そろそろ日本語に出来そうだから感想書くー(0ω0)
13日に芸術鑑賞でミュージカルみてきた!!
公演してくださったのは『わらび座』さん。
今回はアトムでした!
とりあえず
・私の知ってるアトムと違う。
・神楽坂(acted by遠藤さん)の歌唱力…!
・スーラ(acted by岡村さん)の貫禄…!!
・アズリが男前
・片思いって何だろう
・アトム人形ェ…
・ドラム缶んんんんんんん
この辺すごい思った。
まず、ミュージカルミュージカルはDVDでしか見たことなかったんだけど、迫力がすごい。
今回結構前の方だったから、余計にそう思ったんかも。でも多分、それ抜きにしても十分すぎる迫力だと思うわ。
最初に歌い出したとき、うぉっ!ってなってしまった。
パフォーマンスしながら、あれだけの声量出して歌うのって簡単じゃないはずなのに、そんな素振り一切見せずに、むしろ笑顔でやってたのを見て、あぁプロだなって再認識。同時に、本当に好きなんだろうなって。
また見たいって思ったから、大学合格したらちょっと遠出したりして見に行きたい。
合格出来るかわかんねーけど!!
片思いって何だろうについては、
・開演前
友達とパンフレットみたいなの見ながら、あれこれ話してたんだよ。
で、友達が
アズリ→←マリア←タケ
の構図を見て、
「あぁ!これ辛い!片思い辛い!」
って言ってたんだよね。
はいこれ開演前ね。私たちの平和な想像ね。
・終了後
私『ねぇ』
友「ん?」
『片思いって何』
「そ れ な」
『おい片思いなんて生易しいもんじゃなかったぞ。ぐちゃってたぞ。昼ドラのようなぐちょぐちょ加減だったぞ。病んでたぞ。』
「うん。全然違ってどうしようかと思った。」
ってなったのよ。
片思いってもっと純粋なもんだと思ったのよ。
まさかアズリ殺しちゃうとか思わねーですよ。
まさか「ヤりたいんだろ!?」を聞くとは思わなかったのですよ。
私的に、これがこの話における最大の衝撃展開。
ででで、
謝罪しなければならないことがあるとしたら、
ダッタンにゲッタンとか言って申しわけないwwww
違うんだよ初めてパンフみたいなの貰ったとき、ゲッタン?って空目しちゃってそれが頭から離れなくなっちゃったんだよ!!
ダッタン(acted by長掛さん)はすごい良い人だったよ。私らが帰る時に舞台裏?で、にこやかにしてたのに和んだ。
個人的に、泣く演技っていうかがすごいリアルで涙誘われたよね。
あぁ、演技って言えば、皆息がすごいかった。
私専門家じゃないから、どこがどうって言われたらうまく説明出来ないんだけど、感覚的に凄いなって……私凄いしか言ってねぇぞ。
で、神楽坂さんね!
ソロパートみたいな時に度肝抜かれた!
声の声量もなんだけど、太さがすごい!(野太いって意味じゃなくて。)
私高い声も好きだけど、中性的な声から低い声が好きなのもあって、がっつり持ってかれてしまった…!!
そしてスーラの貫禄ね!
華〇なる一族に出られそうな貫禄だったよww
なんか一人だけ違う空気纏ってたんだけど、それが逆に良い感じに敵なのか味方なのか分からない役処にはまってたと思った。
個人的ベストシーン
・マリアの鉄パイプ振り回すシーン
・序盤の、トキオが神楽坂に嘘ついてたことを謝罪する時のウメちゃんのお小言
・↑と同じ時のトキオの犬に静かにってやるとこ
・ほんとに序盤の、ヘレンのが扉に駆け込むシーンの、ヘレンです、の言い方
・エミの、お前はロボットを愛せるのかって問いに対する「無理。」の答え方
見るポイントがおかしいとは言わせない!!
トキオは心情の揺れ動きに感情移入しやすかったのがあるかな。
主にマリアとの間でピントが行ったり来たりしてるんだけど、マリアが一つの事に関してを、作品全体通して解決っていうか、追求し続けるっていうかなのに対して、トキオは一難去ってまた一難、みたいなのを地で行ってたかなと。
ざっくり書くと、
嘘ついてることに関してを解決→アズリの死→報復を決意→僕がアトム?→あいどんのーわっちゅーみーんみたいな。
だからやっぱり一番感情移入しやすかったな。
そしてあれね、私の知ってるアトムと違う、これね。
私アトムのアニメ観てた人だから、
何らかの事件発生
↓
空を越えてアトム出動
↓
改心しようぜ!
↓
一段落
↓
終わる
みたいな展開だと思ってたんだけど、
全然違った。
かすってすらいなかった。
そんな単純じゃなかった。
心とは何か、人とは何か、みたいなものを考えさせられたり、人間の業の深さとか、いつの時代にもある人の身勝手さと醜さを感じたり。
例えばアズリの、君は人間なのに、って言葉は、ちょっと深読みしてみたり。
あぁそれって、やりたいことが出来ない、それも自分の都合じゃなくて他人の都合のせいで出来ない、人間のせいで出来ないのに、その人間がやらないのは、ある意味最大の侮辱なんだろうな、とか。
アズリもダッタン死んじゃったけど、その死が死として捉えられない、壊れてしまったって扱いなんだよなって思ったら、どこからが死でどこからが壊れることなんだろう、って。
内臓があったら?脳みそがあったら?ちょっとこれは複雑だったかな。
結局、人間は不釣り合いな技術を手にした分、思い上がるようになったんでしょう。
例えば命すら作り出せる。
なんてね。
いつかはその思い上がりが人間を殺すんでしょう。
そう考えると、この作品におけるロボット達の報復って、この先の将来を暗示してるような気もしちゃったりね。
The 深読み
神楽坂さんが一番男前な気がしないこともない。
以上感想っぽいレポもどきでした!!
興味がある方はわらび座さんを調べてみるのがよろしいかと!!