映画など感想メモ
 2024/4/13

●東映特撮作品

TTFCがリニューアルの為にメンテナンスをする事になって短時間だけ色んな配信作品が東映特撮YouTubeで無料公開された。数本だけ何とか見たのでその感想メモ。一回しか見れていないから台詞とか設定とかストーリーの流れとかどれも全然正確じゃない。

■鎧武外伝 仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ
1話あらすじ『沢芽市からヘルヘイムの脅威が去って数年後―。今、新たな危機が、沢芽市に迫っていたー。
今や世界的パティシエとして人気絶頂の城乃内。秘書の鈴鹿を従え、テレビ出演やサイン会など芸能活動に精を出していた。その様子を見て心中穏やかでない凰蓮の元に、貴虎から傭兵としての任務の依頼が入る。その内容は「城乃内を始末しろ」というものだった―!』
2話あらすじ『鳳蓮が変身した仮面ライダーブラーボ キングドリアンアームズに襲われた城乃内を助けた仮面ライダーグリドン。その正体は意外な人物だった―!
そして再び戦極ドライバーを手にした城乃内は、絶対絶対の中、新たな力を手に入れる―!
「仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ」堂々完結!!』
鎧武の映像作品としては一番新しい作品。鳳蓮と城乃内のパティシエ師弟が主役。約12分ずつの二話構成。脚本は毛利さん。
鳳蓮は店を城乃内に任せて傭兵に戻った。城乃内は人気パティシエとして芸能活動に夢中ですっかりいけ好かない奴になっている。だが新作スイーツの開発もちゃんと頑張っている。
鳳蓮がそんな弟子を苦々しく思っていたら貴虎から城乃内がヘルヘイムの実の変種に手を出しているという話をされて始末を依頼された。
鳳蓮はまず城乃内と普通に会って話を聞いて探りを入れる。鳳蓮は城乃内が出した新作スイーツに使われたフルーツがヘルヘイムの実だと疑う。更に何者かが変身したグリドンに襲われて疑いが確信に変わった。
城乃内は黒だと判断した鳳蓮は傭兵として襲いかかる。だがヘルヘイムの影響で暴走してしまって近くにいた一般人も襲うようになってしまった。
貴虎は今回の事件には黒幕がいる、それは城乃内ではない、城乃内にヘルヘイムの実の変種を使ったスイーツを作らせて世界に広めるつもりだと読んでいた。
なので貴虎は城乃内と鳳蓮を利用して黒幕を引きずり出す為に一芝居打った。鳳蓮を襲ったグリドンの正体は貴虎だった。城乃内に事情を明かして始末はお前がつけろと言ってグリドンの変身アイテム一式を渡した。
自分が悪事に利用されていた事を知った城乃内は初瀬の事を思い出して葛藤しながらも暴走する鳳蓮を助ける為に再び変身して立ち向かう。
貴虎は事件の黒幕を突き止めた。黒幕は城乃内の秘書をしている女性・鈴鹿まさこだった。貴虎と彼女はアーマードライダーに変身して戦う。まさこのライダー名はシルフィー。
城乃内は鳳蓮を止めたいが力が足りない。ヘルヘイムの実をもぎ取ってもロックシードに変わらない。だが駄目かと落ち込んでいると初瀬が現れて力を貸してくれた。
城乃内と初瀬が手にしたヘルヘイムの実はライチのロックシードに変化。城乃内はグリドンライチアームズに変身。グリドンの初パワーアップ。
初瀬の力を受け取った城乃内は鳳蓮を倒して元に戻す事が出来た。貴虎の方も斬月カチドキアームズでまさこを倒して成敗した。まさこは戦いは終わらないと嘲笑って散った。
店を継いで世界的な人気パティシエになって調子に乗ってるけど新作の製作もちゃんとやってる城乃内、ガチの傭兵モードの鳳蓮、パティシエ師弟の熱い絆、尽きない初瀬と城乃内の友情、グリドンの初パワーアップ。いい外伝だった。
電話で開口一番に「私だ」と言うし連絡が終わったら鳳蓮のスマホを爆発させるし黒幕を引きずり出して叩く為なら鳳蓮を巻き込んだりグリドンに変身して騙したり文字通り何でもやるし師弟対決の横で単騎で新規の敵ボスライダーを撃破するしかなりフリーダムな貴虎好きすぎる。
Vシネの鎧武外伝は舞や戒斗やバロンの三人が主題歌を担当してたけどグリドンVSブラーボは久しぶりの新作だからかテレビシリーズの主題歌担当アーティストなんですね。いい歌だ。


