕は
抱きしめる勇気を持てずに
そっと目をふせて歩き出してしまった。

間違いだと気づかずに───


*怖い気持ちを
殺すものってなんだろう?
なんて、どうしようもないこと。
今更そんなもの見つけても
なにもかもが手遅れなのだから

そうだ

───君はもういない






*いつかあなたを
あなたの幸せを
傍らで静かに見守りたいと
願ったの。
けれどあなたは私に背中を向けていってしまった
もう
さよならも言えない

悲しい

哀しい

苦しくて痛いけれど

一番哀しいのはアナタ

私を忘れずに一生を苦しむあなた

そう、

わたしはもういない────




*愛してくれる?

もし、

君がまだいたなら

こんな僕でも君は愛してくれていただろうか


愛したわ

愛したい

愛されたい

でも

そんなことより

あの時の続きをしましょう?

私の願いは叶わないけれど

あなたにもう一度会えるなら

抱きしめて笑ってほしいのです……

一人で消える悲しみは拭えないけれど

微笑むあなたが好きだから

あなたを嫌いになんかなれないのです─────




お疲れさまでした。


感想などありましたら…

*

つづくことば227

※作者:さかなさん


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