冒頭からさっそく流れるアイルランド音楽。大好きなバウロンの音色を楽しめる!
しかし、最初のシーンでの盛り上がりとは裏腹に、昔のアイルランドの厳しく辛い歴史が綴られる映画です。
アイルランドに存在していた「修道院」・・・という名の更生施設の物語。
結婚せずに子供を産んだとか、レイプされたとか、その当時カトリックが大きな規範だった
その社会で許されざる性の罪を犯した・・・とされた女性たちが、洗濯をして働いていた。
辛いけれど、食い入るように見てしまう。
面白いことはなにもない、ただひたすら悲惨な映像の連続だけど、様々なことを考えさせられる。
その当時のカトリック教会の信念から見てみたら「当たり前の罰」なんだろうな、
間違ったことだなんて、思いもしない。「清らかな修道服」を着た自分たちが、
どんなに「醜い姿」に見えるか、知りもしない。
きっと、同じようなことは、世界中で行われてる。
結婚せずに交際すれば騒がれる、たたかれる。
レイプされるのは女の人が悪い・・・カトリックという社会規範にとっては容認
してはならなかったのかもしれないけれど。でも、その規範であるはずの教会も・・・
ああ、どうかこのような施設だけは、二度と作られず、
このような行為だけは、二度と行われることのないように。
今日はなんだか、投稿したい気分。
新しい「アイルランド・シネマリスト」のカテゴリも作成!
映画でもアイルランドを味わえるんです、日本に居ながら。
文章をまとめて、、、さて、なにから書こう。
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来月は、アイルランド月間の3月。アイルランドを知ってから、
なんでもなかった3月が特別な数字に見えるようになりました。
アイルランドの祭日セントパトリックスデーがあるからです。
3月20日には、東京・代々木公園にて「アイ・ラブ・アイルランドフェスティバル」が
開かれます。日本全国でも毎週のようにアイルランド祭があります。
なんと、東京〜沖縄まで( ゚Д゚)
※ アイルランドの祭日、セントパトリックスデー自体は、17日です。