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30代/二次元/メンタル/お洒落
ストラテラ4ヶ月目の効き目
20:13 2015/8/27
話題:発達障害について

最近のストラテラレポート。発達障害の症状を緩和させるために4月末から飲み始めた薬で約4ヶ月目の服用となりますが、いまだに副作用は出ています。まず飲んだ直後は目の奥とこめかみがギューッと締め付けられるような、一気に血圧があがったような感覚になるんですね。それから一時間半位は強い吐き気が続きます。これは自分なりに試行錯誤した末、「何かお腹に入れると楽になる」事が分かりました。量は多ければ多い程いいです。そのため「うう、気持ちわるいよ。お腹が気持ちわるいよ」と涙を流しながら何とか料理を一皿食べてお腹を満腹にしています。

ストラテラの効果が出ているのかと聞かれると、正直ものすごく効いているという感覚はありません。わたしは幼い頃から天然ボケとか不思議ちゃん、ほわほわしてる人といったポジションになる事が多くて、ストラテラを飲めばそうじゃなくなるのかな?とかなり期待していました。けれども介護の学校へ通っていた時も元職場の障害者施設でも結局最終的に前述した印象を挙げられて「天然ちゃん」と呼ばれるようになってしまいました。気を付けていてもなかなか聞き間違いやケアレスミスはなくなりません。不思議と自分のドジが場を和ませる事もありますが、仕事が絡んで他人に迷惑をかけるともう消えてしまいたくなります。

このようにADDの不注意的な面に関してはあまり効き目を感じないのですが、レポートとしては思い込みの激しさが弱くなった事も書いておかなければいけないでしょう。もともと醜形恐怖症で自分の顔が大嫌い、でも一日に何度も何度も鏡を見て顔を確認したり化粧をやり直しする癖がありました。大学生の頃は「わたしは人から笑われる顔をしている。醜いから迷惑をかけている。視線を感じるのはそのせいだ」という考えから、家を出ても途中で引き返してしまい、年間たったの8単位しかとれなかった学年もあります。普通は40単位くらいとるのに、です。また卒業後もサングラスとマスクと帽子で顔を隠さないと外を歩けない時期が長くありました。

それがストラテラを飲み始めて2ヶ月程経った頃から、自分の顔を客観的に見られるようになってきました。元職場でしょっちゅう写真を撮る機会があってその画像がラインで回ってきていたんですが「ああ、わたしってこういう顔なんだよね」と事実を事実として受け止められるようになったんですね。また容姿を褒められると以前は鏡を覗き込んで何とか良いところを探そうとする→見付けられなくて苦しむというルートをたどっていましたが、これも「そうか、わたしの容姿に好印象を持つ人もいるんだな」と思えるようになりました。今は紫外線アレルギー対策としてマスクかサングラスは身に付けますが、お店の中では顔を晒して普通に歩いています。近所への外出ならすっぴんで行く事もあります。

ストラテラをやめたらまた容姿に縛られる人生になるのかなあと思うと、やっぱり副作用がつらくても飲み続けていようという気になりますね。できれば不注意も弱まってくれると嬉しいんだけどな。

拍手してくれた方々どうもありがとね。

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