スキャンダラスに行こう!


高校生が 3代目?! 41
2018.6.23 16:09
食後に 4人で いつもの 公園に 向かった
「この後 別に 予定ないんだったら 私達 帰るよ」
「有華と 梅ちゃんを 待って バスケしようよ」
優子が 陽菜を 見ると
「陽菜は 良いよ」
「有華達が 帰って来るまで 時間が あるし その辺 散歩でもする?」
陽菜が 嬉しそうに 頷いた
「そのへん ブラブラして来る」
優子は そう言って 陽菜と 手を繋いで 公園を 歩いた
「陽菜・・楽しい?」
「優ちゃんと 一緒だから///」
「何か・・陽菜が こんなになるんだったら 修学旅行に 行って 良かった」
「陽菜・・淋しかったのに」
「ごめん」
陽菜が 俯いた
「陽菜?」
「・・・」
「そこの ベンチ 座る?」
「ぅん」
優子は 陽菜を ベンチに 座らせると
「陽菜・・どうしたの?」
「有華さん達に 知られたくないな」
「悪ノリ しちゃうからね」
「恥ずかしいもん」
「確かに 恥ずかしいけど・・でも 私は 嬉しかったよ」
「・・・」
「陽菜 めっちゃ エロくて 可愛かったし・・」
「エロいのは 優ちゃんじゃん・・変態」
「え?だって 陽菜の全部 欲しかったんだから 仕方ないじゃん」
「///」
「後悔してる?」
優子が 不安そうに 聞くと 陽菜は 優子の八の字眉を 愛しそうに 撫でながら
「してないよ・・優ちゃんで 良かったって 本当に 思ってる」
「良かった・・陽菜の事 泣かせないから」
「ぅん」
優子が 陽菜の頭を 抱き締めると 陽菜は 優子の腰に 腕を回した
優子は 陽菜の膝に 向き合うように 座ると 陽菜の胸に 顔を 埋めた
「優ちゃん?」
「陽菜・・眠くなっちゃった」
「ちょっ・・ダメだよ 優ちゃん 寝たら」
「ぅん・・」
「寝てるし」
陽菜は クスッと 笑うと 優子の頬を 突いていた
「何や・・妖しかね」
「小嶋さん・・優子は やさしかったやろ?」
有華と 梅ちゃんが 来て 陽菜の隣に 座った
「///」
「わかりやすっ」
「有華っ!向こうに 行って」
有華は ムッとして 立ち上がると
「優子・・早う 起こして 連れて来てや」
そう行って 才加達の方へ 歩いて行った
「優子の事 ますます 好きですって感じやね」
陽菜は 真っ赤になって 俯いた
「後悔してると?」
「まだ 分からないけど・・」
「何か 不安なん?」
「こうしてないと 優ちゃんの 気持ちが 離れちゃいそうで」
「変わらんと 思うよ」
「有華さんは 変わってないですか?」
「あれでも 前より 優しゅうなったと」
「・・・」
「佐江ちゃんも ゆきりんに 優しゅうなったとよ」
「優ちゃんも 変わらないかな」
「変わらんって・・前よりも『好きや』って 言うよ」
「有華さん」
「もっと 大切に 思うようになるんやで」
「好きって 思いも 前より 大きくなるし」
「宮澤先輩」
「小嶋さん・・優子 起こしてよ」
「秋元先輩」
「バスケしたいんだけど・・」
「優ちゃん・・爆睡してて」
「それって 小嶋さんが そうしてるから 優子ちゃん 爆睡してるんじゃない?」
「柏木さん」
「優子ちゃん 帰って来て 良かったですね」
「ずっと 話してたから・・」
「話してただけじゃないじゃん」
佐江が ニヤニヤしながら 言うと 陽菜は 真っ赤になって 俯いた
陽菜の腕に 力が 入ると
「陽菜?」
優子が 陽菜の胸から 顔を 離すと 佐江と 有華の ニヤついた顔が 見えた
「優子・・バスケしよう」
「陽菜・・帰る?」
「柏木さんと 一緒に 見てる」
「じゃあ・・コートまで 一緒に 行こう」
優子が 陽菜の膝から 下り 陽菜に 手を差し出すと 陽菜は 嬉しそうに その手を掴んだ
才加 佐江 有華が 騒ぎながら 歩き出すと ゆきりんと 梅ちゃんは 笑いながら 3人の後ろを 歩き その後ろを 優子と 陽菜が 手を繋いで 歩いた

続きを読む

0




前へ 次へ
ブックマーク トップ


-エムブロ-