雑踏、僕らの街・1
 2024/4/14

●今放送・配信されてる作品

■トランスフォーマーアーススパーク 27話
あらすじ『レース場をこっそり走っていたバンブルビーはGHOSTの捜査官に偶然目撃されてしまう。聞きつけたシュローダーがマルト家に調査に訪れる。すると地下基地の緊急封鎖モードが発動し、基地にいたテランたちは閉じ込められてしまう…』
OP映像が新しくなった。ハッシュタグ達も追加された。
バンブルビーは今は走りのタイムを縮める事に熱心。レース場で一人で走っているところをゴーストの捜査官達に見られてマルト家にいると突き止められてしまった。なのでずっとバンブルビーの行方を追っているシュローダーが訪ねてきた。
バンブルビーの走りの練習はマルト家の敷地内でも行われている。テランの皆も一緒に飛んだり走ったり。ツウィッチは真面目に訓練やろうよとお怒り。シュローダーが来たらナイトシェードが作った緊急封鎖モードが発動して地下の基地への出入りが出来なくなった。
そのせいで子供達とテラン達は地下に閉じ込められ、バンブルビーは地下へ入れなくなってしまった。ナイトシェードのミスで十時間は封鎖されているし脱出ポッドもまだ作っていない。シュローダーの相手はドットとアレックスが担当してバンブルビーはどうにか隠れた。
シュローダーはバンブルビーが行方不明になった後に世界中のレースで黄色い車が優勝している、どの車両もエネルゴンブーストを使っていたから同じ跡が残っている、昨日の夜に撮られたアレックスの車の写真もそうだ、今日ウィトウィッキーでレースがあるからそこでバンブルビーを捕まえる…と語る。
アレックスパパの職業が教職なのは結構前に明かされてたけど教授なんだ(シュローダーがそう呼んでた)。
シュローダーはアレックスを連れてレース場に向かった。ドットはバンブルビーの軽率な行動を咎める。バンブルビーは戦前に友達だったレース好きのトランスフォーマーを探す為にレースに出ていると語った。
ドットはシュローダーがレースに罠を仕掛けていると警告して止める。バンブルビーは行かなかったらシュローダーはドットかアレックスが告げ口したと考えるだろうと言ってレース場に向かった。
レース場にはバンブルビーが捜している友人のブレークダウン(CV梅原裕一郎)がいた。ブレークダウンはアーススパークでもディセプティコンのスタンティコン部隊の所属。今は野良ディセプティコンでゴーストから逃げている。
再会した二人は昔(戦前)みたいだと喜ぶが、お互いに敵対勢力に入って袂を分かった事を責める。
ブレークダウン「オプティマスの仲間になったくせに」
バンブルビー「お前も一緒に来れたんだぜ」
ブレークダウン「俺はディセプティコンのスタンティコン部隊だ。生き方が違う」
バンブルビー「いや、自分で選んだ」
ブレークダウン「選んだ? お互いに辛い選択をしてきた」
バンブルビー「いいか? 過去はもう変えられない」
バンブルビーはゴーストがトランスフォーマーを捕まえる為に罠を仕掛けていると忠告する。しかしブレークダウンは危険なほど早くなれるとスリルを楽しみたい。
ブレークダウンはやめさせたいなら勝負して決めよう、負けたらもうレースには出ない、俺が勝ったらエネルゴン抑制装置をもらおうと持ち掛ける。バンブルビーはそれに乗った。
ツウィッチの気が立っているのはアレックスがシュローダーに連れて行かれてしまったから。家族が危ない時に何も出来ないのはもう嫌だ、もっと強くならなきゃ、パパが助けを求めていたらちゃんと助けられるようになりたい…と焦っていた。
スラッシュはツウィッチとバンブルビーに頼ってばかりだと謝り、力にならせてと言って寄り添い、ドットとバンブルビーがアレックスを守ってくれると慰めた。皆はテレビで問題のレースを見る。
純粋に再会を喜びながらも相手が敵対勢力に行った事をお互いに責めるって戦争のせいで複雑になってしまった友人関係を見せてくれたバンブルビーとブレークダウン良すぎる。
次回予告がバンブルビーとブレークダウンのシリアス会話なのも良い。


