監督さんにお礼を言った
まだやっぱり緊張した
学校大丈夫なの?ときかれた
無理しなくていいと言われた
覚えてくれていたことがすごくうれしくて、優しい人なんだと実感した。
でもやりたかった
監督さんが与えて下さったチャンスを無駄にしたくなかった
頑張りたいとおもった
監督さんは大人はみんな自分が生き抜くために新しい芽は摘みたいのだと言っていた
良くしてくれたということは、きっと才能があるだなんて思われてなくて、でもやりたい想いは伝わったんだと思う
社交辞令かもしれないけど、監督さんから私だけに向かって発せられた「頑張って下さい」という言葉だけで私は限界までやれる気がした。
いつかまた再会するために、いつかまた教えてもらえるように、いつか一緒に創るために、
私は全力で走り抜ける。
自ら扉を叩き、監督さんに導かれ、家族や友達まわりのみんなに助けられながら、
自分の目標とする世界へ一歩踏み出すことができる
今までの道のりも決して無駄ではなかった
すべてに感謝の気持ちを忘れずに歩いていこう
これからも私らしく歩いていこう
もしまた会えたらあのシーンの話をしよう
カットしたはずのあのシーン
でも私は知っているの
どこかで観たことがあるの