■ドライブサーガ 仮面ライダーブレン
あらすじ『時代が終わる。ブレンがギリギリすべり込む。
恐怖、嫉妬、絶望――彼はすべてのロイミュードの想いを背負って時代を駆け抜け、そして死んだ――はずだった!
ブレン・ザ・仮面ライダー!
時代が終わる。ブレンがギリギリすべり込む。』
最初はエイプリルフール企画として発表されたが後に実際に制作されたブレンが主役の作品。仮面ライダーハートの続編。
仮面ライダーブレンはビルドとジオウの共演映画、剛はジオウの夏映画、チェイスはジオウのテレビシリーズに出演しているけれど仮面ライダードライブ単品としてはこれが一番新しい作品。
ブレンは仮面ライダーに負けた敵キャラ達で構成された悪の組織の手で復活。クリムそっくりなクリス・ペプラー博士(役者の名前そのまま)と一緒に組織を逃げ出して仮面ライダーブレンとなって戦う。
敵の組織はショッカー風、ブレンの改造手術も1号風、敵の声優はオール関智一、CMなんかないのに昭和ライダーパロディのイラストアイキャッチが入る、仮面ライダーブレンの武器がゴーストのサングラスラッシャーのリデコで劇中で色を塗り替えただけでお前の武器じゃないと言われる…とメタなネタも有りのコメディ。
でも自分も仲間達も蛮野に利用されて死んでいったブレンがどのダークライダーもどの怪人も使い捨てにする組織に本気で怒って真剣に立ち向かうところは真面目に熱い。敵として現れたダークライダー達にあなた達もそれぞれの信念があって戦ったのに…みたいな話をするところ好き。
どんな利用のされ方でも推しがそこにいるだけで嬉しいタイプなのでウィザードの白い魔法使いが登場して喜びました。
仮面ライダーブレンの戦いそのものは夢オチっぽく終わったけどラストに剛がチェイス復活の為に色々やってる過程で起きた副産物らしいという描写があった。ハート、ブレン、メディックもまた復活出来るかも?


■仮面ライダーゲンムズ ザ・プレジデンツ
前編あらすじ『ZAIAエンタープライズジャパンがなくなり、天津垓は秘書型ヒューマギア・厘とともに新会社を設立、イノベーションを起こそうと決意する。だが、垓の体に異変が生じ、苦しみだすと、その体から檀黎斗が分離。アークによってインターネットをさまよっていた最悪のバグスターウイルスが復活し、垓に感染していたのだ! 垓は仮面ライダーサウザーに変身してウイルスを駆除しようとするが、その姿はなぜか真っ黒で…。』
後編あらすじ『絶体絶命の垓を助けたのは、幻夢コーポレーションの初代社長であり、黎斗の父親でもある檀正宗だった。黎斗と正宗、二人の元社長が、激しくぶつかり合う!その様子を見ていた垓の心情にある変化が起きて…』
仮面ライダーブレンと同じくエイプリルフール企画が実現したもの。ゼロワンの天津垓がエグゼイドの社長キャラ達に振り回される。メモを取る余裕が無かったので簡単に。
ヒューマギアの体で復活する黎斗、正宗との親子対決、ついに果たされた檀親子の和解。そして巻き込まれキャラな天津垓。異常なテンションの作品で圧倒されてしまったけど楽しかった。正宗役の貴水さん歌唱の主題歌好き。
ここからゲンムズの続編とアウトサイダーズに繋がっていく。いつかそっちも見たい。


■セイバー×ゴースト、スペクター×ブレイズ
セイバー×ゴーストあらすじ『兄を探しているという少女に出会った飛羽真と芽依。話を聞こうとしたが、少女はデザストに襲われ逃げ去ってしまう。なぜ少女はデザストに狙われているのか?飛羽真たちはデザストと少女の行方を追った。一方、カノンの行方を探すタケルは、背後にダントンの残党がいることを突き止める。もうクロエのような哀しい思いはさせない。タケルはダントンの残党を探しに飛び出すが、そこに飛羽真と芽依がぶつかってきて...。』
スペクター×ブレイズあらすじ『Cカノンに出会った倫太郎と芽依。事情を知らない倫太郎はCカノンの力に驚愕する。その後、本物のカノンに出会った倫太郎たちは、ともにCカノンの暴走を止めようとするが、Cカノンは聞く耳を持たない。そこにダントンの残党たちがCカノンを狙って現れる。戦うブレイズだが、眼魔のテクノロジーに聖剣の力は通用しない。絶体絶命のピンチに陥るカノン。そこに現れたのは、深海マコトだった。そしてその手にはワンダーライドブックが握られていた...。』
仮面ライダーゴーストと仮面ライダーセイバーのコラボ作品。Vシネスペクターの後。確かゴーストはこれが最新。これもメモを取る余裕が無かったので簡単に。
テレビシリーズにマコトの兄弟が出てきたようにこちらはカノンの姉妹が登場する。コピーカノンを妹にしたがる様子がおかしいデザスト可愛い。
本物カノンもライダーになってマコトと兄妹共闘するのが熱い。Vシネ以来のシンスペクターに大興奮。アクションめちゃくちゃよかった。
財団X絡みの事件で敵キャラはアウトサイダーズにも登場するらしい(未見)。