■シャドウバースF 75.5話
この四月から放送再開して新章のアーク編に突入。その前に前章の振り返り。ライトとドラグニルと前作組でオーディオコメンタリー。
ヒイロがこの頃は仮面つけてたなと懐かしんだりライトに何でつけてたのか聞かれてルシアに…と説明したりするところ好き。
ツバサ対アンドレアのところでアリス、リョウガ対ウルフラムのところでカイとカズキ、レン対ヒナのところでマウラ、スバル対カグヤのところでミモリもコメンタリーに参加。参加タイミングは自分と同じクラスのバトル。
ヒイロ「おお〜! マウラ〜!」
マウラ「ちょっと保護者さん? みだりに人に抱きつくものじゃないって教えてないんですか?」
ルシア「ヒイロ離れて。今度教えておくよ」
マウラが来て感激して抱き付くヒイロとうろたえてルシアに助けを求めるマウラのわちゃわちゃが最高すぎる。ヒイルシマウも好きなので。
ミモリがなかなか来ない事を気にするアリスをマウラは「すみませんね、黒羽アリス。愛しの人より先に着いてしまったようで」「一緒に見たかったでしょう?」と弄った。
あのメンバーの中で一番交流が薄いだろうマウラから見てもミモリとアリスの関係はそんな感じなんだとわかる名台詞だ。ヒイロとライトは二人(アリスとマウラ)が似てると話す。
一番最後にミモリが到着。遅くなったのは宿題で忙しかったから。皆からミモリがまだ来ない事を散々弄られたアリスはすっかりご機嫌斜め。
ミモリがスバルとカグヤの兄弟対決のところでタクマとセイヤを思い出したと言っただけでアリスは拗ねた。
アリス「私の事は忘れて宿題してたのに別の男の人は思い出すんだ」
ちょっと遅刻しただけ、他の人の名前を出しただけなのに!? 完全に恋人同士の拗れ方では!?
でもミモリがどんなにアリスの事が好きで出演番組や歌をすごい回数リピートしているか語ったらアリスも恥ずかしくなって落ち着いた。
カズキは二人を「ラブラブじゃんね〜」と弄る。ミモリとアリスは「ラブ…!?」と声を揃えて動揺。どこからどう見てもラブラブ。
スバルに負けたカグヤがいい顔をしている、ヒイロに負けた時の君orあなたに似てるってバチバチ火花を散らすルシアとマウラに笑った。仲良くしろ!
続いてシオン対ヴォーデン、イツキ対ルシア、ミカド対ルシア、ライト対ヒイロもコメントしながらの振り返り。
アリスは今でもルシアはバトルする時に冷たくなると指摘。
アリス「ていうかヒイロお兄ちゃんの話ばっかりしてるし」
ルシア「まあ大切な人だから。ねっ」
ヒイロ「おお! 大切な人だぜ!」
アリス「なんか年季が違うんですけど。私達もいつかはこうなるのかな? お姉さん」
ミモリ「頑張ります!」
惚気か〜!? オタクが見た夢か幻覚すぎるだろこの会話!
妹を守る事に人生を注ぎ込んでいたようなルシアのヒイロに対する「大切な人」発言はかなり重いし湿度が高い。
ヒイロはそれと比べたら軽そう…と見せかけてこっちも両親不在の寂しさを抱えて育った人だしこっちからアタックして心を開かせたからルシアに向ける感情はきっとドデカい。
そんな二人を見て自分達もこうなるのかなと言うアリスもなかなかの重さ。頑張ると言って更に深く強く結ばれる事をOKするミモリは器が大きい。
ルシアはミカドがかつての自分とそっくりだったという話をした。そういう話を皆の前でするようになったルシア…感慨深いよなぁ…。
ヒイロ的にルシアの敗北は悔しいけど「ルシアが楽しそうだったからそれでいい」との事。俺以外に負けたら許さない的な激重ライバル感情も好きだけどこの余裕や心の広さも絆を感じられて良い。
カイはここのヒイロの名言をメモした。ヒイロ名言集は三十二冊目。ちなみにカズキお馬鹿語録は四十冊ある。いつもメモしてるんだ…へえ…ふーん…。
カズキの言い間違いをカイが何度も律儀に訂正するくだりでアリスが二人を熟年夫婦みたいと言い出してむせた。
アリス「なんか熟年夫婦って感じだよね」
カイ「誰が夫婦ですか誰が!」
カズキ「まあ仲はいいじゃんねえ。なんてったって一緒に店やってるし一日中一緒にいるからな」
カイは照れたけどカズキは関係の深さを肯定した。カズキのノンケ攻めっぽさ好き。
アリス「ほら、やっぱ私とお姉さんもなんか一緒にやった方がいいんだよ!」
ミモリは喫茶店、アリスはアイドルを提案。アリスが売れないアイドルだったら間を取ってコンカフェもよさそうだけどあの売れっぷりじゃ無理だな。
このアリスが自分もミモリと何かした方がいいのかと言い出すところも笑った。確かにヒイロとルシアはセブンシャドウズ、カズキとカイは食堂と二人で何かしてるけど!
最後にアークルーラーとの戦いについて皆で語ってライトを励ましてヒイロ達も戦う事を匂わせてアーク編に続く…的な締め。新OPED担当アーティストのインタビューもあった。現在のOPEDは今回で見納め。
ライトとドラグニルと前作メインキャラのオーディオコメンタリーが賑やかで楽しかったし皆ずっとイチャイチャしててすごかった。
お互いを大切な人と呼ぶヒイロとルシア。愛しい人、ラブラブと弄られるミモリとアリス。熟年夫婦みたいと言われるカズキとカイ。ヒイロに抱きつかれてルシアに助けを求めるマウラ。いや〜すごい…ありがとう…。
マウラは一番好きな人(レオン)に先立たれてしまっているけれど皆のイチャイチャを見ても寂しいとか羨ましいとかは無さそう。この印象はお墓参りに行った回に湿っぽさが無かった事から来てます。
もし続編があったらライトとミカド、ツバサとレンとシオン、イツキとリョウガもFの前作組みたいに再登場回でイチャイチャさせてほしい。スバルとカグヤも離れていた分を取り戻すかのように仲良し兄弟っぷりを見せつけてくれ。誰と絡んでもおいしいハルマもな!


