今を生きる、とか私らしく、とか
戯言にしか聞こえなかった
透き通る澄んだ青空の青を切り取って
黒くよどんだ心に貼り付けても私の雨はやまなかった

傷付きすぎて歩き方も眠り方も忘れてしまった

ただね、消えてくれない悲しみを握り締めて
ずっと雨の中で蹲っていたかった

弱いから逃げ出す事ばかり考えて
だれも信じないなんて幼い疑心振り回してたね
この場所が生きにくいんじゃなくてきっと
ただ、生き方が不器用なだけでした
きっと誰かが傘をさしてくれるのを待っていたんだ

残酷な世界の片隅で 誰かが誰かの血で温まるそんな絶望より
此処はきっとまだ呼吸しやすいから
自分だけが苦しいわけじゃないって解っていても
心はガラス細工みたいだから
きっと ずっとは笑えなくても

確かにいま、私は私らしく今を生きてる
強がりじゃなくて戯言じゃなくて

幸せはきっと小さな積み重ねで幸せはきっとすぐ側にあるんだと

やまない雨はないように
明けない夜はなくて
とまらない、悲しみもないんだよ

きっと

きっと