話題:引きこもり

あれは私が30歳の夏の出来事です。
30歳になった私は、完全に安心しきってました。もう変態に関わらずに済む!と。
その日は、とても暑く、私は急に冷麺が食べたくなりました。
よし!昼食は冷麺にしよう!
その頃の私は主人に家計を任せて、食費だけを頂いて遣り繰りしていましたが、たまにのちょっとだけの贅沢ならいいかな?てな感じで近くのコンビニに冷麺を買いに出掛けました。
そして、その帰り道。
何故か、大型トラックが私の後ろをついてくるのです。
この先は民家だけだし、トラック通れないぞ?
なんだろ?このトラック?道間違い?
私は不思議に思いながらも、無視して家へとてくてく歩いていきました。
そして民家が見えてきた時です。そのトラックの運転手が『お姉さん、遊ばない?』と声を発しました。
まわりには私だけ。
えっ?私に声をかけてるの?
私は驚き、声の方に振り向きました。
そこには私より若そうな男性運転手がいました。
『無理』そう言って私は再び歩き始めました。するとトラックは諦めたのか、バックしていきました。(民家への道なので道幅狭い)
私はショックでした。
もう30歳になったから、そういうこととは縁が切れると思ったのに(。>д<)
それ以来、私は外に一人で出掛けることを止め、引きこもってしまいました。
主人は私が引きこもりになったので、喜びましたけどね。