隠れ日記

注意書きでも書きましたが､こちらの妄想は現代パロディで
慶次→幸村→佐助
です｡矢印だらけです｡
幸慶幸､幸佐幸をそれぞれ考えていたら､結果､こうなりました(笑)

佐助の矢印はどこへも行きません｡
もしくは公式のように､本気か冗談か解らない軽さでかすがにちょっかいを出している感じ｡
ちゃんと女の子と付き合う…というよりは､フラフラしている｡簡単に言ってしまえばチャラ男｡

・佐助と慶次はチャラ男コンビで仲良しさん
・幸村と佐助は兄弟のような幼なじみで､昔ながらの仲良しさん
・三人供同じ学校｡佐助経由で幸村と慶次はお友達に｡

以上が設定｡で､以下､練りもオチもなかったＳＳもどき｡





下校時刻｡久しぶりに､三人並んでの帰宅｡
｢最近､佐助付き合い良いよね｡｣
｢あー､うん｡この間別れたからさ｣
くだらなくも楽しい会話の中､慶次が放ったのは何気ない一言｡
それに答える佐助の声も､普段通りのあっさりとしたもの｡

(あ､ヤバイ｡)

しかし､一瞬変わった場の空気に､慶次は己の軽率な言動を後悔した｡
それは無神経なことを聞いてしまった､という後悔…ではなく｡
佐助の向こう側にいた幸村の顔が､一瞬､喜びに輝いたのを見てしまったから｡

(あー…なんでこのタイミングで聞いちゃったんだろ…)
ちょっと考えれば､解ったハズなのに｡
後悔先に立たずとはよく言ったもので､どんなに自己嫌悪に陥っても､一度発してしまった言葉はもう回収が出来ない｡

｢あのおなごとは別れたのか｡｣
｢うん｡俺様フラれちゃったー｡｣
旦那慰めてー､とふざける佐助の姿に､胸の奥にモヤモヤとした感情が沸き起こる｡
友人同士の､ただの戯れだとは解っている｡
解っているが､純粋にそう思っているのは､きっと佐助だけ｡

｢こ､こんなトコで抱き着くな！馬鹿者！｣
怒る幸村の顔は真っ赤｡
そりゃそうだ､好きなやつに抱き着かれ､更には｢慰めてー｣と来たもんだ｡
真っ赤にもなるさ｡

｢お前達ホント仲良いよな｣
慶次は呆れたふうに笑ってみせたが､胸の内は後悔だらけ｡

佐助が誰かと付き合う度､幸村の表情は険しくなる｡
別れたと知る度に､嬉しそうな表情をする｡
その顔はどこか期待を交えているようにも見えて､何度も慶次の胸を痛ませた｡

(俺なら､アンタを幸せにしてやれるのに｡)

『そんなヤツを想うのはやめて､俺のコト好きになっちゃえよ｡
絶対､幸せにするからさ｡』

月並みな安っぽい台詞を思い浮かべ､慶次はかぶりを振った｡
その問いへの答えもまた､ありふれた､安っぽい台詞だと知っている｡

『ごめんなさい｡
この人じゃなきゃ､ダメなんだ｡』






…ここまでです｡
本当は佐助も幸村も慶次も､もっと青く可愛くしたかったんですが､私の力量では無理だと悟りました｡
勢いで書いたまま練らず落とさずで放置してきたので､非常にヒドイ文章です｡
内容云々以前に､読み辛いです｡ごめんなさい｡

片思い好きなんです｡
片思い書きたかったんです｡読みたかったんです｡
誰か､甘々な片思い書いてくれ！


以上！





ここまでご覧いただき､ありがとうございます｡

お目汚し失礼致しました｡








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