スキャンダラスに行こう!


高校生が 3代目?! 49
2018.9.10 22:10
陽菜は 優子の肩に 頭を 付けると
「優ちゃんって 本当に 陽菜の事 大好きだよね」
「当然」
「それって 威張る事?」
「威張る事」
陽菜は クスッと 笑った
「陽菜」
「ん?」
「私から 離れないでね」
「ぅん」
優子と 陽菜が お弁当を 食べ始めると
「よっ 優子」
「げっ・・才加 邪魔しに 来るなよ」
「話が・・」
「休憩が 終わったら 聞くから」
「教室じゃ 話しにくいんだよ」
才加は そう言って チラッと 陽菜を 見た
「もしかして 陽菜 邪魔?」
「邪魔っていうか・・」
陽菜が 立ち上がろうとすると
「陽菜が 居なくなったら お弁当 食べれないじゃん」
「陽菜 食べないから 優ちゃん 食べて」
「一人で 食べきれないから」
優子は 陽菜を 座らせると
「陽菜に 聞かせれない話なら 教室で 良いじゃん」
「キーボードの事なんだ」
「だから それは もう 良いって・・私が 独学で 覚えて 陽菜に 教えるって 言ったじゃん」
「咲子さんが 小嶋さんに 教えても 良いって・・」
「さっき 断ったのに 何でだよ」
「教えてる間 優子が その場に 居ることが 条件らしい」
「私?何で?」
「二人っきりは やっぱり 怖いって」
「陽菜・・どうする?」
「優ちゃんと 一緒なら・・」
「本当に 良いの?陽菜」
「優ちゃんと バンドを 一緒に してみたい」
「あはっ・・陽菜 可愛い」
優子が 陽菜に 抱き着くと 陽菜は 持っていた ご飯を 落とした
「もぅ・・優ちゃん 溢れたじゃん」
「陽菜が 可愛いのが 悪い」
「意味 分かんない///」
「小嶋さん 顔も 耳も 真っ赤だよ」
陽菜は 優子に ギュッと 抱きついた
「才加・・あんまり 陽菜を 揶揄わないでよ」
「私は 小嶋さんを 揶揄ってないけど」
才加が 真顔で 言うと
「才加の 真顔 怖いから」
「親友に 言う言葉じゃないと 思わない?小嶋さん」
「陽菜に 聞かれても 分からないから」
陽菜が 淋しそうな目を すると
「陽菜・・お弁当 食べようか?」
「優ちゃんが 退けてくれないと 陽菜 起きれないもん」
「ごめん」
優子は 陽菜から 下りると 陽菜の手を 引っ張って 起こした

昼休憩が 終わると 優子は 陽菜を 教室へ 送り届けると 教室へ 戻ると
「咲子さん ありがとう」
「大島さんも ちゃんと 居てよね」
「陽菜・・暴力 振ったりしないよ」
「怖いから」
「陽菜は 普通だから・・ちょっと天然で マイペースだけど」
「・・・」
「私が 陽菜から 離れたくないから 邪魔って 言われても くっ付いてるけどね」
「そんなに 好きなの?」
「ダメなの?」
「ダメじゃないけど・・大島さんを そこまで 惹きつけてる 小嶋さんって 凄いね」
「陽菜は 凄いよ」
優子が 嬉しそうに言うと 咲子は クスッと 笑った

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