■仮面ライダーセイバースピンオフ 仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル
あらすじ『テレビシリーズ最終回から1年。
玲花に神代家と並ぶソードオブロゴスの名家、御手洗るいとの縁談の話がやってきた。
凌牙は玲花の幸せを願い、剣を捨ててお見合いをしろと命じる。
兄のためにお見合いに向かう玲花だが、わざと品のない食ベ方をして、るいに嫌われようとする。
だがそんな玲花の本心をるいは見抜き、自分も最初は縁談に乗り気ではなかったが、世界の秩序を守る為に戦った自分の志と似ている玲花だったから受けたと告げ、プロポーズをする―。
玲花の結婚が決まり、これでよかったのかと日々悩む凌牙。
そして挙式まで残り1週間と迫ったある日、緋道蓮から凌牙に1本の電話が入る―。』
最終回後の平和な世界のアフターエピソード。兄が大好きな玲花は兄妹で過ごす日々が何よりの幸せだった。凌牙の方も妹の幸せを願っている。なので凌牙は玲花に剣士を辞めて結婚しろと見合い話を持ってきた。玲花は本当は結婚したくないが兄の為にお見合いに行った。
凌牙はよかれと思って縁談を持ってきたが既婚者の尾上一家と話して本当に結婚が玲花の幸せなのかと言われて考えてしまった。
お見合いの席で玲花はわざとがさつに振る舞った。お見合い相手の御手洗るいは玲花が乗り気じゃないと気付き、自分もそうだが玲花と自分は志が似ているから受けたと語る。
玲花がまだ学生だった頃は凌牙もニコニコ笑顔で甘々だった。今のように厳しくなったのは玲花も剣士になったから。玲花は兄離れをした方がいいと思って愛ではなく同志としてるいとの結婚を決める。
お見合い会場になった店の店員さんはゼンカイジャーでマジーヌを演じた声優。玲花役の人がコラボ回で弄られたほどのマジーヌファンなのでこのキャスティング。今回も玲花が彼女の声を聞いて「何て素敵なお声。あの方と同じ!」と感激していた。
玲花の結婚を知った蓮から電話をもらった凌牙はメギド絡みの不穏な情報を知る。詳しく調べてるいが権力を手に入れる為にメギドに父親を殺させていた事を知る。彼自身も天邪鬼メギドと化していた。権力を得る目的は自分が組織を牛耳って世界を平和にする為。
凌牙はるいの罪を暴くが一旦は返り討ちにされてしまった。だがそこで挫けるお兄様ではなく結婚式場に乗り込んで妹の前で再び追い詰める。るいは自分の犯行を知った兄妹を排除しようとする。
花嫁を連れて逃げるお兄様かっこいい。ウェディングドレス姿のまま周囲で爆発が起きる採石場を駆け抜ける玲花すごい。
お互いに相手の幸せを思って距離を置こうとしていた兄妹はここでやっと再び心で繋がれた。凌牙はお前も立派な剣士になっていたんだな、一緒に戦ってくれるか?と妹を戦士として認めた。
兄妹はデュランダルとサーベラに変身して共闘してるいを撃破した。玲花はるいの平和を守りたいという志は本物だった、やり方を間違えたと言って彼に改心して罪を償うように求めた。優しいなぁ…。
凌牙は妹に「お前が思う幸せを貫いてくれ」と告げる。玲花は笑顔で兄に抱き付いた。そうして神代兄妹はその後も隣に立って共に戦い続ける。


■忍風戦隊ハリケンジャーwithドンブラザーズ
あらすじ『喫茶どんぶらで働く鬼頭はるかは漫画の新作ネタが思いつかず困っていた。
そんな中突然、マゲラッパと戦いの途中である「忍風戦隊ハリケンジャー」の椎名鷹介、野乃七海、尾藤吼太が喫茶どんぶらへ迷い込み、店を荒らしてしまう。
怒ったはるかだったが、彼らをネタにすることを思いつき、店を片付ける代わりに彼らに取材を申し込む。
「忍風戦隊ハリケンジャー」の正体や戦いを聞いていくうち、漫画へのアイデアも膨らむばかりだったが、突然、鷹介に雲母坂から1件の連絡が入りーー。』
ドンブラザーズ側ははるか、ハリケンジャー側はハリケンの三人が登場。逃げてきたマゲラッパと追ってきたハリケンレッドが喫茶どんぶらの中で交戦して店内がめちゃくちゃに。はるかは鷹介と後から来た吼太、七海に片付けを命じる。ジャカンジャの残党と戦い続けているハリケンの三人は早く敵を追いかけたくて困ってしまう。
漫画のネタで困っていたはるかは現代の忍者を取材させてくれたらもう片付けはしなくていいと提案する。ハリケンは危ないからと同行を拒否するが、はるかがオニシスターに変身して自分も戦死だと明かしたらOKしてくれた。
そうしてハリケンジャーとジャカンジャのアウンジャ&マゲラッパ達が戦闘開始。はるかは物陰に隠れて取材する。だが騒ぎを知ったタロウがドンモモタロウに変身済みの姿で神輿に乗って乱入。上手いことハリケンレッドと共闘。
影の舞もアバター乱舞もドンモモタロウとハリケンジャーの四人でやる。タロウの「ドンドンドンブラザーズ!」のリズムに合わせてハリケンジャーも「セイバイバイ!」を言ってくれるのが楽しい。
ハリケンジャーが戦っていたアウンジャはオイランダの願いを叶える為に二百年前に飛ぶ事が目的。ハリケンジャーとやり合った後にそれを実行しに去ってしまった。ハリケンジャーは彼を追いかける。ゴウライジャーも先に行っているらしい。
すっかり忘れてたけどこれってハリケンジャーの「忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th Anniversary」のスピンオフだったんだっけ。
忍びの掟という事でタロウとはるかはハリケンジャーと関わった記憶を消されてしまった。はるかは漫画のネタを考えながら喫茶どんぶらに帰還して散らかっている店内を見て仰天。どうしてそうなったのか覚えていないから原因もわからない。可哀想。
ED曲がハリケンのEDで爽やか。


