妖狐になりたい変人の呑み屋

そう言うこと…。

傷が完全に癒えるには、まだかかりそうね…

ちょっと不可解な夢を見た。

以前付き合っていた女性が訪ねてきて、

「貴方の子供だけでも欲しいから、一晩共に過ごして下さい…」

と言った。

断ろうとして目が覚めた。


なぜか気になっている。

そんな自分が、なんだか嫌になる。

結局俺は愛方に何をしているのか…。

今日、愛方に言った。

「下らない話でゲラゲラ笑いあえる間柄なら、充分やわ。」

と…。

でもそれだけでは本当に充分じゃない。

愛方を大事にするって、もっと違うことだ…。

今だって、我慢させてる。

いろんな事を。

俺のせいで…。

もっと俺に力があればと思う。

見直そう。

自分に出来る我慢は、まだまだあるはずだ。

やめよう、酒も煙草も暴食も…。

人で無しの生活でも満足出きるさ。

愛方がいるのなら…

しなきゃな

愛方に迷惑かけない部分で…

愛方の、そしてその家族の為に、自分は何が出来るんやろう…

何とかしたい

俺の大好きな人達を、守りたい

なにか、何かないだろうか…