つくしは頭の丸い部分と横のフサフサの所を全部取り除き、水に浸してアクや汚れを落としてからバター醤油で甘辛く炒めたり、卵でとじたりするとわりに美味しく頂けます。またよもぎも若い芽だけを採って来て、すり鉢で細かくすり潰してからお餅の中に混ぜてその中につぶあんを入れたりすれば、結構美味しい草餅へと変化します。
都会の人達はそれらがまさか食べられる草だとは全く思わずに、その価値にも気付かず暮らしているのかも知れません。日本の都会の代表である東京にさえ、いたる所に食べられる草は生えており、たまにテレビの節約番組ナドでも都会の河原の土手から食べられる草を採取している姿を見かけますね。そんな時は今迄全くと言っていい程スポットライトの当たらなかった道端の雑草達の価値がやっと沢山の人達に認められたようでとても嬉しく感じる事があります。たまに韓国ドラマなんかでも山に入り、命に関わる病を治す為に薬草を採取して煎じてから飲ませたりしていますよね?
今更ではありますが、こんな風に植物には人を眼から癒したり摂取する事で内面から元気にしてくれる力があります。桜のように見るからに綺麗な花でなくとも殆どの草花達には人間の力になってくれる何か優れた所がそれぞれにあると思います。
皆さんもたまには仕事や家事や学業ナドの、日常の煩わしさから離れ、時には足元の雑草に眼を向けてみませんか?何か新しい発見があったりや、植物達から何か新しい良い事への閃きや元気が貰えるかも知れませんよ☆