映画ベルセルクもいよいよ3作目。
レイトショーのみR18指定ということで私、期待と不安のマーブルマインド(←ダサい)で臨みました。
男女比は半々ぐらいだったでしょうか、前作までより座席も埋まっていたように思います。また今作が重厚な蝕を中心にしていることと、18禁バージョンであることもあり何と無く会場内はソワソワというか。
ざわ..ざわ..みたいな雰囲気が上映前から充満していました。

凡そ原作に沿ったストーリーで、ガッツの帰還⇒グリフィス救出⇒蝕…という流れです。が、バーキラカ先生の登場するタイミングが原作と若干違いました。
牢獄からの脱出を阻むバーキラカとガッツ達との活劇シーンは好きだったので、少々残念です(←カットでした)

蝕に至るまでもほぼ原作通り。
旧アニメ版と比べるとグリフィスの心象描写やモノローグが多めで、そこは現代のアニメっぽいなと感じました。

そして、注目の工ロシーン(こら)

先日もチラっと触れましたが、前作Uのグリフィスと姫の方が観ていて恥ずかしかったです。私。
ガッツとキャスカは2人共アッサリとした性格なので淡白というか…
好き!⇒ガシッ⇒ドサ⇒ギュッ、終わり!みたいな爽やかさがあります。

それに比べてグリフィス…
奴はやらしいなァ。なんだかねっちょりした感じ(⌒-⌒; )
工ロはそんな感じでした(こらこら)

蝕の不気味さや絶望感は、原作や旧アニメのほうが陰鬱だと思いました。何故なら今作の映画版は絵が美しいので、ドロドログチャグチャした場面もどこかサラッと綺麗に見えてしまう。
それがリアリティを損なうかというと、そうでは無いのですが…

原作、旧アニメ、映画、それぞれ持ち味があります。映画3作はどれも美しいベルセルクを堪能出来ました(*^^*)
続編があっても不思議じゃない終わり方でしたので、その点も大いに期待しています☆