生まれてくる命にさえ、病んでいる。
小川洋子は、どこまで、なにもかも、病むのだろう?
病んでいる原因は、どことなく曖昧。表題作『妊娠カレンダー』については、言うまでもなく病んでいる人物としての「姉」より、「私」にこそ狂気を感じる。ごくごく、自然に溶け込んだグロテスクな感情。
骨格の歪みを淡々と話す先生、給食室を見つめる親子。
ファンタジーではないが、結局はファンタジーでしかない。そこに、自然にあるものが、酷く病んでいる。
登場人物の名前が基本的に明らかにされない点(なぜ二階堂先生だけ固有名詞なのかはよくわからないが)も、どことなく、感情移入を阻んで、客観的に病んだ世界を除きみることに繋がる。
ぶれないな。昔から、ぶれない病んだ世界。
もちろん、小川洋子らしく年下男子成分アリ。
情けないくらい、私は機械に弱い。パソコンなんか全然わからない。
取りあえず、小さいノートパソコンがほしい。いま使ってるの遅いし、へんなエラー出るし。
ネットはケータイと3DSで事足りるから、単にWordを使いたいだけ。本当、Wordだけ。
ワープロでええやん、というレベル。
ネットでパソコン買って、Wordが入ってなかったらいややなーとか思ってしまい、買えない。詳細を見てもいまいち意味がわからない。
店頭だと、全然知らないもんだから、わからないうちにいろいろ売り付けられそうで怖い。
やんがいれば心強いのだが、次にやんに会うのはゴールデンウィークだから…。
誰か一緒に来てくれないかなー(;¬_¬)