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異人館画廊シリーズ



異人館画廊シリーズ第4巻です。

最近いろいろ忙しくて本を読むひまがなかったのですが、先日本屋にいってずっと続きが気になっていたシリーズの最新刊を買いました。奥付を見ると去年の8月に発売されていて、本屋に行って自分で買うのはそんなに久しぶりだったかと驚きました。レポートとか課題とかで専門書ばかり読んでいたので…。



1巻目の二人と比べると随分トゲがなくなったな、と思いました。千景ちゃんは過去が過去なだけに他人に対して身構えるのは仕方ないけれど、透磨さんの方は…。どこの小学生男子だよってカンジ…。好きな女の子には優しくしないと伝わりません。元来の性格が理性的だから小学生よりタチ悪そう…。それから京一さんと透磨さんのやり取りもツボですw口では透磨さんの圧勝だろうけど、明朗で裏表のない京一さんは千景ちゃんも身構えることなく楽しそうで…。そういうところが透磨さんとしては羨ましいからあんな態度になるんだろうな…、と思いました。

今回のお話は"親子"がテーマだと思います。千景ちゃんとお父さん、波多野氏と息子さん、母親と息子さん、鈴子さんと息子さん…、それぞれ思うことがあります。

それからこの小説を読んでもう一つ思ったこと。
母は強し。これです。

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