ちょっと、ああ。となったので



ファンは度が超えると評論家になってしまうというツイートを見て…


ああ、確かにな。
とは思うんですよ。

私も最近は進撃を見て、兵長像に対しての周りとの相違に戸惑わされています。
兵長は暴力的で、潔癖症。ハンジさんをよく殴る。
この三つをよくリプライで話に出されるのですが、私は兵長の性格をよくわかってないです。

エルヴィンの言うことには疑問を持つことも、拳を握り締める事も有る。でも、お前に従おうと、最後にはきっと自分が考えるもっと先を見越した答えを見出しているから。
そして、演出として蹴り、その事で心を揺さぶられて居ないかとエレンを心配する。兵長は自分が恨まれてもエルヴィンの指示に従うから、これは多分エレンへの心配だったんじゃないだろうか。
そして、エレンに巨人になれるようになれと厳しさは有るが、エレンを殺す為にそばに置かれたのにも関わらず、エレンを護る立場のリヴァイ班からエレンを庇う。エレンの立場が危うく、自制出来ない巨人能力を安定させろと言った感じだろうか。安定しない事で、他にも危険が及ぶ。
大方他人を気遣うことが多いのではないだろうか。
掃除は、軍隊の訓練の一環では当たり前のことだし、シーツのシワ一つでやり直しなんてザラ。
しかもあんなに汚い古城で生活出来るわけもないから掃除であろう。

私は兵長をそう思ってました。
寧ろ、兵長はそれくらいしか情報がない。
自分自身をどう思ってるのかの描写もない。自分の事を強いと理解しているのか。それとも部下を死なせてばかりだと不甲斐なさを感じているのか。
それすらも不明。

そんな中、暴力的、と言われても????
潔癖症???
ハンジさんとはクソの話しかしてねぇ…クソが長引いたのか?いや、快便だったよ、のこの気軽さ…
二次創作に引っ張られている。
それに対して、兵長はそんなんじゃない、と思う…と反論するのは理解して頂きたい。

二次創作の設定を本編とごちゃ混ぜにしてしまって、自分で確立したキャラクター像をそのキャラクターに押し付ける方が多い気がします。


あと、ファンとしてFF7の話が分かりやすいと思ったので…
7本編は大好きです。でもACは理解出来ませんでした。
ACのクラウドを否定する訳ではありませんが、私の感性には響かなかったです。
これは評論家と言われても仕方ないかもしれませんが、何が言いたかったのかがわかりませんでした。
ACCになって始めてACの良さは分かりました。これは良い。
ですが、ACで7どうしたの?となったのは評論家でしょうか。
コンピレーションにならなければ分からない。そういう風に作ってしまった制作側にも非は有るのではないかと思ってます。
この金額で、この作品は面白いですよ!と提示するのは製作者です。これはこのお金を払う価値が有るものです!と言ってるのです。
必ずしもその作品だから面白いというファンの見方は間違っては居ませんが盲信的である必要は無いと思ってます。
ストーリーは続くものです。
いつか自分の感性とズレてくるかもしれませんが、ファンであれば思い入れも強い。
他人に押し付けるのはいけないですが、こうすればもっと面白くないか?これはどうだろう?こうは?と見るのも一つの楽しみ方だと思ってます。