「…ン、あっ」
つぷり、と豆が後孔に沈められる。
その行為に、ブン太は息を荒げた。
「は、っふぁ…あ」
「気持ちぃ?」
「っア!も、やめ…っ」
一体、どれくらいこの行為を続けられたのだろう。
節分の為に用意された豆は、あらかたナカに押し込まれた。
腹が苦しい。
なのに、身をよじる度にコロコロと内壁を刺激されて、涙が出る程の快感が身体に走る。
またひとつ、入れられる。
その分、奥にある豆が更に奥に進んだ。
「あぅ…っ」
ビクビクと身体を跳ねさせながら、ブン太は必死でシーツを掴む。
「…年の数だけ、っていうけど…ブンちゃんのココはまだ足りなさそうだね」
「ふ、ざけ、っぁあ!」
ぐりっ、と豆を押しのけて挿入される指。
「は、っは、…ア、んぁっ」
「へへ、美味しそう…」
「んんっ!」
埋め込まれた人差し指が軽く曲げられ、ころりと豆が一粒落ちる。
微かに濡れて艶を帯びたソレを、ジローは見せつけるように口に運ぶ。
途端に、体温が一気に上がった。
「バッ…んなの、食うなっ」
「何で?美味C〜のに」
「っんぅ!」
耳に舌を差し込まれ、粘着質な音に身震いする。
「大丈夫、残さず全部食べてあげるから…豆も、ブンちゃんも」
吐息混じりの甘い声が、かすれていく意識の中に溶けていった。
━━━━━
見なかった事にしてください(…)
久々の裏日記更新がコレとかなんというカオス!
節分だから豆プレ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい×∞
まだ裏は書けそうにない、デス
「…ね、イイんでしょ…?」
「んっ…あ、くぅ…よ、く、…ない…っ」
「……ウソツキ」
「あ、んっ!」
くちゅっ、という音と共に、耳の中に舌を差し込まれる。
それだけで甘い嬌声を上げた俺を嘲笑うように、芥川は悪戯に腰を揺らした。
「っひあ、ぅ、あ…!」
ナカが擦れて、勃ちっぱなしの自身からダラダラと先走りが溢れる。
「こんなにぐちょぐちょになってるのに」
「………っ!」
からかうように笑う芥川。
その笑顔が耐えられなくて目を反らす。
「…く、薬の、…ンっ、せい…っだ…っ」
必死に言葉を絞り出すと、芥川の笑みが深くなった。
ベタベタになった手で、ゆっくりと頬を撫でられる。
「ねぇ、せんせー」
「あっ…ん、…な、に…」
「薬の効果なんて、とっくに切れてるよ?あの薬、速効性だけど持続力ないもん」
「………っ」
芥川の言葉には、ウソがあるようには思えなかった。
(じゃあ…この、疼き、は…っ)
「きっとせんせーは、最初っからインランだったんじゃない?」
俺の思った事を代弁するように、芥川の口から声が溢れる。
「ち…ち、が…っ」
「違わないよ。だって…」
不意に、芥川が奥を突き上げる。
急な動きに、俺の身体がビクンと跳ねた。
「っひぃん!ああっ…!」
「…生徒に無理矢理犯されて感じてるし」
「んっ、やぁあっ!うご、くなぁ…っ」
「お尻に突っ込まれてヨガってるし…」
「っふあ…あぅっん…!」
「…涎まで垂らして喘いじゃってさ。今のせんせーの顔、完璧色狂いって感じ」
「ひぁああ…っ」
ズンッ、と連続して突かれて、背中がのけ反る。
それだけじゃない。
芥川の言葉が耳に入るだけで……
「……言葉攻めされて、感じてんの?」
「やぁあっ!ちが、う…ッんん!」
「でも今、…きゅう、って締まったよ?」
「っ言うな、ぁ…は、あんっ…」
「ホント、せんせーってインラン…」
「あ、あ…!」
ふっ、と耳元に息を吹きかけられて、身体が震える。
もう、ワケがわからない。
部屋中に響き渡る粘着質な音に、耳を支配されて。
繋がってる箇所の熱に犯されて。
…気持ちいい、のか。
苦しい、のか。
それすらも、曖昧だった。
俺の意思とは全く関係なく、誘いこむかのように収縮するソコは、ぐんぐんと芥川を飲みこんでいく。
「うぅっ…ア、…やぁ…っ」
「ん…もうちょっと」
「ひぁ…あっ、はぅ、っうぁあ!」
芥川が俺の足を肩に担ぐ。
自身が俺のナカをかきわけて奥へと進む感覚が、リアルに感じられてたまらない。