■爆竜戦隊アバレンジャーwithドンブラザーズ
あらすじ『喫茶どんぶらに、「爆竜戦隊アバレンジャー」の伯亜凌駕と三条幸人、そして幸人の妻・三条笑里が現れた。
猿原真一に整体の施術を行った幸人は、猿原真一や鬼頭はるかがスーパー戦隊のメンバーだと見抜く。
凌駕は、自分たちが「爆竜戦隊アバレンジャー」であることも明かすことに。
彼らの話を聞きながら、アバレッドとドンモモタロウ、両者の性格に大きな違いがあり、愕然とする真一。
そんな中、突然ヒトツ鬼が出現し。』
はるかは猿原に喫茶どんぶらの店番を頼んで買い出しに出かけた。帰ってきたら何故かアバレンジャーの凌駕、幸人、笑里がいた。最近肩こりや腰痛が酷い猿原は幸人に整体の施術をしてもらってすごい声を上げていた。凌駕は勝手に店の厨房を借りてカレーを作っていた。はるかは仰天。
凄腕カリスマ整体師の幸人は凝った部位から猿原が戦隊だと見抜いた。職業病みたいな特有の負荷があるらしい。もちろんはるかと猿原もあなた達は何者なんだと疑問を抱き、アバレンジャーだと自己紹介された。
自分達のレッドがあのタロウなものだからはるかと猿原は明るくて親切で礼儀正しい凌駕がレッドと聞いて驚く。ドンブラザーズがおかしいんだからな!
猿原はもう施術はいらない、体の痛みの原因がわかった、ドンブラザーズになる前までこんな事はなかった、最近になって急に痛んだ原因はタロウに与えられた精神的な負担のせいだと語り出す。
猿原は「だとすれば奴を超える事でしかこの腰の痛いは治るまい!」と言って打倒タロウを決意。タイミングよくヒトツキが現れてドンブラスターが出現。猿原はサルブラザーに変身してタロウの所に向かう。
全面的に猿原に賛同していたはるかも追いかけようとしたが腰が痛んで床に伏せってしまった。凌駕と幸人は笑里にはるかを任せて猿原を追う。
タロウは先にヒトツキと戦っていた。猿原は敵そっちのけでタロウに襲いかかる。追い付いた凌駕と幸人はカオスな状況に驚く。
幸人「令和の戦隊は仲間割れが酷いな」
凌駕「まあ俺達も仲代先生と永遠に揉めてたじゃないですか」
さすがに笑う。
ドンブラザーズ側のシステムを知らない凌駕と幸人は普通にヒトツキを倒そうとしてしまうがタロウに元々は人間でドンブラザーズが倒さなければ消えてしまうと説明された。凌駕は直接攻撃はタロウにさせる形で共闘する。
猿原はこのままではタロウにヒトツキを倒されてしまって超える事が出来ないと焦る。幸人は猿原を自分の患者として扱っているから治療の為に勢いよく吹っ飛ばしてあげた。猿原はその勢いでパンチを繰り出してタロウより先にヒトツキを倒す事が出来た。
これにはタロウもご機嫌で「55点だ!」と猿原を褒めた。猿原はタロウを超えた、腰も治ったと大喜び。だが実は幸人が背中を押した時に施術を施して治していたのだった。はるかの腰は軽症だったので笑里の施術で治った。
凌駕と舞が電話をするシーンや新しい敵キャラのアバレンゲッコーの登場で「爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ」との繋がりも見せた。



