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Log:ハニー (nk)

誰かさんが、あの人はまるで鋭く尖った刃だと言った。

俺はすぐ否定した。
あの人は本当はシフォンケーキのスポンジみたいにやっこいんだよ、と。

誰かさんが、あの人はまるで狼のようだと恐がってた。

俺は笑ってやった。
狼なんてとんでもない。あの人は縁側であくびしてる猫だよ。

誰かさんが、あの人は冷たい氷みたいだって。

俺はホッカイロ代わりにずっと両手をくっつけてた茶をすすった。
あの人みたいなぬるさだ。

あの人が自分のことをクズだって言う。

俺は直ぐ様抱き着いて愛を叫ぶ。

笑ってくれよ、ハニー。

log:スイソウ (nk)

「んな顔すんじゃないよ、ナルト」

んな顔とは、俺を置いてくな一人にすんな寂しい思いさせんなどうしても行くってんなら監禁してやる知らない誰かの為に血流して知らない誰かに傷つけられるなら俺の為にここにいて、という重すぎる思いを全面に出した顔。口にしなかっただけ俺はえらい。ほめられるべきだ。

そんな独占欲だらだらな俺の思念をさらり、ばっさりかわすのがカカシ先生。

「んじゃ行ってくるから」

ひらひら手を降っていつものへにょりした笑顔で先生は任務に出掛けてった。

さすが里で1番の稼ぎ頭でいらっしゃる。
この前退院したばっかだってのに。退院した途端すぐこれだ。

あーあ、先生が小さかったら良かったのに。
手のひらサイズの先生。 そうしたら絶対外に出さない。ずっと箱かなんかに閉じこめてやる。


うわー想像したらもうたまんないわ!
ちょこちょこ動きまわって色んな障害物にビクーってびっくりするミニマムな先生やっばい可愛い!

先生にとっては超特大サイズのハムかなんかやって
「カカシ、ハム好きー」
ってなんて言ってきたらもうどうしよー!

いやいやここはハムじゃなくてナルトだ、ナルトを食わすべきじゃないか。

「カカシ、ナルト好きー」

うわーうわーうわーうわ!やーばいっ。やーばいっ。俺天才だわ。自分で自分が恐い。
これを誰かに伝えたい!
伝えたい!この思いは外に出さなきゃだめだってばよ!つーか出さずにいられん。
取り合えずサスケに報告だ!


:::


「ただいまーって、あれ水槽?」

「おかえりー。そうそう買ったんだってばよ」

「ふーん。ま、いいけど。というか金魚は?…何その怪し過ぎる顔。こわいんだけど」

「まぁいいじゃん先生」

「いいけど、ちゃんと世話すんだよ」

「もちろんだってばよ!」


あーだめだ。ニヤケが止まんねー。

ナルト、カカシ好きー!





おまけ

「なサスケ!我ながらなかなかいい妄想だと思わん?」
「あぁ、まぁな」
「だろだろ!分かるってくれるっば」
「非常食として飼っとくのも悪くない」
「………」



終われ\(^O^)/
………………………

夕飯はもちろんナルト(練り物)です。←ややこしいな

log:コイシテルヒトミ (nk)

「っぷ、あははは!どうしたカカシ!左頬が腫れておるぞ女か女かあははは愉快愉快」



「綱手さま…笑いすぎです」

「それでそれで誰がやったんだそれ。里一番の実力者のお前の左頬をブッた勇者は」

「…ナルトですよ」

「ぷーあははっグッジョブナルトっ!ナルトがどうしたって」

「知りませんよ、いきなり殴ってきたんですよ」

「ナルトくんがですか?ナルトくんがカカシ先輩をブツなんてよっぽどのことがないと」

「お前なんか言ったんじゃないのか」

「何も言ってませんよ、」

「ナルトはなんか言ってなかったか?」

「ああ、そう言えば…そんな見透かしたような目で俺を見んじゃねーとか言ってましたね。俺の心を読むなとかなんとか。お前が何考えてようが興味ないって話ですよ、全く」


「「あ〜」」

「何ですか…」

「ナルトくんも可愛いとこありますね」

「いいよいいよっー!甘ずっぱいねこんチクショーが!!最高に笑える!よし、これを酒の肴にして飲むぞぉぉ」

「え、ちょ、意味が分からないんですが」

「カカシ先輩って鈍いんですね。ちょっとナルトくんが不憫に思えてきた」

「あっはは、そこがいんだろう!3分で終わるラブコメなんざつまらん、な、カカシ」

「…はぁ(まじ意味わっかんね)」



(だあああ、思わずカカシ先生のことビンタしちゃったってばよ。だってカカシ先生が俺のこと見透かしたようにみるから。俺がカカシ先生のことすすすすすす好きとかバレてたまじやばい。恥ずかしくて死ぬ。バレてんのかな、大人の余裕で気付かないフリして俺のこと弄んでのか…なにそれ逆にいい!けど、将来火影になる男としては主導権は握っておきたいし……)


………………………
恋するナルトの話。
いい迷惑なカカシ。
気付いてないのは本人たちだけ。

log:テディベア (nk)


「ぎゃああああ」

「ナルトうっさい」

「あと1時間!あと1時間で終わっちまうってばよ」

「はあ?」

「11月22日が」

「?」

「いい夫婦の日ー」

「へぇくだらないね」

「くだらなくなーあいっ!はい、先生!脱いで服脱いで急いで」

「なんで」

「愛育みましょーよ夫婦らしく、ほら僕ちん準備万端」

「いや今日23日だから」

「あれ、そうだっけ」

「そ、勤労感謝の日。つーわけでゆっくり寝かせてねおやすみ」

「だああああめっ!!寝ちゃダメだってばよ」

「ナルトお前ほんとうっさい。お前も今日長期任務から帰ってきて疲れてんだろ?ほら寝よ」

「いやだからこそ先生を噛みしめたいつーか」

「なーると」

「…なんだってばよ」

「腕枕してやるから寝ーよ」

「う、先生ずりぃってばよ。俺が先生の笑顔弱いって知ってるくせに」

「はーやく」

「くそー明日こそは」

「うん明日をふたりで迎えられるって幸せだね」

「うん、先生好き」

「俺もだよ」


…………………………

1122記念(笑)

過ぎてるけどね 、

ナルカカなんかも曖昧なねらぶらぶなふたりでした

log:ナゾ (4k)

「先生、今日俺はじめて知ったんですけど」

「ん、何を?」

「男と男が付き合うのって可笑しいみたいですよ」

「へーそうなの」

「やっぱり先生も知らなかったんですね」

「っていうかそれ本当なの?」

「アスマが言ってました」

「アスマ君まだ子どもじゃん。子どもが恋愛を語るなんてまだまだ早い。カカシは先生とアスマ君どっち信じるの?」

「そりゃ先生ですけど…」

「けど?」

「いえ、なんでもないです」

「でしょ?」





「カカシはずっと先生を好きでいていいんだよ」

「はい、先生」

……………………………

なんだこりゃ

駄目人間×馬鹿
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