卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。

彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。

そして、第二の事件が起こる。刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。






この作品では、茶道や剣道などの内容が色濃く出てくるのですがどちらにも疎い自分にはなかなか理解しながら読み進めるのが難しかったです(笑)


仲の良かった人間同士が、2人の仲間の死によりだんだんと壊れていく。

…面白かったです。


作品中ははっきりと書かれてはいないですが、最初の事件は勘違いから始まっているとしたら可哀想でした。


結局、幸せに結ばれたカップルの描写がなかったのは残念です、…見たかったぁ…


次の作品も機会があれば読んでみようと思います。