●その他映画

■映画・「映画大好きポンポさん」
漫画原作アニメ映画。映画もの映画だからオープニングがアカデミー賞やいかにもな洋画のオープニングのパロディでおお〜ってなった。これ真剣ゼミで見た!みたいな感覚。
引退した伝説の大プロデューサーの孫であり自身も天才プロデューサーのポンポさん、彼女に素質を認められてアシスタントをしていたら彼女が脚本を書いた新作映画の監督に抜擢された映画馬鹿の若者ジーン、オーディションには落ちたがポンポさんにインスピレーションを与えてその脚本を書かせた新人女優のナタリーが主役級のキャラ。
両親が多忙で祖父に育てられたポンポさんは小さい頃から名作長編映画を一緒に見る事を強いられてきたので長い映画は子供には辛い、集中力が持たないと言って二時間以下のわかりやすい作品を好んでビキニの女の子がマシンガンで巨大タコを倒すB級娯楽映画を撮るタイプ。
だがポンポさんが脚本を書いてジーンに監督を任せてナタリーが女優デビューする映画は心を閉ざした老指揮者と旅先で出会った少女の交流を描くヒューマンドラマ。ナタリーが少女役で主演の老音楽家役は大物俳優マーティン。
ロケ地はスイスのアルプス。ジーンはヤギが狼に食べられてしまって数が足りない、霧が出てきた、強い雨風で撮影は無理そうなどのアクシデントや不利な状況からもアイデアを思い付いてどんどん撮るで撮影は順調に終わった。
映画もの映画って撮影シーンがメインで他はそんなに…という印象だけどこれは撮った映像をどう編集するかジーンが悩みまくるパートに尺を割いてて、劇中劇の失意の老指揮者と編集作業で追い込まれるジーンがどんどんシンクロしていくのが面白かった。
せっかく撮った映像切りたくないよね…。ただの視聴者でしかない私もドラマや映画の関係者がこんなシーンも撮ってたよ、最初はこうだったけど没にしたよ、なんて裏話をしてるとそれも見せてくれ〜!ってなる。DVDにカットシーンとして収録するかディレクターズカット版出そうぜ!
追加撮影を許可してくれるポンポさん聖人かな? と思ってたら試写会までに完成しなくて契約違反になってしまったりスポンサーが降りて資金繰りが大変になったりするトラブルに見舞われてそっちの話もがっつりやるんだと面白かった。
ジーンのハイスクールの同級生で学生時代は何でも上手くやれていたが今は仕事に疲れて胃薬ばかり飲んでいる銀行マンになってしまったアラン、全然全くジーンを馬鹿にするタイプではなくむしろぶつかって水溜まりに落ちてしまったジーンのノートを拾って渡したり再会した時に改めてその事を謝ったりするいい奴なのが良いな。
退職しようと思っていたけれど会社はジーンの映画の融資を断ろうとしていると知ってクビを覚悟で自分が引き受けたアランと部下が遅くまで残って必死に頑張る姿を見て手伝ってくれる上司にワクワクした。
重役達は数字を重視するからあらかじめクラウドファンディングで金と期待するファンの数を集めておいたり、会議を生中継してスタッフや出演者のインタビューも流して世間の注目と期待値を高めたり、最終的に頭取が許可してくれて重役達も奇抜なプレゼンにお手上げしたりで楽しかった。
映画は大ヒットして賞を獲りまくって大成功。銀行は俺達この映画を融資したぞと全面的にアピールするし大成功を収めたアランも意欲を取り戻してバリバリ銀行マンとして活躍。後日ジーンとアランが仲良くツーショット写真を撮るところ微笑ましい。
ニャカデミー作品賞の授賞式のインタビューでジーンが「気に入ってるところは上映時間が九十分ってところですね」とポンポさんの受け売りを答えるのもこの映画の上映時間がまさに九十分なのも最高だった。
マーティン役の大塚明夫さん、普段の明るいマーティンのコミカルな演技と劇中劇の老指揮者の洋画吹き替えでよく聞く重々しい声色の演技の変え方が素晴らしい。モンスターパニック映画の予告ナレーションが中田譲治さんなのも好き。


■映画・「グラン・トリノ」
クリント・イーストウッド主演の有名作品。
戦争で多くの人を殺した罪を抱え、愛する妻を失い、子供や孫とは上手くいかず、体を悪くして吐血するようになってしまった孤独な老人ウォルト・コワルスキー。ギャングのいとこにしつこく絡まれていた隣人一家を助けた事から交流が生まれて親しくなるが、平和な時間はギャング達の報復で壊れてしまった。
ついウォルトがカチコミに行ってギャングを皆殺しにするのかと思ってしまったけど丸腰の状態で殺される事で奴らを確実に刑務所行きにする事が狙いだったのか。切ない。タオがウォルトから遺言で譲り受けたグラントリノにデイジー(ウォルトの飼い犬)を乗せてドライブするラストシーン好き。


