短歌なんてねー


歳末(としすゑ)の新宿駅の雑踏にちくま文庫の栞落ちたり

むかーし、むかーし、
まだ高校生だった頃、
王朝和歌を意識したような
短歌を作っておりました。
その当時のお友だちなんて
もう見てないんだろうなあ。

今回はまったくもって王朝和歌じゃないですが。
ざわざわのなかにしづかをふふめるひとひらを書きたかったのです。

巣鴨駅じゃいけないし、
コバルト文庫でもいけない。

新宿は、紀伊国屋もあるしね。