■シャドウバースF ボイスドラマ
動画タイトル『【アニシャドF】人気投票1位ヒイロ(CV:梶原岳人)&ルシア(CV:榎木淳弥)ペア ボイスドラマ』
概要『TVアニメ「シャドウバースF」
第2回キャラクター人気投票ベストパートナー編で第1位に選ばれたのは
竜ヶ崎ヒイロ(CV:梶原岳人)&夜那月ルシア(CV:榎木淳弥)!
1位に選ばれたペアの撮りおろしボイスドラマを公開いたします。
ぜひお楽しみくださいませ。』
ルシア「君は僕の運命だ。強くそう思う。生まれた星が違くたってきっと君は僕を救ってくれた。君は僕の運命だ。それは疑わない。だけど…だけど…たまに思うんだ。この運命は僕にだけ都合がいいものなんじゃないかって。君にとって僕は…必要ないものなんじゃないかって…」
いきなりルシアの激重感情モノローグから始まって開始数秒で停止ボタンを押した。ヤバくない!?
本題のヒイロとルシアの掛け合いパートは二人のある日の一日。ヒイロが好きだからこそ生まれたルシアの不安とルシアの不安を解きほぐすヒイロの心の交流。
ルシアは昼になってもまだ起きないヒイロの部屋を訪ねた。ヒイロはまだ寝ているがちゃんとドアをノックして声をかけてから入った。
ヒイロ「バトル…シャドウバース…」「来い、ルシア…!」
ヒイロの寝言はこれ。どうやら夢の中でもルシアとシャドバを楽しんでいるらしい。ルシアはそれに返事をした。
ルシア「はいはい。僕はここにいるよ、ヒイロ。ヒイロの邪魔にならない限りここにいる…」
冒頭で漏らした不安を引きずっている…。
やがてヒイロが目を覚ました。寝起きの頭でルシアが起こしに来たのならセブンシャドウズの会議がある日かと考えるが、ルシアの返事は「ううん、お昼ご飯作りに来た。シゲフミさんご近所の人と温泉旅行でしょ? だから」だった。通い妻?
ヒイロってセブンシャドウズ最強の男になってからも今まで通り実家暮らしなんだ。ルシアプロデュースの謎の男モードをしなくていい気を抜ける時間もちゃんとしっかりあってよかった。
ルシアはヒイロにまだ寝ていてもいいと言って台所に向かおうとするがヒイロは一緒に作ると言って起きた。ヒイロは今日はいい日だな、起きたらルシアいるし、いい夢見た気がするしと機嫌がいい。
ルシアはヒイロに夢の内容を聞くが元気よく忘れたと言われてしまった。でもヒイロの寝言を聞いたルシアは自分とシャドバをしている夢だと知っているから問題ない。た、たまらん…。
ヒイロは祖父から卵焼きの作り方を教わったと自信満々。ルシアはシオリのお弁当をたまに作るから手際がいい。でも和食の腕はシゲフミの方が上らしい。それでもルシアが得意な洋食ではなく和食を作ったのはヒイロの好みだから。良妻?
料理が完成して二人は一緒に昼食を食べる。二人とも相手が作ったものを褒める。ヒイロの味噌汁の味の好みを把握して「でもヒイロはもう少し薄い味の方が好きでしょ?」「ま、これは練習しておくね」って言ってくれるルシアマジで通い妻じゃんね。
今日は久しぶりのオフの日。ルシアはセブンシャドウズとして慣れない態度を取らせているヒイロを気遣い、彼のしたい事をしようと言ってあれこれ提案する。
ヒイロはルシアの方こそセブンシャドウズの仕事やテレビ出演やシオリの世話や自分の昼食作りで疲れている、働き過ぎだと指摘した。ルシアはそれに何も苦じゃないと反論。
なのでヒイロは「ルシアがしたい事が俺のしたい事」というとんちみたいな事を言い出した。次はルシアが休日の過ごし方を考える番になってしまった。昼食の食器の片付けはヒイロが担当した。
ヒイロの片付けが終わってルシアはしたい事を発表する。それはやっぱりシャドバだった。ヒイロは自分に気を遣っているだろうと問い詰める。ルシアは色々言い訳して濁してごちゃごちゃ言ったが結局ヒイロの指摘通りだった。
ヒイロはいつもルシアばかり頑張って自分には気を遣わせてくれない、何もさせてくれない事を愚痴る。だから今日はルシアの為に時間を使うと決めた。
ルシア「どうしたの? 手を広げて」
ヒイロ「いや、ハグした方が甘えやすいかなって。ほれ! 来い!」
ルシア「子供じゃないんだよ僕は」
ヒイロ「子供みたいなとこあるだろ」
ルシア「君に言われたくないし」
ヒイロ「早くしないと俺からハグすんぞ」
ルシア「あ〜、もう…わかったよ。僕の負け。ハグは恥ずかしいから無し。公園行こう」
ヒイロ「ふーん…」
ルシア「何? じっと見ないでよ」
ヒイロがじっと見たのはルシアが嘘を言っていないか確かめる為。嘘じゃない目だと言って一緒に出発した。
あ〜特別編3のマウラに抱き付くヒイロ、ルシアに注意するマウラ、引き剥がすルシアって場面はこのボイスドラマの内容を踏まえたやり取りだったんだな!?
二人はルシアがリクエストした公園へ。だがルシアはしたい事を達成したのですぐに帰ろうとする。ヒイロはそれを引き止めて一緒にベンチに座った。
その公園は前作のアニメで二人が初めて出会った場所。ヒイロはルシアがここに来たいと言った理由はそれだろうと指摘。ルシアは後で一人で来るつもりだったと零した。
ルシア「君が覚えていなかったら嫌だろう」
ヒイロは忘れる訳ないと言うがルシアはどうかな、君忘れ物多いよねと笑った。ヒイロは何度も例のバイザーを失くしたり学校の宿題の事でルシアに泣き付いたりしているらしい。
ルシア「僕の誕生日遅れて来た事あったよね」
ヒイロは慌てて忘れた訳じゃない、カズキ達とのシャドバが長引いてしまっただけだと当時も言った遅刻の理由を再度伝えた。
当時はわからないが今のルシアがこれを持ち出したのはからかう為で、ヒイロの慌てぶりを見て笑った。ヒイロもからかわれた事に気付いた。
ルシアはヒイロがこの場所を忘れてしまっているんじゃないかと思ったのは本当だと白状した。ヒイロは大事な思い出だろう、しかもずっと一緒にいると返す。
ルシア「一緒にいても遠く感じる事があるんだよ。君にはわからないと思うけど僕にはあるんだ。だって…君はどんどん強くなってしまう。僕にはもう届かないところまで行ってしまう…。僕が君に何も返し切れていないのに」
ヒイロはルシアの頬を掴んで黙らせた。
ヒイロ「まずな、俺は強くなってもどこも行かない。そんで返すとか返さないとかどうでもいい。でな、俺にだってわかるぞ」「一緒にいるのに遠く感じる気持ち」
ルシア「誰に対して?」
ヒイロ「お前に対して」
ルシア「え?」
ヒイロ「いやいやいや、そりゃそうだろ! 何で俺にこんな色々してくれんのかなーとか、基本無表情だから何考えてるかわかんねえなーとか色々あるだろ。なんかお前ってするばっかだから俺がしてもあんま喜ばねえし」
ヒイロはルシアがこちらに尽くすばかりで自分は何も望みを言ってくれない事への不満を漏らす。
ヒイロ「俺だってな、お前に気持ち伝わっていのかって不安になるんだよ」
ルシアは「伝わってるも何も君は僕の心を救ってくれた」と前作の恩を語る。ヒイロは昔の話じゃなくて今の自分達の話を訴えた。
ヒイロ「それこそ誕生日とかプレゼント渡してもぶすっとしてただろ」
ルシア「あんな高いプレゼントくれると思ってなかったから…」
ヒイロはルシアが甘えるのが下手だと言う。ルシアはそれを否定しようとする。
ルシア「そんな事ない。僕は十分君を必要としている。しすぎてるくらいだ。僕にとって君はこれ以上なく大切な…」
ヒイロ「それ。十分とかこれ以上ないとかそれがよくないと思う」「俺はなあ、お前ともっともっともーっと仲良くなりたいの!」「そりゃ俺らめーっちゃ仲いいぜ。いっぱいバトルしたし、いっぱい心ぶつけ合ったし、世界だって一緒に救ったし。けどな、別にこの先もずーっと時間があるんだぞ。だから俺はまだ十分じゃないし、これ以上なくないし、今からもっと仲良くなれるって思ってる。つう事で俺はお前に甘えてほしいし頼ってほしいし俺にもなんかさせてほしいの。俺もお前に甘えるし頼るしなんかしてもらうから! 伝わったか?」
ルシア「僕は…」「僕は…僕が勝手に君の事を必要としてるんだって思ってる。僕は君じゃなきゃ駄目だけど…君は僕じゃなくてもいいんじゃないかって…。だから出来るだけ僕は君がくれたものを返したい」
ヒイロ「俺だってお前が必要に決まってんだろ。必要ってか…うーん…例えば…そうだな…。俺が地球に生まれてお前が月に生まれても俺達は仲良し。もし、もしだぞ。もしシャドバがこの世界に無くたって俺達は絶対仲良し。そういう感じ!」
冒頭のルシアのモノローグへのアンサーだ!
ヒイロは(自分に甘える事や頼る事を)いきなりは無理だと思うけどだんだん慣れてくれと言う。
ルシア「やっぱり君には敵わないな」
ヒイロ「お互い様。だろ?」
ルシア「うん。それじゃあさ、ヒイロ」
ヒイロ「ん?」
ルシア「慣らす為に一つだけ甘えてもいい?」
ヒイロ「あったり前! 何でも来い!」
ルシア「手、広げてよ」
ヒイロ「! へへっ…。おう! さあ来い、ルシア!」
ルシア「うん。行くよ」
二人はハグしましたという具体的な言及はないけれど足音と衣擦れの音でちゃんとしっかり二人がハグした事が描写された。
ヒイロ「あっ」
ルシア「何?」
ヒイロ「今日の夢思い出した」
ルシア「何?」
ヒイロ「へへっ。もっと仲良くなるまで秘密な!」
ヒイロの寝言はシャドバの勝負のかけ声と「来い、ルシア」だった。さっきルシアにハグをリクエストされた時に言った台詞とほぼ同じ。
抱き締め合って夢の内容を思い出したという事はヒイロは間違いなく夢の中でも同じシチュエーションでルシアとハグをしていた。
人気投票企画のボイスドラマなんてせいぜい三分か五分の会話劇だと思ってたら十八分半もかけてヒイロとルシアの濃厚な心の交流を描いてくれて有難すぎる。本当に本当にありがとうございました。


