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利活用講習

 ハンター養成学校の利活用講習を受けてきました 今回は鹿の解体実習があるのでテンションが上がったのか、10:30開始なのに9:30前に会場入り(笑

 県内1ヶ所での開催だったので40人程が集まり、午前の座学は食品衛生法、と畜場法など山肉を流通する場合の県や国のガイドラインを聞き質疑応答 国のガイドラインより長野県のガイドラインが厳しいと知りました 

 午後12:30から鹿の解体実習 皆が教室で昼食してる中、コンビニおにぎりを3口で頬張り、モグモグしながら解体場に(笑 
 
 鹿を吊るす三脚が2つありブルーシートの下に3頭の鹿が横になってた 2頭は推定70`4歳のオス、1頭は推定30`1才のメス 

 会場近くで鹿肉の解体加工販売をしてる人が講師で、メス鹿で手順を説明しながら始めると言うと一斉にメス鹿を取り囲む受講者たち 

 40人が我も我もと写メや動画のベストポジションを陣取るべく犇めく… 慌てた県の職員が写メや動画は自由に撮っても良いですが、気分を害する人も居ますのでSNS等には上げないで下さい 今後の開催に影響が出るので(^^; 

 すると何十個も鹿に向いてたスマホが3個に お前らUPするつもりだったんか〜い(°Д°) 手順を聞きながら2グループに別れ順番に解体 今回の鹿は冷凍保存してた腹抜きしてない個体だったので、まずは腹抜きから 

 ワシはサイコパスだから(笑 詳しく説明しても良いけど割愛してざっくり言うと、鹿の首を縦に切り裂き食道を出す→肛門の回りを切り肛門を出す→食道と肛門にビニール袋を被せ結束帯で縛る→内臓を傷付けないようにノコギリで胸骨を切断する→食道を引っ張り剥がしながら内臓を引っ張り出す(食道と肛門を結束してるので胃の内容物が出ない為、肉を汚染しない) 引っ張り出した臓物の心臓と肝臓を観察する→異状が無ければ健康な個体なので肉を各部位に切り分ける 

 脚を関節から切り落とす→前肢は後に吊るすのでアキレス腱は残す→あばら骨をノコギリで切断→内ロースを切り取る→前肢を切り取るが背ロースに気を付ける→後ろ脚を切り取る→背ロースを切り取るで終了なのだが、鹿の生態調査をしてる研究員が参加してて、下顎をサンプルで欲しい(歯を調べるとその地域の鹿の衰退状況が分かるらしい)と言うので下顎も切り分けました 

 全っ然、割愛してねーな(・ε・` ) 因みに下顎は舌付きです(笑 解体前のテーブルの上に置かれた道具が、ナイフ・ノコギリ・結束バンド・ビニール袋 その隣には沸騰した大鍋2個 

 解体は難しかった 美味しく食べたいから丁寧にしたい、でも時間が掛かると肉が傷む可能性も…場数を踏んでスキルを上げ、美味しい肉にする。 命を奪う者としての責任がある 食べる為、食べたいから釣り食べたいから狩る スポーツやゲームとしてではなく 罠で食える罠師を目指す  

  

 
 
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