腰を進められる度、持ち上げられた爪先がビクンと宙を蹴った。
そして、次の瞬間。
「っあァ、あぁああ…ッ!!!!」
ズンッ…と一気に突き上げられて、身体がしなって。
奥に、固くて熱いモノが、当たった。
痛みは、なかった。
ほんの少しの苦しさと大き過ぎる快感で、目眩がしただけ。
「んぅう…っは、ア…」
「っはぁ、はは…見てよせんせー…全部、入っちゃった」
「…あ、あ、ウソ…や、だぁ…っ」
こんなに簡単に、受け入れてしまった。
認めたくなくて必死に首を振っても、俺のナカに芥川が「在る」のは明らかで。
「…ウソじゃないよ、ほら」
「ひぅうッ!!」
ゆっくりと、腰が揺らされる。
ずちゅっ、と粘着質な音が、交わっている場所から響いた。
「ふあ、やぁ…ッうぅ…っ」
(さいあく、だ…)
生徒に突っ込まれてるなんて状況でも、身体は浅ましく快楽を求めてる。
なりふり構わず芥川を欲しがってしまいそうで、怖い。
怖くて、苦しくて…オカシクなりそうだ。
不意に芥川が、さっき告白した時のような表情で俺の頬を撫でた。
「……せんせー…ごめんね。もう、…止めらんない…。泣かせて、ごめん」
「うあ、ぁ…!」
「ごめん、ね。ごめんなさい…」
「あ、くた…が、わぁ…ッ」
泣かせてごめん、と言いながら、泣きそうなのは芥川の方だった。
(な、んで…そんな顔、するんだよ…)
襲われてるのは、俺の方なのに。
気持ち良くて、苦しくて、頭の中がぐちゃぐちゃになりそうなのに。
芥川の表情を見て、ズキン…と、何処かに痛みが走ったような気がした。
「………」
「ん、っん…!」
その痛みを気にしてる余裕は、なかった。
しばらくたつと、芥川が動いていないにも関わらず、ナカが疼いてきた。
「ァ…はぁっ……あつ、…い…ッ!」
ずくっ、ずくっ、と断続的な疼きが、嫌でもナカにいる芥川を感じさせる。
加速する熱を、シーツを握りしめて必死に堪えていると…いきなり芥川が動いた。
「っァ───!」
「…もうそろそろ、痛くないよね」
「や、だ、っうごくな…ッあぁあ!」
懇願は無視されて、ただ俺は芥川の動きに合わせて腰を振る。
(止ま、んね…っ)
熱も、腰の動きも、喘ぎ声も。
まるで自分の身体が、自分の物じゃないようだった。
「ひぁあ、あ、あっ!」
「せんせー…気持ち、イイ…?」
「ふあ、っんぅう…!」
芥川が、耳元で囁く。
耳にかかる息にすら感じて、背筋を粟立たせて。
そんな状態で言い逃れできるとは思ってなかったけど、俺はただ首を横に振った。
快感に震えながらも必死に抗っていると、不意に芥川が呟いた。
「……そろそろ、E〜かなぁ」
「え……っ」
「もう大丈夫だよね」
ねじ込まれていた舌の感覚が無くなる。
入れ代わりに入ってきたのは、芥川の指。
「あぅ…ッ」
「ん…一本め、楽に入った」
「は、あ、ああっ…」
最初の拒絶がウソみたいに、もうすっかり緩んでいた俺のソコは、あっさりと指を受け入れた。
舌とは違う固い感触にナカを擦られ、びくびくと腰が勝手に跳ねる。
抜き差しされる指に、一々反応する身体。
「……二本め」
「…っ!ゃう、っああ…」
くぷん、
粘着質な音を立てて、また指が埋め込まれる。
まるでナカを探るように、バラバラに動かされる指。
「ひ…っいぁ、ふあ…!」
「三本め…」
「っあア!やぁ、っく、はぁあ…っ」
三本の指をいとも簡単にくわえこんだ秘部からは、もう痛みは伝わってこない。ただ熱と快楽だけが、俺の身体を責め立てる。
「ふふ…これなら四本めもイケるかな?」
「ひぁっ!やぁっ、ム、リ…っ!」
呟きながら芥川は、指を奥へ押し込む。
そして、くんっ、とナカで指が曲げられた瞬間。
「ひゃああっ!?」
今までとは比べ物にならない程の快感が、一気に身体を駆け回った。
「…見ーつけた」
「あ、ア…っな、に、っ今の…ッ」
「せんせーの、一番感じるトコ」
新しい玩具を見つけた子供のような笑みを浮かべ、芥川はさっきの場所を擦った。
「っあァア!や…そこ、いや、ああっ!」
く、く、と不規則に曲げられる指の動きに翻弄されて、頭がおかしくなりそうだ。