■ダンジョン飯 15話
あらすじ『地上を目指すライオスたちだが、帰還を阻むように迷宮はその姿を変化させていく。腹を空かせたまま迷宮をさまようなか、睦み合う男女に遭遇する。うろたえるセンシだったが、その正体は人間の姿をした植物の魔物、ドライアドだった。胞子を吸い込んだライオスたちは“花粉症”で戦闘不能の状態に陥り……。』
ドライアドの絡み合い(受粉)を人間の男女の情事と勘違いしてとっさに子供だと思ってるチルチャックの目を隠すセンシのいいおじさん感好き。皆にご飯を食べさせてにっこりするところも可愛い。とか言ってたらBパートでマルシルを漬物石代わりにするから油断出来ない。
カボチャのポタージュが大好きだからジャック・オー・ランタンのポタージュめちゃくちゃおいしそうだけど人面カボチャをそのままくり抜いて器にしてるのはマルシルと同じくちょっと引いた。
マルシルがライオスに魔術を教えるくだりで怪我を治す時に身体的な接触が多くなるから好意を持たれやすい、そのせいでパーティー内の人間関係が色恋沙汰で拗れやすいって話が出るのいいよね。魔力酔いで倒れたライオスにおそらく本物の霊の声が聞こえるのも。ファリンと兄妹だなぁって感じさせられる。


