軽軽しい日記 体重は重いが


大海魔(クラーゲン) 序章 何が起きたのか? 1
 2018.10.20 07:00

時に西暦20X3年 

それは 太平洋の孤島で起きました

震度5の地震が その島を襲ったのだが そもそも その島には 住民もおらず 特に誰も意識さえしませんでした。


が 翌日 その海域に来た漁船が目にしたものは


船員達唖然として すぐに対処するべき方法も頭には浮かばないと言う不可思議な出来事でした。


船員の目の前に起きたことは



なんと その十キロ四方儚きある孤島が 全て海に飲み込まれてしまったのか? 
いや その海域には 元々 島なんぞ存在しなかったのでは?と言う状況でした。


えっ?  読者の皆さんは 津波に飲み込まれてしまったのでは?とか 

島が沈没したのでは?と思われるでしょう


しかし そこには 島が存在したと言う痕跡さえ見当たらなかったのです。


まさに その孤島は消えてしまった 消滅してしまったのです

漁船から 報告のあった 米国海軍がすぐに 調査を開始するも


何一つわからず


すぐに 海洋学の研究者らの調査団を派遣するも これまた お手上げ状態   


そこで 地球号(アースクルー)へと 調査依頼が入り


今 空鯨(スカイホエール)号 が現場の海域へと 一っ飛びで やって来増した。


空鯨号内では かつての日本の警視庁ESP 特殊能力捜査班の面々も 乗船して 調査に加わっています。


「猿渡(さるわたり)ぃ お前の予知能力じゃあ なんか読めねえかぁ?」

と言われた 猿渡氏 首を横に振り「いやぁ 何も感じませんねぇ ここ数日は何も起きそうもないっす。巽(たつみ)さん」


その答えを聞いた 巽女史 短い髪の毛に手を当てて 何かを探るように「まぁ そうだな 他の予知能力者も何も感じてないようだしな」

それをみていた 炎堂 弾(えんどう だん)が「いったい 何が起きたのか 過去が視れる能力があればいいんですけどねぇ」小柄な体を精一杯伸ばしては ストレッチ 緊張をほぐしながら 言えば

「うむ アースクルーにも過去が視れる能力者はいない枝なぁ っつうか 爆弾少年(ボンバーボーイ)の能力なら これ可能なんじゃないの 弾」と 弾と同い年の美少女 鳳 舞(おおとり まい)嬢が冗談を言いますが


それを聞いた 猪頭(いがしら)氏「確かに 弾のボンバーキネシス(爆破消失能力)ならば 島とその海域もろとも 消し去ることができるが いやいや 弾くん以上の能力者いるとも思えんしなぁ」







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