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tears in the garden


一粒の涙で大地は潤わない
一晩泣き疲れても花は咲かない

抱く悲しみなどその程度のものだから



あのひとこのひと


話ししてる午後3時
デザートに舌鼓
これ以上ないほど甘いのは
きっと君のせいだよ

“この”人はいつか“あの”人になる
運命の線上ではやむを得ない
だから繋いでおこうよ
手は恥ずかしいから気持ちだけでも

灯りがともる午後10時
夜の闇にため息
心許なく寒いのは
きっと君のせいだよ

“あの”日が“この”日を羨むくらい
今を幸せに生きたいんだ
たぶん繋がっているよね
小指に結ばれた細い糸が

どうせ流してしまうなら
気持ちと同じ温かさの涙を感じたい

“この”人はいつか“あの”人になる
運命の線上ではやむを得ない
“あの”日が“この”日を羨むくらい
今を幸せに生きたいんだ
あのひとこのひと人差し指で描く
運命線上の列車に揺られながら進む



悲しみのために鐘は鳴る


痛みを伴うときめきははじめこそささやか
日を追うごとに増幅してゆき今や鼓膜が裂けそうになる

果たして鐘は祝福なのか?
はたまた臨終に向かう開始の合図か?



プライド


あなたの常識をもって私の鼻をへし折るの?
通用すると思ってる時点で愚かしさを露呈してるわ
足りないおつむはわたしの言葉を理解できているかしら

ハート撒き散らして返り討ちにしてあげる



風にさらわれた、声


拙い歌声を補うかのように声を張り上げ続けた

いつしか歪なメロディーさえ叫べなくなってしまった

私は大切なことばかりに気を取られてコミュニケーションの術を失った



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