■ぶっちぎり?! 12話(最終回)
あらすじ『300年の時を超え、千夜と一夜の真拳勝負が幕を開ける。そして、千夜との合体を決意した荒仁。拳一郎と魅那斗會に決別を告げた真宝。2人の決闘の行方は……?!』
本気人の修行は元々は真宝が一人でやっていた事だった。クラスメイト達はそんな真宝の噂をして変な奴と笑った。だが荒仁は修行と聞いて惹かれて様子を見に行った。本当に修行してると興奮し、真宝がロープで吊るした丸太を攻撃する修行に失敗したら心配して声をかけた。
荒仁は丸太を避けるように言うが真宝は「どんな事があっても絶対に逃げない。それが本気人なんだ」と返した。幼い頃の荒仁はそれを純粋にかっこいいと思って「やる! 俺も修行!」と食い付いた。そうして二人は一緒に本気人の修行をする親友になった。
この二人って荒仁から声をかけて仲良くなったのか。真宝が他にも友達がいるのに荒仁だけを特別視するのは親に捨てられた、兄しかいない、友達もいないという寂しくて心細い状況だった頃にただ一人仲良くしてくれた相手だからなんだ…。座布達と出会うまで他に友達いなかったっぽいしそりゃ特別視する訳だよ…。
荒仁は真宝の目を覚まさせる為に再び千夜に会いに行った。千夜は阿久太郎の話を持ちだして合体したら死ぬかもしれないと慌てるがもう荒仁は退かなかった。真宝の方はとうとう一夜に体を乗っ取られてしまった。
王太はシグマスクワッドの皆の前で真宝の異変について荒仁が何か知っているかもしれないと話す。あの後何とか無事だった座布は駒男に手当てしてもらった。真宝にやられたとは言わずチンピラに絡まれたと誤魔化している。座布も真宝の為に荒仁を探しに行く。
まほろは目覚めない摩利人に付きっきり。廊下に出たら看護師達のさっき運ばれてきた患者が通常の三倍の麻酔をかけても効かない、ゴリラみたいという話が聞こえた。拳一郎の事だと気付いたまほろはシグマスクワッドのメンバー二名に手伝わせて彼を摩利人の病室に運んだ。
まほろもシグマの二人も周囲の目を欺く為に看護師コスプレ(まほろは水色、男性陣はピンク)。まほろが拳一郎の名前を呼ぶとそれに反応した摩利人が目を覚ました。まほろもシグマの二人も感激。
最終回だから先生が夢中になっているジャスミンちゃんの正体もついに明らかに。やはりあそこは猫カフェでジャスミンちゃんは人気ナンバーワンの看板娘。白い礼服で決めた先生はジャスミンちゃんを抱えて店を飛び出して駆け落ちを試みる。
王太と蛇走と刃暮は食堂に行ってやや子に荒仁の行方を問う。少し前に荒仁の外出に気付いたやや子は意中の相手に会いに行った、今夜童貞を卒業して男になると勘違いしていた。なので荒仁を探しに行こうとする王太達を「一世一代の大勝負に行ったわ」「二人だけの夜の決闘」「あの子を男にしてあげて」などと喧嘩の話かと思わせるような言い方で止めた。笑う。
荒仁と千夜の前に真宝の体を乗っ取った一夜が現れた。千夜は荒仁にもう一度乗っ取りのリスクがあるがいいのかと確かめてOKをもらって合体した。
千夜「ならば言え! お前の願いを!」
荒仁「真宝の目ぇ覚まさせる!」
荒仁の願いが変わった…! かっこいい!
合体率が上がり切った今、二人が合体したら荒仁の意識は飲み込まれて千夜が肉体を乗っ取る形になってしまった。千夜はそれを嘆きながらも一夜とあの日の勝負の続きをする。やはり千夜は一夜に押されてしまう。
一夜はあの日に命をかけた勝負をした理由をついに明かした。やはりあの頃の彼は病気で血を吐いて弱っていた。
一夜「病に殺されるくらいならお前の手で死にたかった!」
それを聞いた千夜は「最後まで俺はお前の思いに応えられなかった。すまねえ。一夜…」と思いながら目を閉じて敗北を受け入れようとした。だが精神世界で荒仁に喝を入れられた。
俺は一夜には勝てねえと弱気になっている千夜に荒仁は本気でやれよ、諦めてんじゃねえ、本気で戦え、逃げてんじゃねえよと何度も呼びかけて体を平手で叩いた。千夜はうるせえと叫んで抵抗。その一撃は現実世界で一夜に当たった。おかげで千夜は目を覚まして一夜との戦いを再開出来た。
逃げ腰になっている相棒の背中を強引に叩くというのは同じでも今までとは立場が逆転している。興奮した。いいコンビになったなぁ。
もちろん千夜と一夜の戦いは他人の目には荒仁と真宝の喧嘩に見える。荒仁を探していた座布と駒男は赤と青の光を放ちながら戦っている二人を見付けてそちらに向かう。
一夜が千夜に腹を立てている理由も本人のモノローグで明かされた。いつしか千夜は一夜を追い抜く事を恐れて本気を出さなくなった。一夜は本気を出さない千夜を許せなかった。
だが一夜が何より許せなかったのは千夜を本気に出来ない自分自身。求道者って感じでかっこいい。
長い時を経て千夜はやっと本気で一夜と戦う。千夜の本気を感じた一夜は勝負を楽しんで目を輝かせた。先に倒れたのは一夜の方。手を伸ばした千夜に「千夜。やっと本気のお前と戦えた…」と言って微笑みかける。
だが一夜が千夜の手を取ろうとしたその時、荒仁を倒すという強固な目的がある真宝が一夜を取り込んで肉体の主導権を取り戻した。一夜の恨みが晴れた事でパワーバランスが崩れたせいなんだろうか?
今の真宝の攻撃は千夜にすら敵わないと感じさせる強さ。死を意識した荒仁は1話のようにこのまま死ねないと思って「童貞捨ててえ!」と叫んで復活した。もちろん意中の相手はまほろ。それでこそ荒仁。
そのまま今度は荒仁と真宝で勝負をする。阿久太郎は交通整理の人に扮して双眼鏡を使って二人の決闘を見ていた。王太達はやや子に止められたので離れたところで観戦していた。座布と駒男は彼らの横を通り抜けて二人に近付く。
真宝は荒仁を攻めながら強くなれば何も要らない、強くならなきゃ怪物は死なないと叫ぶ。荒仁に「怪物? 今のお前の事か?」「お前、何に怯えてる?」と言われたらハッとしたが何度も「違う!」と否定した。
真宝「違う! 俺は仲間も兄ちゃんもお前も要らない!」
いつも懐いた犬みたいに荒ちゃんと呼んでる真宝の「お前」に興奮した。
荒仁「(そうか。お前はずっと怖かったのか。一人ぼっちが…。そんなお前から俺は逃げてきた…)」「(真宝。俺はもう逃げない。自分からもお前からも)」
真宝と向き合う覚悟を決めた荒仁は本気の拳を叩き付け、心の底で一人ぼっちで怯えていた真宝の手を取って引っ張り上げた。子供の姿をしていた怯える真宝は荒仁に引き上げられたら今の姿に変わった。
千夜は荒仁が本気人になった、お前に本当の本気を教えられた、お前と戦いたいと楽しそうにする。荒仁は喧嘩はごめんだと断った。心残りだった真剣勝負を果たせた千夜と一夜はここで去っていった。
目が覚めた真宝は泣きそうな顔で荒仁の名前を呼ぶ。荒仁はお前は一人じゃないと言う。ちょうどこちらに向かって走る座布達の真宝の名前を呼ぶ声が聞こえた。荒仁は持ってきた友達ストーンのはんこを真宝の手のひらに押してあげた。真宝は自分はもう一人じゃないと思う事が出来た。
いつも孤独に怯えていた真宝にお前は一人じゃないとわからせるには初めて出来た兄以外の親しい人である荒仁が必要不可欠だったんだな。いいタイミングで来てくれた座布達や王太達も真宝の(もちろん荒仁にとっても)いい仲間だ。
後日談。先生はジャスミンちゃんに逃げられて捜索ポスターを電柱などに貼った。ジャスミンちゃんはのんびり野良猫をやっている。先生や猫カフェのお兄さんがジャスミンちゃんを見付けて追いかけるが逃げられる場面も。
真宝は迷惑をかけた人達に頭を下げて謝罪して回る。魅那斗會の皆は暖かく迎え入れてくれた。感激して座布と駒男に抱き付く真宝可愛いね。
荒仁はまほろへの恋を諦めずアタックを続けるがまた無視されている。周囲の生徒達も見ていたが特にリアクションはなし。日常の光景の一つなんだなぁ。
千夜と一夜、荒仁と真宝が勝負をした辺りはその衝撃波などで海が割れて海底が露になっている。ヤバい世界だ…。
シグマスクワッドの皆も真宝の謝罪を受け入れたが退院した摩利人が戦いたそうにしているから周囲もそのノリに合わせた。真宝は困ったようなリアクション。
阿久太郎はNG BOYSに復帰した。先にNGガールズに根回ししておいたようで女装して新入りに扮してアジトに入り込み、鼻の下を伸ばして肩を抱こうとしてきた男の顔面を鞭で顔面を打ち、変装を解いて正体を明かした。
エンペラーに復帰出来てよかったね。すっかり変装が得意になって女装も見せてくれて助かる。この人もいつか何らかの形で拳一郎への因縁に決着をつけられるといいな。
ジャスミンちゃんがなかなか見付からない先生は猫カフェのお兄さんから別の猫を紹介されて店に消えていった。ジャスミンちゃんは野良猫として逞しく町を放浪している。
先生があんなに惚れ込んでたジャスミンちゃんに逃げられて他の子で妥協したのは誰の何にかかってるんだろう。
やや子の店でチームの垣根を越えて拳一郎と摩利人の退院を祝う合同パーティーが開かれた。やや子は好きなドラマの登場人物に似ている摩利人をキラキラした目で見て、摩利人もやや子にウインクしてあげた。それを見たまほろの顔が怖い。
荒仁と真宝は満邦の出所祝いの準備をした時のように一緒に餃子を作って笑い合う。心からよかったね…二人ともよかったねぇ…!と思えた。
もう助からないと言われた満邦はそれでも意識不明の重体ながら何とか生きている。真宝がお見舞いに行って手を握っていたら指先が少し動いた。
荒仁は千夜がいなくなった事を寂しく思っている。自分達の勝負の影響で跡形もなく壊れてしまった本気神社の跡地を一人で訪れた。
そこで神社の残骸に混ざっていた例の弾丸を見付けた。もう千夜はいないと理解しながらも返事をしろと言って海に向かって弾丸を投げた。
すると弾丸は空き缶などに当たって跳弾して荒仁の頭を貫いた。そしてまた千夜が荒仁に取り憑いた。成仏したんじゃなくて荒仁から離れただけ!? それとも成仏したけど呼ばれたら来る感じ!?
もう助からないとは言われたけどまだ死んでない満邦に回復の兆しが見えて嬉しい。真宝と一緒にアパートで暮らせる日が来る事を祈ってる。