■映画・「ノートルダムの鐘」
ディズニーがフランスの同名小説を長編ミュージカルアニメ映画化した作品。主人公のカジモドの日本語吹き替えは当時現役劇団四季所属だった石丸幹二さん。
小学生の頃に当時のメジャーな長編ディズニー映画を一通り見たからこれも見てるはずだけどヒロインがジプシー娘のエスメラルダって事しか覚えてないので金曜ロードショーの放送で見た。
化け物、怪物、醜いと罵られるだけの事はある顔立ちだとしっかり表現しつつ嫌悪感までは湧いてこないカジモドのデザイン秀逸だな。
フロロー判事…己の信じる正義と秩序を守ろうとする厳しさ故に罪を重ねる二律背反…欲望を罪悪と感じる敬虔なキリスト教徒らしい禁欲的な価値観故に己の中に生まれたエスメラルダへの愛情を認める事が出来ない潔癖さ…それ故に迎えた破滅…しかしその信心深さ故に最初は殺そうとしたカジモドを育てもした男…。己(が放ったようなもの)の炎で死ぬの良すぎ。
心もリアルファイトも強いエスメラルダかっこいい。フロロー判事の容赦のなさを知っていながらどうしても許せない事には逆らう勇気があるフィーバスいい奴。
失恋したカジモドは可哀想だけどエスメラルダを守り抜いてくっつくオチだとただの三角関係じゃねえか!ってなってしまうかもだからフィーバスを交えた友情、カジモドが対等な人間関係を手に入れる話でよかったと思う。
キリスト教徒じゃないし信仰心もないけど音楽として讃美歌と聖歌が好きだから劇半が好みすぎる。


■映画・「プリンセスと魔法のキス」
舞台はアメリカのニューオーリンズ。主人公は自分の店(レストラン)を開く事を夢見て働きすぎだと指摘されるほどお金を稼いで貯めている黒人の少女ティアナ。
ヒーローは派手好きで浪費癖があって両親に勘当されてしまった異国の王子ナヴィーン。今は一文無しだから金持ち女と結婚したい。「カエルの王子様」「カエルになったお姫様」がベースだから魔法でカエルに変えられてしまう。
ヴィランは路上で占い師として働いているヴードゥーの魔術師ファシリエ。ナヴィーンをカエルに、家族を食わせる為にずっと働いて苦労してきた従者のローレンスをナヴィーンの姿に変えた。ローレンスをシャーロットと結婚させて彼女の父親を殺して富も支配者の座も手に入れようとする。
ティアナの幼馴染みのシャーロットは幼い頃から素敵な王子様と結ばれる事を夢見る白人お嬢様。本物の王子のナヴィーンがアメリカに来たので見初められようとパーティーを開く。
シャーロットはパーティーに料理人として呼んだティアナが服を派手に汚してしまったらナヴィーンを置いてティアナを家に連れて行って自分のドレスを貸すような優しい女の子。
金持ちのシャーロットと結婚したいナヴィーンは脱走して彼女の部屋を訪ねて美しいドレス姿のティアナをプリンセスと勘違いして物語に倣って元に戻る為にキスを乞う。ティアナが我慢してやってあげたら彼女までカエルになってしまった。
共にカエルと化したティアナとナヴィーンは人間に戻る為に一緒に旅をする。価値観の違いから喧嘩も多いがいい雰囲気になっていく。二人を人間に戻す方法を知るヴードゥー・クイーンのママ・オーディは自分に必要なもの、本当の願いを見付けろと助言する。
ティアナはしっかり者で働き者のいい子だが資金稼ぎに専念するあまりプライベートな楽しみを疎かにしてダンスも踊れない。ナヴィーンに惹かれるがシャーロットに夢を叶えさせてあげたいから身を引こうとする。
ナヴィーンは本当は勘当されて一人じゃ何も出来ないと気付いてへこんでいたしティアナが人間に捕まった時は体を張って助けたしやる時はやる奴。女たらしだったがティアナに本気で惚れたと自覚する。
ナヴィーンは最初人間に戻ったらシャーロットと結婚する、ティアナには手に入れた金でレストランを買ってあげると約束していた。だがティアナへの気持ちを認めてからはシャーロットとの結婚は諦める、レストランは自分が働いて稼いだ金で買うと決意する。
しかしローレンスとファシリエに捕まって元に戻る邪魔をされてしまった。ティアナはナヴィーンが自分にプロポーズするつもりだと知って喜び、シャーロットと結婚式を挙げようとするナヴィーン(ローレンス)を見てショックを受ける。すぐ後にちゃんと誤解は解けた。
ティアナはファシリエから自分に手を貸せばレストランを開く夢を叶えられる、自分の店を持つ夢を馬鹿にしてきた奴らを見返してやれ、夢を叶えられないまま死んだ父親を思い出せ…とローレンスを唆した時のように誘惑する。だがティアナはパパは本当に大切なものは愛だと知っていたんだと振り払った。
ファシリエは数々の悪事に魔物の力を借りていた。計画が失敗して呪いに必要なタリスマンが壊れてその借りを返せなくなってしまって彼自身が対価として連れて行かれてしまった。ローレンスも変身出来なくなって捕まった。
二人が人間に戻る為に必要なのはやはりプリンセスのキス。父親がパレードのキングの娘だからシャーロットがプリンセス。その座は一時的なものだから刻限がある。
ナヴィーンはティアナにレストランを買ってあげる為にシャーロットと愛のない結婚をしようとする。ティアナはそれを拒否してナヴィーンへの愛を選んだ。
事情を知ったシャーロットは二人が結ばれた事を祝福して、ナヴィーンに結婚しなくていいと言ってキスしてくれた。だがもう彼女がプリンセスでいられる時間を過ぎていて人間に戻れなかった。
ティアナとナヴィーンは残りの人生をカエルとして生きていく覚悟を決めて結婚した。ナヴィーンの妻になったティアナは今やプリンセス。だから誓いのキスをしたら人間に戻った。
人間に戻ってから改めて挙げた結婚式にナヴィーンの両親も来てくれた。ブーケトスを受け取ったのはシャーロット。ティアナとナヴィーンは念願のレストランをオープンしてハッピーエンド。
王子様と結婚する夢を諦めた訳じゃないからまだ六歳のナヴィーンの弟を狙うつもりらしいシャーロットに笑った。恋のライバルポジションだけど最初から最後までいい子で好き。
最後まで夜空の星を同族のメスだと思い込んでいたホタルのレイの一途な愛がティアナとナヴィーンに大きな影響を与えたのがロマンチック。ジャズアーティストになる為に人間になりたがっていたワニのルイスがワニのままティアナの店のステージに立つオチも良いな。
ベニエを食べてみたくなったけど粉砂糖をこぼしまくって大変な事になりそう。


