気まぐれの愛

温かい気持ち(1)青←黄
2017.3.15 00:06
非番の日、ホージーと飲みに行った帰りに寒くなってきたからと上着を貸してくれたホージー。風邪を引いてなければいいんだけど…
とりあえず、一緒に飲みに行ったのがバレないといいけど……付き合ってはないけど、いろいろつっこまれるのは勘弁してほしいわ。
という感じ…さて、仕事仕事

「よっ!ジャスミンおはよう。今日も頑張ろうぜ!」
「おはよう、バンバン。そうね、頑張りましょ!」
バンと挨拶を交わすと透かさずウメコに声かけられる
「ジャスミン、おはよー」
「うん。おはよ、ウメコ」
元気いっぱいだね…相変わらず。
いつも通りの光景なのに、なにか物足りなさを感じながらも次!とか思いながらセンちゃん、テツと挨拶した。
「センちゃん、おはよう」
「ん、おはよう。」
「ジャスミンさん…おはようございます」
「おはよう、テツ殿」

挨拶して回ってるとホージーの姿が見えなくて内心戸惑っているとボスとスワンさんが入ってきた。
「皆、おはよう。ホージーは体調不良で休みだ……と言いたい所だが、休む筈もなく」
「自室で仮眠してるわ…きっと、寝てはないと思うけど」

アジャパー……やっぱり、風邪か…。
誘われた時に、断っておくべきだったのかな…
なんて考えながらぼんやり。

「相棒が風邪を引いたとなりゃ、俺が喝を入れてやるぜ!」
「いや、バンではホージーを悪化させる可能性がある」
やれやれ、バンバンは……。
どうしてこうなるのかしら、まったく困ったもんだ。
「ボス、私に行かせてください」
呆れてしまって、思わず言ってしまった。
どうしよう。
「わかった、ジャスミン…行ってみてくれ」
とりあえず、許可はもらったのでメインルームを出てゲストルームへ向かった。

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