■SHAMAN KING FLOWERS 13話(最終回)
あらすじ『羊介に吹き飛ばされた後、気が付くと整然と戦闘機が並ぶ飛行場にいた花。そこで、これまで一緒に過ごしたときとは風貌の異なる桜井と出会う。花がたどり着いたのは、桜井が特別攻撃隊として出撃する前日だった。しかし、出撃する前に基地が敵襲を受けてしまい――。果たして花は、無事にこの「プチ修羅地獄」から抜け出すことはできるのか!?』
ハオが花の持ち霊に選んだ桜井さんめちゃくちゃかっこよかったな。彼と交流した花が自分に足りなかったものは愛だと気付くシーンで終わるのが感動的。でも「えっ、ここで終わりなんですか!? 続きはいつですか!?」という気持ちになった。


■シンカリオン チェンジ ザ ワールド 1話(新番組)
あらすじ『鉄道好きの中学2年生・大成タイセイは、行方不明の姉、イナの手がかりを求めて進開学園へと転入する。
九頭竜リョータ、青梅マイと出会い、2人が所属する鉄道部で 心を躍らせている矢先、街には10年ぶりにアンノウンが出現。
偶然にもタイセイがシンカリオン運転士として高い適性値を持つことが判明し、闘う決断を迫られることとなる。』
シンカリオンシリーズの新作。Zは直に前作の続編だったけれどこれは独立してそうな雰囲気。
主人公のタイセイは鉄道好きの少年。天才システムエンジニアとして有名な姉のイナが二年前に行方不明になってしまった。生きていると信じて手掛かりを得る為に彼女の母校に転校した。
担任の高輪先生はシンカリオン関係者で転校理由は姉が通っていたからだと聞いて事情を察してくれるタイプ。クラスメイト達はお姉さんって結構前に行方不明になったよね…と言ってタイセイに生きてるよと大声を出させてしまって初日からちょっと距離が出来た。
隣の席の九頭竜リョータはタイセイが姉の生存を信じているならそうなんだろうと言ってくれる優しい奴。イナに憧れているクラスメイトの青梅マイもタイセイの優しさ(電車でお年寄りに席を譲ろうとした)を見ていてくれた子。
鉄道ファンのタイセイはリョータに誘われて部員が彼とマイしかいない鉄道部へ。そこでシミュレータみたいなものをやってみたら実はエルダの室長な高輪達に結果を見られて適性値が稼働可能域に達していると驚かれた。
高輪「何てこった。いや、当然の事なのか? あいつの弟なら」
やっぱりイナが行方不明になったのはシンカリオンやら祖の敵やらの関係…?
そうしていたら十年ぶりにアンノウンと呼ばれる怪物が出現。一般には都市伝説やコラ画像だと認識されているが実在する。
エルダはアンノウンに対抗する為に作られた組織。シンカリオンもエルダが開発。リョータとマイはそこに籍を置いている。
タイセイは高輪の指示を受けたリョータとマイにエルダへと連れて行かれて事情を聞かされた。そしてお前にはシンカリオンに乗る適性がある、乗ってくれと言われた。
タイセイは誰かを守れるかっこいい人になりなさいという姉の言葉を覚えている。リョータが自分の話を信じてくれた事もある。全ての話を信じて受け入れてシンカリオンに乗ると決めた。
初戦闘は次回から。ただし1話でもメインの運転士が三人揃った段階での戦闘シーンを先見せしていた。今回もかっこいいバトルが拝めそう。
あとタイセイがメタバース空間で駅を作っているとか、鉄道部がシミュレータをやっているのもメタバースの中とか、普通のナビは機械っぽいけどタイセイのナビは姉が手を加えたものでとっても感情豊かとか、電子空間もメイン要素。


■ガールズバンドクライ 1話(新番組)
あらすじ『3月、17歳の仁菜は高校を中退して東京で一人暮らしを始めた。右も左も分からない大都会。ここに出てきたのは、ネットで聞いたある曲に背中を押されたから。そんな時、仁菜はその曲を演奏するストリートミュージシャンと出会う。』
オリジナルアニメ。フルCG。ガールズバンドもの。OPだけCGじゃないアニメ(ライブシーンの部分はCG)。OPムービーのMVっぽさ好き。
主人公は高校を中退して一人で熊本から東京(実際の住所は神奈川)に出てきた少女・仁菜。実家は夕食は必ず自宅で家族揃って食べる、リビングではスマホの使用は禁止、毎週日曜の夜は家族会議を開くという家訓がある厳しそうなところ。家族と電話するシーンも息苦しそうだった。
仁菜は東京の駅の違いがよくわからなくて道に迷ってスマホの充電も切れて不動産屋に連絡出来なくてアパートの鍵をもらえなくて初日から寝る場所を失ってしまった。でもネットで歌を聞いて大ファンになったミュージシャンの桃香に会えてラッキー。
しかし桃香はライブの場所を巡って他のストリートミュージシャンと喧嘩して仁菜も一緒に逃げる羽目に。一緒に牛丼チェーン店で夕飯を食べて話をしてちょっと打ち解けて、その日は彼女の家に泊めてもらえる事になった。彼女が仁菜を気にかけてくれるのは自分のファンだから、自分も高校を中退して上京したから。ちなみにゲイの男性とルームシェア中。
桃香は以前ダイヤモンドダストというバンドを組んでいたが解散した。曲の権利は元メンバーに渡してしまった。それ以降はソロで活動していたが路上で歌っている事からわかる通り売れていない。収入はバイトがメイン。実はもう音楽の道を諦めて明日地元の北海道の旭川に帰るタイミングだった。
泊めてもらった翌朝もう桃香は家からいなくなっていた。桃香は仁菜にギターを譲った。仁菜は不動産屋に行って鍵をもらってようやく自分のアパートへ。そこで行けなかったダイヤモンドダストのライブのチケットや桃香がギターに書いたメッセージを見てどうしても諦められなくなった。
外に飛び出した仁菜は桃香を探し回って昨日ストリートライブをしていた場所へ辿り着いた。桃香と喧嘩したストリートミュージシャンがもういたが勝手にマイクを借りて桃香へのメッセージを叫んだ。それが聞こえた桃香は来てくれた。
桃香に歌えるだろうと言われた仁菜はその場で即興でダイヤモンドダストの「空の箱」を熱く歌い上げる。桃香も仁菜に譲ったギターを弾く。昨日喧嘩したストリートミュージシャンの二人も一緒に演奏してくれた。いい人達だ…。
バンドものだからボーカル担当キャラの歌が上手いのは当たり前だけどこれといった経験がなさそうな地味な仁菜から魂の叫びめいた歌声が迸る初ライブシーンはかなり感動した。
あと仁菜が入居したアパートのお隣さんのご夫婦が事情を聞いて荷物を一晩預かってくれるいい人達でよかった。仁菜が怪しい物音を立てたせいで泥棒かと思って恐る恐るゴルフクラブを持ってきた旦那さんちょっと好き。
主役バンドのキャスト達が実際に去年からガールズバンドとして活動してる事を知ってすごいな〜って思いました。1話を見終わってから公式サイトを見に行って牛丼屋のバイトのお姉さん達も主役バンドメンバーなんだ…!


