話題:結婚


もちろん結婚するのは私じゃないです。笑


大好きなにいに(一番上のお兄ちゃん)の結婚が決まりました。

しかもなななななんと!!!

彼女であるちいちゃんのお腹には!!赤ちゃんが!!!


もうね、いまもこの記事書きながら考えて涙目になってます。嬉しすぎて。

本当に家族が大好きで、何よりも大事で一番で、みんなで支え合って生きてきたし。

私とよち(真ん中のお兄ちゃん)は本当に手のかかる子だったから、きっと、お母さんに甘えたくても甘えられない部分があったかもしれない。

きっとわがままだって押し殺して、どれだけ我慢してくれたか分からない。

本当に優しくて、温厚で、妹想いで、弟想いで、虫が苦手で、朝が弱くて、競馬で負けるとちょっとイライラして、そりゃもちろん頼りないところもあるけど、私にとってはとっても大事で、大好きで、自慢のお兄ちゃんなんです。


そんなお兄ちゃんが、7か月前までは彼女ができたこともなくて競馬とアニメとパチンコばっかだったお兄ちゃんが、私とよちと比べたら絶対結婚するのは最後だろうって言われていたお兄ちゃんが、すっごく素敵な人を見つけてくれて、幸せになってくれて、授かり婚だとしても結婚を決めてくれて、こんなに素敵なことがあるのかなって。

ちいちゃんも本当に素敵な人で、にいにが選んでくれたのが彼女でよかったって本当に思う。

あの2人にはすごくすごくすっっっごく幸せになってほしい。全力で支えていきたい。

何はともあれ結婚式も挙げるようで、これからがとっても楽しみになりました。ふふふ。



まあそんなことがあって、私の中で何かがぷつん、って弾けた気がするんです。

いままでは結婚が人生の終着点だと思って、結婚がはやければはやいほど幸せで、って思ってたんです。

頭の中ではそれが正しくないことも別に分かってるのに、離れられなくて、結婚を何よりも考えてて、妥協しても安定している人がいいなって考えて。

だから、就職の決まったけいちゃんと離れられなくて、どんなに他の人に気持ちが移っても誤魔化して、けいちゃんに戻ろうけいちゃんに戻ろうって、自分の中で必死になってた部分がありました。 

でも、今回の話を聞いて、にいにが本当に幸せそうで、妥協しない結婚ってあるんだなって思って、急ぐことがいいことじゃないって、痛感したんです。


にいには28才で、ちいちゃんは29才。

まだ私がちいちゃんの年齢に追いつくまでは7年もある。

もしかしたら、あっという間に過ぎてしまうかもしれないけど、でも、いまみたいなくだらない恋愛の中で、結婚を終着点として妥協と裏切りを繰り返すくらいなら、いっそ、考えないこともいいのかなって。


そうしたら、本当に心がスッて軽くなったんです。

いままで認められなかった何かを認められたような、自分の中に一切の侵入を拒んでいた何かが、スッて心の中にも頭の中にも入ってくるみたいに、不思議な感覚。

決してそれはこわくはなくて、だからといって嬉しい気持ちでもなくて、でも、きっといまの私に必要な"何か"であることはたしかで。


別に現状で詳しいことを全部理解しようとするわけじゃないけど、すこし見えた気がする。

私が私を理解してあげるための道筋が、わずかながら見えてきた気がする。


これから私が出す答えが正解かなんて分からないし、もしかしたら、明日の私はまたまったく別の考え方をしているかもしれないし、本当に何も分からないけど、何から何までが手探りだけど、いまの私は少なくとも、ちゃんと答えを出したいと思ってる。

誰が傷付いても、ちゃんと私が人として成長できる選択肢を。

この先の私が間違っても誰かを傷付けないように、成長するための過程を。

私はちゃんと選ばなきゃいけないし、進まなきゃいけない。表さなきゃいけない。



時間がかかってもいいから、ちゃんと未来を見たい。