さくらももこさんが亡くなって、もう新作を読めないのだと思うとしんとした寂しい気持ちになります。

愛読していた作家さんが亡くなるのは寂しいですね。
私は宮尾登美子さんが大好きで、亡くなられた時はとても残念でたまりませんでした。
でも宮尾登美子さんはお歳でいらしたので、どこかに覚悟があったのですが、さくらももこさんは私と同年代で、まだバリバリ元気だとしか思っていませんでした。
煙草を吸うので、それはやめられないから、それ以外のことについては誰にも負けないくらい、健康を気遣う生活をしているとエッセイで読んだ事があります。
健康オタクみたいなイメージがありました。
ずっと闘病していたなんて。
さくらさんは闘病については書き残していないのでしょうか。
なんだか何処かに書いているような気がしてなりません。
病院の事や医師の事。治療の事。
ああでもそれは彼女の書いてきたものとは違って、面白いと笑えるものではないのだろうな。
だってさくらさんはそこから帰って来られないまま逝ってしまったのだから。
さくらももこさん。ご冥福をお祈りいたします。

好きな作家さんで、若くして亡くなってしまった方に氷室冴子さんがいます。
これも私は大ショックでした。10代の頃ものすごくよく読んでいたからです。本もたくさん持っていました。
そういえば、お姉さまの娘さんが生まれた時の事を
「赤ん坊ってのはなんちゅう手間のかかる生き物なのだ!」
「紙オムツができようと粉ミルクができようと、そんなものは大事の前の小事。赤ん坊は圧倒的な時間と人の手による世話を消費して大きくなるのである」
と、確かこのように書いていて、それを読んだ時すでに自分の子供が幼稚園児くらいだった私は、なんと的確に育児を表現してくれたのかと、久々に読んだ氷室冴子節に頭の中で大喝采でした。

心に残るフレーズというか、文章というものはあるものです。
何年経ってもふと思い出す。

群ようこさんや酒井順子さんなど、他にも大好きな作家さんが何人もいますが、どうか長生きして沢山の本を書いていただきたいです。

最近は老眼で本を読むのが億劫で、なかなか読む気にならないのですが。

早く老眼鏡作らないとな〜。

今日は図書館で本を4冊借りてきました(笑)

明日はボウリング大会です。
あーボウリングとか全然やってないし、きっとひどい成績だよ。
まあ別にいいけど。人数合わせだからね。

きっと主人は今日早く帰ってくるだろう。もう帰ってきちゃうんじゃないかな?
息子はまだ帰りません。
いつも留守番ですが、お母さんというのはそういうものなのでいいのです。

寝ます。おやすみなさい。