■映画・「ミラベルと魔法だらけの家」
コロンビアが舞台の家族の絆を描いたディズニー映画。迫害から逃れる最中に奇跡が起きてギフト(魔法の力)を授かって安住の地を得た一族が主役。主人公だけが力を持てなくて劣等感に苛まれて形見の狭い思いをしている。あと初の眼鏡キャラヒロイン。
でも祖母から連なる同じ血を引いた一族の皆がギフトを持ってるのにミラベルだけ持ってないってそれはそれで特別だよなと思った。実際ギフトで町に貢献する役割を持たないミラベルだからカシータ(家)崩壊の危機について調べる時間があって家族の危機を救う事が出来た。
祖母のアルマはもう家を失いたくないからギフトが消える事を恐れて必死になって家族の心を追い詰めてしまっていた。姉のルイーサはギフトが弱くなってきてこれでは家族を守れなくなる、そうなった自分には価値がないと思い詰めている。もう一人の姉のイサベラは幼い頃から完璧を演じてきたからアルマが町の為になると喜ぶ望まない縁談を断る事が出来なかった。
序盤はギフトの件でミラベルが持たざる者として扱われたけど問題から目を背けようとする家族の弱さが明らかになっていくにつれてミラベルもまた(心の強さを)持つ者であるとわかっていくのが良いな。
ルイーサが初めて不安を打ち明けた相手、イサベラの本音を初めて引き出して自分らしく生きたいと思わせた人、夫を殺された悲しみを嘆く暇もなくたった一人で三つ子の母として町の長として気を張らなければならなかったアルマが初めて弱音を話す事が出来た家族はミラベルなんだから。
大家族ものに割といる訳有りなはみ出し者の叔父さんキャラ好き(この映画ではブルーノ)。姿を消した理由が姪のミラベルを守る為という優しさ。
家が壊れてギフトも消えてしまった一家が壊れてもまた建て直せばいいと前向きになって再建を頑張るのも、一家に頼りきりになっていた町の人達が助けに来てくれるのも、ギフトが復活するのが自分達の手で家を建て直した後なのもよかった。
畠中祐さんが出演しててお父さんも塔の上のラプンツェルに出てたなって興奮した。
感想を検索すると自分を尊重してくれない家族なんて捨てちゃえばいいってアルマとイサベラへの不満をよく見かける。本当に爪弾きにされて疎外感に耐えられないなら家を出た方がいいだろうけど、実際には誰も本気でミラベルを嫌ってないしミラベルも家族が好きだし不和は劇中で修復されたんだから所詮は外野の意見だなぁ…と思った。


