幼子に絵本を読み聞かせるのと限りなく近いイメージで難解な文章は出来うる限り省いて説明したつもりだったのに彼には全く伝わらなかった。想像を何倍も上回るその馬鹿さ加減に呆れ果てながらも何方か一方の選択を迫られても両方を得ようとする彼の強欲さがちょっぴり羨ましい、なんて笑えるね。