スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

知るということ


ずっと前の話ですが、彼氏に、この人は私の何を知っているんだろう、とフと思った事がありまして。

私は映画が大好きです。
観ると他人の人生を体感出来るから。自分ひとりじゃ味わいきれない人生経験を得られる。
凄いことだな、と。
それが段々と自分でもお話を作ることに興味を持ち始め
そして、映画を撮ることはとても出来そうにないので漫画を描くようになりました。
最近は二次創作ばかりですが、数年前は一次創作を沢山描いていました。
私が漫画を描くという行為はほぼ私の人生と同義といえるくらいです。
やめたら死ぬ。

まぁそんなこんなで、この人に「Zさんって漫画かくんですね」と言われました。
そこで、この人は私の何を知っていたんだろう。と

映画を見るという事。
それが私の書く漫画作りに深く関わってる事は友人達なら誰でも知っています。
私が映画好きだという事は知っているけれど、私が漫画を描くという事は知らない。
私が映画を好きという事を漠然と知ってるだけで、相手を知っているという事になるのだろうか。
という疑問が出てきました。

好きな事を知る事は、知り合い程度なら殆ど誰でも出来ます。
相手がそれすらも知られたくないのなら話は別ですが…
私が思うのは、相手を知る事は好きなことを知る事ではなく、嫌いなものを知る事。
好きなものをプレゼントする事は出来る。しかし、好きなものならもう持っているかもしれない。それを避けるのなら相手の事を考えた自分なりのプレゼントを贈るしかない。けれど嫌いなものを贈らないようにするには、相手の嫌いなものを知り尽くしておかなくてはならない。
嫌いなものはかなりの情報量が必要だと思います。
あ、これ好きなんだよね〜と言うことは多々あると思いますがわざわざ嫌いなものをひとつひとつ紹介する人はあまりいません。
相手を不快にさせかねないからです。
そして、相手が好きと言ったものにわざわざ、これ嫌いなんだよ〜
と言えるのは気心がしれたもの同士だけです。
そこまで来てやっと、相手を知っていけているんじゃないでしょうか。
知り合ったばかりの時は趣味の話でもりあがります。
好きなことに同意して話が弾みます。
そこで相手を知ったと思い込むことは愚考だな、と思いました。
相手の思考も日々変化し嗜好も変わっていっているという事実に柔軟に対応して人間関係続けていけたらな、と思いました。


レオっちに、メイド服似合うんじゃね!?と軽率に描きました。
存外身体ゴツくて、男の子なんだなぁ…と思いました、まる
<<prev next>>
カレンダー
<< 2015年12月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー