この時期、矢沢あいのパラキスを読むと何故か泣きたくなる。
や、受験期じゃなくてもきっとそうなんだろうけど。
自分の人生このままでいいのかって。
好きなことを糧にして生きれたら、どんなに楽しいだろう。
でもそんな人たちは、
この世の中にほんの一握り。
そんなしょっぱい現実を知ったのは、いくつの頃だったか。
別に今に不満があるわけじゃなく、違う人生があったかもしれないというほんの少しの後悔の念と、焦燥と、センチメンタリズムと。
自分の煮えきらなさに腹が立つ。
でもこんなときに考える言葉がある。
「人生は長いんだから」
昔学校を辞めようかと思ったとき、友達が言った言葉。
卒業して、就職して、働いて。
それでもどうしても嫌だったら…やりたいことがあったら。
人生は長いんだからいつだって引き返せる。
だから、
今はとりあえず目の前のことをがんばろう。
言われたときに、
少し楽になった気がした。
いつのまにか自分が作った強固なシガラミに囚われて、身動きできなくなってた自分。
レールに乗っていないと不安で、自分で作り上げてしまっていた。
でもそんなものいくらでも壊して作り直したらいい。
そう、
言われたような気がした。
だからとにかく、
今は目の前のことをがむしゃらに…とまでは行かなくとも無難に。
ひとつひとつ終えていこう。
「気分が下を向いているときは、未来のことを思うとロクなことを考えやしない。
だからとにかく今は目の前のことをこなすだけ。
日々やるべきことを終わらせてゆくだけ。
そうしたらいつの間にか全部終わって、未来が今日になっている。」
大好きな絵描きさんの言葉。
(をアレンジしたもの。笑)
まず今やるべきことを、考えてみよう。
2008.1.31 翔太