K & 蒼穹のファフナー 最終回、お疲れ様でした。
ネタバレありますので、未視聴の方はお気をつけ下さい。
ファフナーは最終回まで一ヶ月半という時期にドハマりするという、我ながら馬鹿じゃねえの(笑)。というハマり方をしてから、怒濤の最終回となりましたね。
群像劇好きとしてハマり、一期から全部見ましたが、主役コンビの腐臭と死亡率の高さと涙腺壊しにきてんじゃないかという物語にハラハラしつつ見てました。
あと、完全にハッピーエンドじゃない辺り、是非続編を! と本気で思っております。
総士生まれ変わりに関しては、織姫ちゃんがちらりと口にしてたので、ある程度覚悟してましたが……やはり、ちょっと悲しかったです。一騎はお父さんする気なのか……。
しかし、生まれ変わりを“総士”と呼ぶ事については……うーん。
一騎は乙姫ちゃんと織姫ちゃんが違う存在だっていう事は受け入れてた(織姫ちゃんに名前尋ねてますし)から、“違う”ってのはわかってると思うんですが。来主みたいに、前と別個として生まれても、同じ意識が続いてるなら、まだなんとなくわかるんですが……あれ、完全に記憶無いですよね?
解釈はご自由に。なのか、次回作への伏線なのか。気になります。
あと、個人的に最終話の構成で良かったなぁ。というのは、一騎・総士・真矢ちゃんの三角関係に決着がつかなかった事です(苦笑)。つか、会話すら無いとか……。
腐女子意見が混ざってるのは多々承知の上ですが、この点に関してはちょっと安心しました。
上手く言えませんが、一騎と真矢ちゃんがくっついたとすると、そこである意味ひとつの区切りがついちゃう感じがします。それはなんとなく、この物語の主旨と合致しないというか。
ファフナーって、延々というか、永遠に繰り返される、輪廻転生とか生死流転とかの話ですから、最終回だからといって美しい結末を作るんじゃなく、まだ“今”が続いていく。と思わせながら終わる方がしっくりくる気がします。上手く言えませんが。
あ。ちなみに真矢ちゃんの事は普通に好きなので、美羽ちゃんの言葉に救われて泣いちゃうとこは可愛かったと思います。
しかし。上で色々言っていますが、もし続編が出来たとして、何年か後の海神島を舞台にした時、一騎と真矢ちゃんが事実婚してたりしたら萌えるなぁと思いました(笑)。
母親のいなかった総士のために、母親代わりになってほしいっていう、ある意味最低なプロポーズで同居してるけど、結婚はしてなくて、未だに“一騎くん”“遠見”って呼びあってるのとか、すっごく萌えます。
私の萌えが屈折してるのは、わかってるので、非難しないでくださいね(苦笑)
さて、Kの方ですが、一期の最終回と対になっているエンディングで良かったと思います。
一期は普通にいた人(尊やシロ)が消えるという日常からの解離するエンディングでしたが、今回は異能が消えて、人々が元の生活に戻っていく終わり方で、対になってましたね。
何より“白米党”(これ、結局他クランに名乗りませんでしたね)が揃ってごはんを食べるという日常の風景で締めるのは、鎮魂歌調だった一期と違ってほんわかしてて良かったです。
欲を言えば、流とイワさんにも生き残ってほしかったんですが……その辺は残念です。
悪い言い方をすると、あのふたりは十四年前の亡霊ですからね。日常に埋没するを良しとせず、過去を見ながらも未来を切り開こうとしたふたりには幸せになってもらいたかったです。
いや、多分、あのふたりが過ごした十四年っていう時間は幸福だったんでしょうが、それでも過去を忘れる事は出来なかったんでしょうな。
まあ、流がひとりで逝く事にならなかったのは、本当に良かったと思います。
石盤が無くなった以上、これ以上の続編は無いと思いますが、漫画や小説各種は楽しみにしております。
あ。青の事件簿の下巻読まないと。
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
ぶっちゃけ、昨日は仕事疲れで頭がぼんやりしてて、二作ともろくに頭に入ってこなくて、ちゃんとした感想が浮かんだのは朝になってからです。
あー……でも、疲れてるのに、アドレナリン出まくってたのか、明け方まで寝れなくて、今朝の睡眠時間、四時間くらいだったんですよね。流石にちょっときつかったですわ。