話題:自分にとっては重要でどっちかと言うと聞いてほしいけど、でもまあ流してくれてもかまわないから興味があるなら見てみればいいんじゃないかと思う話。

人に優しく

馬鹿にされたり虐められたり、助けた人が私が困ったときに助けてくれなかったり裏切られたり…
そんな出来事が少なからず積み重なって、いつしかそんな他人の態度に腹を立てて他人と関わりたくないと思うようになった。
他人に関わらなくてもいいように避けているうちに大事なことを幾つか失ってきたのだろう…
気付いたら、空気が読めない 気が利かない人間になってしまった。
空気が読めない 気が利かないと声にして私を批判する人も出てきて
何も知らないくせに勝手なこと言って!じゃあ、そんなに言うならアナタは私に気を利かせてくれたんですか!?人にそういうこと言う人間に限って他人に気を遣わないんだ( ̄^ ̄怒)ってイライラした。

そして最近やっと気が付いた。
人に優しくの本当の意味
今の私では優しくされないこと
他人に馬鹿にされたからって怒っているだけじゃ人間関係上手くいくわけないって。
逆に、困っている時に誰がが気を利かせて助けてくれたときの嬉しさが私にも分かる。
私が誰かに助けて欲しいと思うように、他人も私に力を貸して欲しいと思っているのだろう。
自分ばかり欲しがってちゃいけない。
他人も困っていることがあるし、協力し合っていかなきゃ世の中生きて行けない。

自分と同じように他人もそれぞれの事情と感情と価値観を抱えて生きている。
以前読んだことがある本にあった
持って生まれた性質やこれまでの経験の影響で今がある。
自分も、他人もそう。
それぞれの「今」は様々な事情があっての「今」なんだって。
今、私の周りに居る人たちもお互い出会う前の人生や経験があるわけで
それぞれがこれまで人生の壁に衝突しながら解決しつつ懸命に生きてきた結果、今がある。

価値観がぶつかり合って理解出来ないこともある。
けれどきっと痛みを感じる心は同じ。そこに少しずつでも共感し、寄り添うことが出来たら自分も他人も優しい気持ちになれる。
それが人に優しくということだと私は思う。