残ったもの

一つ残ったものは深い傷だけ




傷口は閉じたけど、体内にはまだ深く深く残っている




思い出したらまだ少し思い出せる





深い傷が残っているからそれを思い出して今後の恋愛に対する思いに障害が出てる



もう恋愛したくなくなっている




傷付きたくなくなっている




傷がどれだけ痛くて長く続いて怖いものだと知ったから




頭おかしくて狂いそうになったから




多くの時間を無駄にしたから




もうそういう深い関係は築かない方が良いと思ってる




そんな風に思ってる




忘れさせてくれる人はいるのかな




それでも良いって思える人はいるのかな




安心と信頼と自身を持たせてくれる人はいるのかな




そんな人が現れない限り




わたしはもう恋愛は無理だと確信している




どうでも良いか




おやすみなさい




おやすみなさい

昇華したな

たくさん酷いことを言った



今でもたくさん酷いことを思い出しては、たくさん酷いことを心の中で呟いてる



でも、これで良い



もっと時間が経てば



もっともっと記憶が薄くなって記憶が曖昧になって




もうそれで良いと思ってる




あの綺麗で静かで気に入っていた場所も、



あの楽しかった手料理も



全て忘れて




私の過去の一部になる




そして消え去る




もうそれで良いんだ




あの場所に行くことはもう二度とないだろう




それで良いんだ




それで良いんだ

そんなに俺のこと好きなんだね

何回も何回も言ってたね



認めてもらいたくて必死だったね




毒でしかない




もはや懐かしい




早く遠くに行ってしまえ
続きを読む
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2023年03月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