帰休が増えて、ゆうことあと1人だけしかパートさんがいないという日がありました。
私より10歳近く年下の女性ですが、実際にはもっと年下に感じる幼いヒト。
でもその子供っぽさで、話が面白くて仕方がないの。

若い時に付き合った彼氏の話を聞かせてくれました。
「DV気味で」
「すぐ怒るんです」
「全部私のせいにされる」
「クルマ降りろって言われて」
「東浦和の田んぼの真ん中に置き去りにされて」
「真っ暗で、泣いてたら迎えに来てくれて」
「優しい時もあるので、許しちゃうんです」
とかね。

また別な話ですが、ほかにもDV男と付き合っていた女性の話も聞いたことがあります。
「ちょっと、ここ(首と肩のあたり)痛くて」
「メガネも壊されちゃって」
「私も、鈍器でやり返したんですが」
「弁償してくれるっていうし」
「ヴィトンを買ってくれるって言うんで、許しました」
( ̄∇ ̄)

現在はどちらの女性も、別な人と家庭を築いているので心配はいりませんが。

けっこう暴力ふるう男っているもんなのね。
DV女ってのもいるみたいだし。
ゆうこは一度もそんな男に当たったことがない。運が良かったんだろうな。

しかし、今はもう解決している他人の元カレ話は面白いです。
何というか、いかにも若い時代の盲目的な恋愛が可笑しくてアホらしくて、笑いが出てきます。

もちろんその時は真剣なんですけどね。

これは、他人の夫婦喧嘩が面白いのと似ています。
当事者にとっては、もう頭が真っ白になる程腹が立って仕方がないような、夫婦間の争い。

しかし、聞いている分には何故か面白いのです。
店の中とかだと「もっと聞いていたい」「最後まで聞きたい」とかね。

誰もが自分の中で折り合いをつけて、平和な家庭を保っています。
「どんな夫婦も『間一髪』って所で繋がっている」
と、言われたこともあります。

思いやりが無かったら持ちません。
それも、お互いが同じようにね。

ゆうこは結婚が2度目ですが、やはり1度目の結婚生活を終了させて良かったです。
あの時しなくても、絶対に離婚したと思います。
母子家庭も、苦しい生活も、今のためにあったのだと思います。
大きな病気もせずに、元気で働き続ける事ができて幸いでした。
子供たちには苦労をかけましたが、よそのお母さんに比べると、かなり甘やかしたとも思っています。

むしろ、息子は未だに甘やかしている。
まだ実家暮らし。

今日は暑くなりそうですね。
また外を歩きに行ってこようかな。