■終末トレインどこへいく? 1話(新番組)
あらすじ『埼玉県にある吾野駅。住民たちにとある異変が起きてしまったこの田舎町で、高校生の静留は日々を過ごしていた。ある日、町に届いた荷物の中に、静留がずっと探していた親友の手がかりを見つけ……。』
5Gから更に技術が進んで7Gを開通させようとしている少し未来の日本。葉香という少女は何万人目記念とかそういうあれでポンタローという男性にボタンを押す役を任された。しかしボタンを押したら世界がおかしくなってしまった。世間では7G事件と呼ばれている。
本編はそれから二年後。主人公達が暮らしている田舎町では二十一歳と三ヶ月を過ぎた人間は動物に変化するようになってしまった。別の土地では木になる人もいるとか。それでも生きていくしかないから皆何とか順応して暮らしている。
主人公の少女達はまだ十代だから人間姿。たまに獣性に乗っ取られかけた町民に食肉と見なされて襲われるがぶっ飛ばして何とかやっている。
同じくまだ何とか続けられている配達業者のクロヒョウキャラバンが月に一度食料や生活必需品や注文次第で中古本などを調達して届けている。武装してるしトラックに血の手形がいっぱいついてるし襲撃されて殺し合ったりしてるんだろうな…と窺えるのが辛い。
7Gのボタンを押す役を任された少女・葉香は元々はこの町の住人。あれ以来帰る事が出来ていない。静留達は手に入れた先月の新聞に掲載された彼女の写真を見て今は池袋にいる事を知った。
静留は葉香と喧嘩別れした事を引きずっている。ずっと探しに行きたいと思っている。進路希望調査表にも人探しがしたいと書いた。新聞のおかげでようやく葉香の行方を掴んだが電車が動かない今の状況では池袋まで行くのは難しい。
大人で一人だけ人間態を留めている老人・善治郎は実は7Gの開通に反対してポンタローに頭を弄られて(ロボトミー手術とか?)正気を失ったという重要人物。静留は彼が帽子をかぶると一時的に若い頃の姿と正気を取り戻す現場に居合わせて色々な事を知った。
善治郎は訳あって同乗出来ないというので静留は学校を辞めると宣言して止まっていた電車を一人で動かして池袋まで旅に出る。それを知った友達も一緒に来てくれた。池袋まであと三十駅。
ぶっ飛んだ世界と不安定ながら逞しく生きてる人々と喧嘩したままの友達に会いに行く為に危険でも飛び出す少女のまっすぐさが好き。


■ゆるキャン△ シーズン3 1話(新番組)
あらすじ『放課後、久々に野外活動サークルの部室に集まったなでしこ、千明、あおいの3人。最近はバイトを頑張って贅沢なキャンプをしていたけれど、今日は初心に帰ってお金をかけずにアルコールストーブを作ってみることに。理科室に移動して、柔らかいアルミ缶の穴あけに苦戦しつつ、なでしこはスチール缶に素材を変えるなどして、アルコールストーブを完成させると、途中で合流した恵那と一緒に、実際に火を着けにいくことになり……。』
シーズン1も2もOPは亜咲花さんだったけど今期はED担当なんですね。もちろん別のアーティストのOPもおしゃれで可愛い。
劇場版見てないけど大丈夫かなと思って調べて初めてあれはもっと未来の話だと知った。社会人になった後なんだ。
Aパートはリンの話。小学生のリンがおじいちゃんのキャンプ用品に興味を持って初めて日帰りキャンプを楽しむ過去話とリンがソロキャンプをしながらそれを思い出している現在の話。
Bパートはなでしこ達のサークル活動。バイト代を稼いで色々やるようになったけれど初心に返って安上がりな事をしようと決めて飲み物のアルミ缶でアルコールストーブ作りに挑戦する。
キャラデザが変わって全体的に髪が長くなってるな〜と思ったら髪が伸びたね、キャンプの時に大変だから切ろうかなって話をしてて一部キャラは意図的なものだった。


■狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 1話(新番組)
あらすじ『行商人のロレンスは麦の取引のため、収穫祭を間近に控えるパスロエ村に立ち寄った。だが、目当ての交渉人ヤレイは、豊作の神“ホロ”を祀る風習によって閉じ込められ、会えなくなってしまう。仕方なく村をあとにしたロレンスはその夜、荷馬車に忍び込んだ少女と出会う。彼女は獣耳と立派な尻尾をもち、村の神と同じ”ホロ“と名乗った。』
人気ライトノベルの再アニメ化。前やってた方も見たかったけど当時は視聴手段がなくて見れずじまいだったので触れる機会が出来て嬉しい。


■忘却バッテリー 1話(新番組)
あらすじ『中学で野球を諦め、野球無名高校に進学した山田太郎。そこで、かつて打ちのめされた中学最強のバッテリー――清峰葉流火、要圭と出会う。だが、この高校に野球部はないはず。しかも圭は記憶喪失のようで……!?』
再会したかつての最強バッテリーの片割れが記憶喪失というあらすじやアバンの大真面目な試合シーンでシリアスな野球ものかと思いきやギャグのテンションもすごくて温度差!!!ってなった。
とりあえず圭の印象の変化は「かつての知将が記憶喪失でアホになってしまったのか…」「幼馴染みの証言で元々アホだったと明かされたしむしろ過酷な野球生活で人格を壊された結果があの知将モードだったのか…?」でした。葉流火の人となりはまだよくわからないけど圭とずっと一緒にいたい事はよくわかった。あと山田がめっちゃいい奴。
キャスト欄で阿座上洋平さんと鈴木崚汰さんの名前が横に並んでて思わずイサミィーッ! ルイス・スミース!ってブレイバーンになった。


■魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 1話(新番組)
全体のあらすじ『悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。
不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。
ザガンは、悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。
全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、
これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、
ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。
これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。
口下手な魔術師と美少女エルフのじわキュンラブコメディ。』
1話のあらすじ『悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。
悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。
全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。
これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。』
小説原作アニメ。コミカライズ版を途中まで読んだ事がある。その頃の推しはバルバロス。いつの間にか主役のスピンオフ漫画が始まっててびっくりした。CV谷山紀章いいな!
主人公が魔王と呼ばれて恐れられてる凄腕魔術師でヒロインは不遇な立場にいる美少女で恋する二人は不器用に歩み寄っていく…って要素だけなら最近アニメ版が放送されてた「婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む」と似てるけどあっちはほのぼの、こっちはダークファンタジーで全然違う。


■花野井くんと恋の病 1話(新番組)
あらすじ『ある日の帰り道、頭も顔も偏差値80オーバーと噂の同級生・花野井くんがフラれる姿を目撃した日生ほたる。恋愛に興味のないほたるは「なんで恋なんてするんだろう」と思いながらも、雪がふる公園でひとり佇む彼に何気なく傘を差しだす。すると後日、そんな花野井くんに「付き合ってください」と告白されて…。』
恋愛もの少女漫画原作アニメ。主人公は恋愛の経験も興味もない女子高生・ほたる。彼女に恋するヒーローはすれ違う異性が皆振り返るような美形でモテるけど運命の人を求めて何でも相手の好みに合わせようとする愛が重い男で実際に交流してみると相手が離れていく男子・花野井。
ブレイバーンの後番組という繋がりでほたるがブレイバーンの手に乗るという妙なバトンタッチコラボイラストが公開されてこれブレイバーン側はいいとして花野井くん側は大丈夫か?なんて思ってしまってたけど花野井くんも大概ヤバい男だった。男の執着がすごいアニメ枠!?


■HIGHSPEED Étoile 1話(新番組)
あらすじ『新エネルギー「Hybrid Performance Exceed Reacter(通称:ハイパー)」を動力とするマシンによって繰り広げられる「NEX Race」。
この次世代レースが誕生して5年、絶対王者として君臨する"キング"に対向すべく各レーシングチームがしのぎを削る中、新参の武戦レーシングから一人のレーサーが誕生する。
彼女の名は、輪堂凛―!』
オリジナルアニメ。新エネルギーが誕生した後の未来が舞台のモータースポーツもの。レースものらしいって事しか知らないで見たからフルCGアニメで意外だった。最近やってた同ジャンルアニメのオーバーテイク!もマシンはCGだったけどこちらは人物もそう。
技術競争の場だからドライバーはAIも多いって設定が面白いな。アスラーダが自分で運転してるみたいな。人間のドライバーは男女どっちもいる。CVが水樹奈々とか堀江由衣とか鳥海浩輔とかで声から強い。
まずレースのルール説明やマシンを見せたいようで1話からがっつりレース。でもレーサーの紹介がろくにないまま始まるからキングやクイーンと呼ばれるトップの人達くらいしかわからないしその二人だってこっちは初見だからマシンの色やスポンサーで何とか判別してる状態でちょっとわかりにくかったかな。
主人公の凛はこれからデビューする新人ドライバーで約ニ十分経ってから登場。相棒のマシンのAIのamiはCV田村ゆかり。元バレリーナで目指すはサーキットのエトワール。ラストでちょっと喋ったナレーションが古谷徹でマジ!?ってなった。
次回予告後のマシンのCGをくるくる回転させながらスペックを文字情報で載せる紹介コーナーに何とも言えない懐かしさを感じた。具体的な作品名が出てこないけどこういうのあったよね。


■ザ・ファブル 1話(新番組)
あらすじ『最強の天才殺し屋・通称“ファブル”
ある日、仕事を終えた“ファブル”は、組織のボスに一年間の殺し屋休業生活を命じられる。
普通の生活を送るため、佐藤明と名前を変え、組織では相棒を務める洋子と共に、いざ、大阪にお引っ越し。
2人は、一年間大阪でお世話になる真黒組の門戸を叩くのだった──。』
岡田准一主演で実写映画化もされた人気漫画のアニメ化。殺し屋のファブルが一般人を装って潜伏生活をする事になるがカタギとして暮らした事がないのでぎこちない事になってしまうし犯罪者に絡まれたら撃退してしまう…と出だしはコメディ。監督がボトムズなどで有名な高橋良輔さんでOPを見ててあっ!高橋監督!!!ってなった。


■バーテンダー 神のグラス 1話(新番組)
あらすじ『バーテンダー・佐々倉溜は、パリから帰国後銀座のバー”イーデンホール”で最近働き始めた。ホテル・カーディナルの営業企画部で働く来島美和は、ホテルのカウンターバーに相応しい、客の魂を癒す「神のグラス」を作れるバーテンダーを探しているが一向に見つからず焦っている。 偶然街で出会った溜がバーテンダーであると知る。』
漫画原作で何度かアニメ化、実写化されている人気作品。私も名前は知ってた。客の様子をよく見てよく気が付いて最適な一杯、神のグラスを提供する天才バーテンダーの話。


■当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています。 1話(新番組)
あらすじ『小説の当て馬キャラ・ロニールに転生した「俺」。ヒロインとの恋路を邪魔して罪に問われないよう、ヒーローの王子・アレクを遠くから見るにとどめていた。当て馬は当て馬らしくいなければ…!と、立ち位置を把握していたのに、うっかりヒロインとの仲を疑われてしまい…!!断罪決定…と思ったら――「ずっと…君に触れたかった」。熱っぽい瞳で求められてしまい…!?』
主人公は恋愛小説のキャラクターに異世界転生。ただし幼馴染みのヒロインを性的な意味で襲ってヒーローに現場を押さえられて裁かれる当て馬キャラ。大人しくしていようと思ったが誤ってヒーローに惚れ薬を浴びせてしまって彼が主人公に惚れてしまう…という悪役令息転生BLアニメ。ショートアニメで五分もないから見ます。


■スナックバス江 13話(最終回)
あらすじ『タイミング遅れのホワイトデープレゼントを持ってきた森田。しかしそれはどうみてもあれであった。
問題発言を繰り返す明美にバス江ママは一つのルールを提案する。あとは筋肉に支配されたり、悪い言葉を使ったり。』
地上波未放送の13話は有料配信だけかと思ってたら無料配信するんだ。見ました。




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