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デュラララ!!

「楽しみだなあ。楽しみだなあ。楽しみだなあ。この街は俺の知らない事がまだまだまだまだ溢れ、生まれ、消えていく。これだから人間の集まる街は離れられない!人、ラブ!俺は人間が大好きだ!愛してる!」

東京・池袋。そこにはキレた奴らが集う。非日常に憧れる少年、喧嘩上等のチンピラ、ストーカーもどきの電波娘、趣味で情報屋を営む青年、ヤバイ患者専門の闇医者、魔物に魅せられた高校生、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。

そんな彼らが繰り広げる物語は痛快な程マトモじゃない。だが、彼らは歪んでいるけれども−恋だってするのだ。


×2
「私は、人が好きよ。誰が好きかって?違う、違うわ!私は人間がみんなみんな好きなのよ!どこが好きかって?野暮なこと聞かないで!全部よ、全部。なにもかも、なにもかもが好きなのよ。だけど、あなたを愛する事はできないわ。だけど、あなたは私を愛して」

東京・池袋。そこには人を愛することが不器用な人間が集う。自分の立ち位置を悩む女子高生、池袋を取材する三流雑誌記者、セクハラ疑惑の教師、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。

そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく―。


×3
「あんたは人を殺せるか?新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるか?自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても……結局お前は誰か他人を使うんだろう?笑える程に、卑怯な奴だなお前は」

東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。

そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう―。


×4
「数年前から目撃されている黒バイクというのは、貴方の事で宜しいんでしょうか?何の目的でこんな危険なバイクで街を走行しているんですか?犯罪を犯しているという意識はあるんですか?」

東京・池袋。そこには様々な火種とそれに振り回される人種が集う。池袋の都市伝説を放映するテレビ局、服装と特性がバラバラの奇妙な双子の新入生、兄と正反対の有名アイドル、ダラーズに憧れる少年、果ては殺し屋に殺人鬼、そして一千万の賞金が懸かった“首なしライダー”。

そんな彼らが過ごす賑やかな池袋の休日は、今日も平和なのだろうか―。



×5
「ダラーズが、随分と変な事になってるようだねえ。わくわくしてこないかい、君の大好きな非日常が始まるよ?」

東京・池袋。そこには再び動き始めた折原臨也の意趣返しが集う。何でも屋として仕事を請け負う異国の二人組、静雄を探し続ける家出少女、窮地に立たされるバーテン風の男、ダラーズに復讐を宣言する女たらし、ひたすら帰りを待ちわびる闇医者、何者かに狙われるクラス委員、それに気づかない同級生の少年、そして混沌の渦に巻き込まれて堕ちていく“首なしライダー”。

そんな彼らのGWは、果たして日常か非日常なのか―。



「彼は、平和島静雄。池袋で一番危ないって言われてる殺し屋なんだ―」

臨也に嵌められ街を逃走しまくる静雄。親友の苦境に今更になって気づく正臣。何も知らずに家出少女を連れ歩く杏里。先に待つ出来事を想像できなかった茜。黒バイクとの接触に興奮を隠せない女。一人悶えつつも帰りを待ち続ける新羅。思い通りに事を運ぼうと画策する青葉。ダラーズに意趣返しを繰り広げる千景。そして首なしライダーが救うのは―。


池袋は今日も歪んだ想い達を包み込む。さあ、みんな一緒に、デュラララ!!×6


「僕は何もしていないよ。あれは、ダラーズみんなでやった事だから―」

東京・池袋。この街の休日はまだ終わらない。臨也が何者かに刺された翌日、池袋には事件の傷痕が未だに生々しく残っていた。すれ違うことなく街を徘徊するクラスメイトの男女、弟に付きまとう女の動向を窺う姉、最強の男を殺すために強くなろうとする少女、兄のことなど気にせずひたすら無邪気な双子、今後の自分を憂い続けるロシア出身の女性、過去の未練にしがみつくヤクザな男、休日を満喫しようと旅行に出た闇医者、そして安心しきりの首なしライダーは―。

さあ、みんな一緒に、デュラララ!!×7



「最近、帝人君の様子がおかしいんです。まるで……紀田君がいた時みたいに―」

東京・池袋。表面上は何も変化のないこの街も、夏を迎え、水面下で熱い歪みを抱えていた。孤独な戦いに身を溺れさせる帝人。過去を清算するべく池袋に戻った正臣。帝人を心配しセルティに悩みを相談する杏里。それぞれの思惑で動き始めた三人の行方とは―。

さらにその裏側で大人達は別の事件に絡んでいく。ストーカーの影に怯える聖辺ルリと彼女を心配する羽島幽平。弟の悩みを何故かセルティに相談する静雄。杏里と静雄という友人達の悩みの狭間で首無しライダーが起こす行動とは―。

そして、情報屋も静かに動き始める。
さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×8


「情報屋だかなんだか知らないけどさ。ちょっと目立ちすぎだよね、折原臨也さん?−でも、もう二度とお仕事とかできなくなるしねえ」

東京・池袋。少年少女たちが歪んだ友情の中で抗う中、折原臨也の許に一つの依頼が舞い込んだ。それは闇カジノの裏を探るというもので、その結果、暗躍する臨也を狙い複数の組織から目を付けられてしまう。あげくついに監禁されてしまうのだが、魔の手はさらに双子の妹たちまで伸びていき…。

不適にわらう情報屋が手にした真実とは?臨也の過去に何があったのか?そして、新羅を看病中の首無しライダーは−!?

さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×9

卒業 東野圭吾

卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
親友・相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。

彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。

そして、第二の事件が起こる。刑事になる前の加賀恭一郎、初登場作。






この作品では、茶道や剣道などの内容が色濃く出てくるのですがどちらにも疎い自分にはなかなか理解しながら読み進めるのが難しかったです(笑)


仲の良かった人間同士が、2人の仲間の死によりだんだんと壊れていく。

…面白かったです。


作品中ははっきりと書かれてはいないですが、最初の事件は勘違いから始まっているとしたら可哀想でした。


結局、幸せに結ばれたカップルの描写がなかったのは残念です、…見たかったぁ…


次の作品も機会があれば読んでみようと思います。

悪の教典上下

貴志祐介


晨光学院町田高校の英語教師、蓮見聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。

しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。

学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき―。

ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。



圧倒的人気を誇る教師、ハスミンこと蓮見聖二は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。

三人の生徒が蓮見の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。

蓮見による狂気の殺戮が始まった!

ミステリー界の話題をさらった超怒級エンターテイメント。






いや…恐かった〜
自分の担任がこんなだったらと思うとぞっとしないです。

でも、読んでると少し爽快です(笑)
沢山の生徒をいろんな手練手管を駆使して殺していくところが。

…小説だから言えることですが。

これ、映画も見ましたがやっぱり小説読んだ後に見ると「これは、そういう意味だったのか」って理解できて面白いです。


続編、というか蓮見先生と生き残った三人の生徒のその後を読んでみたいです。
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