■映画・「SING/ネクスト:ステージ」
大好きな歌(テイラー・スウィフトのLook What You Made Me Do)を坂本真綾さん吹き替えのロジータが歌ってくれて嬉しい。ああいう歌だから使われるシーンもあれだけど。ビリー・アイリッシュのbury a friendも十数秒くらいしか流れなくても異彩を放ってて最高だった。
言語版キャストはやっぱりミーナ役のトリー・ケリーが好み。ポーシャ役のアイナ・ジ・エンドのハスキーボイスとパワフルな歌声がオオカミ美女の容姿に合ってて良い。引退した有名歌手役の吹き替えがB'zの稲葉浩志でがっつり歌ってくれるのすごい。
悪役のクリスタル社長(CV大塚明夫のオオカミ男性)はバスローブ姿がとってもセクシー。寝る時は裸なんですね。


■映画・「危険な遊び」
主人公の少年マークは母親が病気で亡くなり父親は仕事で東京出張行きなので叔父の家に預けられた。精神的に不安定な状態だったが従兄弟のヘンリーと仲良くなって楽しく過ごせるようになった。
しかしヘンリーは残酷な少年だった。人の死について知る為に研究が必要だ、母親の死に顔を見るべきだった、自分は溺死した弟を観察したなどと語るし動物をボウガンで殺すし人が死にかねない危険な悪戯もする。
マークは次第にヘンリーを恐怖するようになっていく。ヘンリーが妹のコニーを事故に見せかけて殺しかけた事件が起きた時はさすがに叔母に密告した。だが息子が娘を殺そうとしたなんて信じてもらえなかった。
ヘンリーの両親はもちろんマークのセラピーを担当する先生も問題があるのはマークの方だと言いくるめられてしまって孤立無援。電話の向こうの父親は信じてくれたが迎えが来るまで数日かかるしそれまでにまた何か起きそう。
だが叔母はマークの言葉が引っかかっていた。ずっと探していたリチャード(例の死んだ弟)のおもちゃをヘンリーが隠し持っていた事、それは元々は自分の物だったと主張して取り戻す為に酷い荒れ方をした事で疑念を深める。
ヘンリーはそのおもちゃを誰の手にも渡したくなくて井戸に捨てた。妹が死にかけても何ともなかったのにそれは悲しんで泣いた。
叔母はとうとうあなたがリチャードを殺したのかとヘンリーを問い詰める。ヘンリーはもう否定しなかった。施設にやられるくらいなら死んだ方がマシだと言って崖の方へ駆け出す。
だがそれは真実を知った実母を殺す為の罠。ヘンリーは崖っぷちにいた彼女を突き落とした。叔母は枝に捕まって転落死は何とか免れた。
ヘンリーに刃物を突きつけているところを見付かって部屋に閉じ込められていたマークは叔母の殺害を止める為に窓ガラスを割って家を飛び出してヘンリーと揉み合う。
その間に叔母は自力で崖をよじ登って助かった。マークとヘンリーはどちらも崖から落ちそうになる。叔母は二人を片手ずつ掴んだ。ヘンリーはママ愛してる、両手で掴んでとマークを見捨てて自分を助けろと誘惑する。
叔母は葛藤の末にヘンリーから手を放してマークを助けた。生き延びたマークはもしもう一度あの時に戻ったら叔母は自分を助けてくれるだろうかと考えてしまうのだった。
マークはイライジャ・ウッド、ヘンリーはマコーレー・カルキン。子役時代。私が見た吹き替えはマークが高山みなみでヘンリーは折笠愛だった。良すぎる。敬称略。


■映画・「アウトロー」
元凄腕軍警察の男が様々な事件や陰謀に巻き込まれて立ち向かうジャック・リーチャーシリーズの一作目。小説原作。トム・クルーズ主演。事件の真相を追うサスペンスと黒幕の手先と戦うアクション。
午後のロードショーで先に二作目の「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を見て面白かったからこっちも放送次第録画しようと思ってた。一作で完結してるから見る順が逆になってしまっても問題なく楽しめた。


■映画・「砂漠でサーモン・フィッシング」
アフガニスタンのイエメンでサーモンフィッシングがしたいという無謀に思えるプロジェクトに関わる人々の話。変な題材だけど共通の目的(この作品では釣りやプロジェクト)の前では人間は様々な垣根を越えて平等とか手を取り合えるとかそういう真面目なドラマ。
プロジェクトを立ち上げた現地の富豪にとってサーモンフィッシングは理想の象徴、夢の始まり。イギリスは階級社会だけど川で釣り人になる時に元々の身分は関係なくなるとか、砂漠だが雨期がある土地だからダムや川を作って水を引いてゆくゆくは農業も始めたいとか。
イギリスの政治家や政府高官から政治的に利用されたりプロジェクトを西洋化と捉えて反発するアフガニスタンの過激派から命を狙われたり人間関係のいざこざが起きたりして大変。
放流した養殖の鮭が遡上してくれたシーンや全てをぶち壊しにされて絶望的なムードになった後に生き残った鮭が見付かって今度はもっと地元の人達を巻き込んで彼らのプロジェクトとしてやり直そうと盛り上がるシーンで感動した。
音楽がとても良い。主演はユアン・マクレガー。



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