そのB
続きです。
とうとういきむ許可ももらえ、必死に息を吸っていきむ私。
じいさん先生は、あんなこと言いながらも一応会陰切開しないで済むか見ててくれた。
つーか、産道に頭が挟まってる感覚がわかってちょっと怖かった(;´Д`)
3〜4回の陣痛で、頭がもう出かかってるのも生々しくわかりました。
そして、会陰がギュウギュウで出てこれないのも身をもってわかりました。
痛いし。
これを見てじいさん先生も、会陰切開。
異議無し。
そしたらいとも簡単にずるるんっと赤ちゃん誕生!!!
もう出た!早い!
と、経産婦の威力に感動する私。
こうして、約5時間で娘が誕生しました\(^o^)/
5月18日になって、すぐのことでした。
この日は大安だったので18日生まれがいいと思っていたら、なんとまぁギリギリで18日生まれ。
すごいな本当に(笑)
旦那は息子のときは感極まって泣いたけど、今回はひたすら興奮して「可愛い!!」と連呼してました。
私も娘を見た瞬間、やりきった感と会えた感動、陣痛からの解放に、興奮しながらも嬉しくてしょうがなかったです。
そして娘は首にへその緒が巻き付いていたらしく、看護師さんががんばってほどいてました。
娘はすぐに検査でその場を離れ、私は後産やら会陰縫合やら。
じいさん先生「俺は赤ちゃんの命が一番大事だと思ってるから、会陰切開をしたくないって考え方は嫌いなんだ!」
私「(おっしゃる通りです…。)いやもちろん赤ちゃんの命が最優先ですけどね…」
私氏、分娩直後におっさんをあしらう。
会陰縫合は、麻酔が前回よりも効いたのか、痛みはあれど我慢できるレベルでした。
じいさん腕は確かかもしれない。
でもせめて白衣くらい着ろ。
ポロシャツのまんまやないか。
妻がお股を縫われているとき、旦那はビデオカメラ片手に私の横を高速で通り過ぎ、赤ちゃんを撮影し始めてた。
可愛い可愛いと未だ連呼。
じいさん「…お母さん、後で旦那のこと怒るだろ。『私が一所懸命がんばったのに自分ばっかり!』って」
私「よくお分かりで。」
じいさん「ありゃあ許されることじゃねぇな。」
じいさん偏屈だけど悪い人じゃないね。
胎盤を見せてもらった。
助産師さん「すごく大きいよー!」
私「そうなんですか?」
助産師さん「普通は500グラムくらいだけど、600グラムくらいありますよー。」
赤ちゃんも3200グラムオーバーだったし、大きく育ったもんなー…。
私の全ての処置が終わり、寝ている私の腕の中に娘が連れてこられた。
私「可愛い!!ガッツ石松みたい!!可愛い!!」
旦那「お前ひどいな。」
丸顔で、お目々をパチパチさせて、女の子顔って感じでした。(ガッツ石松なのに?)
息子と全然似てない。
娘はどちらかというと私似らしい。旦那家に似てほしかったのに。
旦那と娘と、最初から最後まで一緒にがんばれた、満足のいくお産になりました。
久々の新生児に早くもヒィヒィ言ってて、2児育児が怖いですが、これから4人で楽しみながらがんばりたいです。
新しいあづき家をよろしくお願いします♪