「あ、あんっ、やめ…ろ、ああ…っ」
「…ココ、前立腺っていうんでしょ?ね、せんせー?」
「っひ、も、ぅ…っんァああ!」
ぐりっと強くソコを押され、再び達する。
何度も絶頂を迎えさせられたせいで、頭がボーッとして何も考えられない。
それでも意識を失わないのと、相変わらずが勃ちっぱなしなのは、薬のせいなのか。
「せんせー、イき過ぎ」
「んんぅ…っ」
「…えっちぃカラダだね」
「っあ…」
指を引き抜きながら、芥川が小さく呟く。
条件反射のように、俺は身体を震わせた。
自分でも、指を抜かれたソコが、物足りなさそうにヒクついてるのがわかる。
それを見た芥川は、ゆっくり身体を起こしながら言った。
「…せんせーばっかり気持ちよくなって、ズルい」
しゅるっ…
ネクタイを外す音が、やけに大きく響く。
「…あ、くた…がわ…?」
「ね…そろそろ、俺も気持ち良くして…」
続いて、カチャカチャと金具を外す音。
(……ま、…さか…っ)
嫌な予感に、全身から汗が吹き出る。
そしてその予感は、
「っひ!」
押し付けられた熱い固まりと共に、現実になった。
「やっ、やだ!それは、っいやぁ…!」
「…身体は、そうでもないみたいだよ?」
「ン、あっ!」
抵抗も虚しく、ぐちゅんっ、という音が響いて、あっさりと先端が入り込む。
それだけで敏感に震えてしまうのが、嫌でたまらないのに。
「はう…ンっくぅ、は…」
「せんせー…もっと、力、抜いて」
「ぁあっ…あ、あん、あっ」
犯されていく、感触。
ズッ、ズッ、と少しずつ、ナカに入りこんでくる熱。
その感覚に、俺はどうしようもないくらい感じてしまっていた…
「っう…ふぅう…ッ」
ボロボロと泣き続ける俺の涙を、芥川は舌を伸ばして掬い取った。
「ふ、ア…っ」
そのかすかな感触にも感じてしまい、情けなくて益々涙がこぼれる。
「っう…も、…やめろ、よぉ…っ」
「………」
「こんなこと、しても…っなん、にも、…なんねぇ…だろぃ…ッ!」
「……なるよ」
「あッ…!」
急に内股を撫でられて、身体が震える。
ゆっくりと肌に指を這わせながら、芥川は小さな声で呟いた。
「……ねぇ、せんせー」
「ふァ、んぅ…」
「この事、他の人に言ってE〜よ。誰にも言うなって脅したり、しないから。…俺、ちゃんと…せんせーは悪くない、俺が無理矢理襲ったんだって、…かばうから」
「んぁ、…っあ…」
「そしたら俺は退学になって、せんせーはもう二度と俺の顔なんか見なくてすむよ、きっと。………良かったね」
「……っ」
「だから……」
俺の濡れた太股を撫でていた手が止まる。
芥川の瞳が、すうっと細まった。
「最後まで、付き合って」
そう言うと芥川は、俺の足をぐいっと持ち上げた。
無理な体勢に、息が詰まる。
「あ、ァ…っや、くるし……ひッ!!?」
さっき俺が出した精液が、腹を伝わって、どろっと流れ落ちてくる。
それを指に絡めて、芥川は俺の後孔に指を差し入れた。
「やっ…あく、たっが、わ…やめ…っ!」
「………」
「ひ、ぅっ…やぁ!っい、たい…んんっ」
元々何かを受け入れる器官ではないから、押し入られる苦しさと痛みが半端ない。
嫌だと首を振り続けると、芥川は指を引き抜いた。
「っぁ…」
「…指がダメなら、こっち?」
「え…っあ、あぁあッ!?」
ぬるっとした感覚と共に、今度は舌が滑りこんできた。
痛みが無い分、快感が直に俺を襲う。
「やめっ、ろ…っあ!いや、だッ…」
何よりも、そんなとこを舐められるという恥辱に耐えられなくて、必死に抵抗した。
「うぅ…っやだ、ぁ…あぁあ…ッ」
「…でも…せんせーのココ、すっげーヒクついてるよ」
「っふぁ…!」
「ホントに、嫌?」
「んあっ…あ、ひぁああっ!」
じゅるっ、と音を立てて穴を吸われる。
その感覚に、音に刺激されて、あっという間に達してしまう。
嫌なのに。
死にそうなくらい恥ずかしいのに。
(…きも、ち…イイ……?)
気を抜くと快感に流されてしまいそうで、俺はシーツを強く握りしめた。
もう、手遅れに近いかもしれないけど。