忘れないうちに旅の思い出を。




出発の日。


朝から飛行機に乗り、約5時間かけて、まずはハノイへ。
ベトナム航空の添乗員さんは赤いアオザイに白いパンツスタイルで、動くと脇腹の肌がチラッと見える。
昔、バイトで着ていたのを懐かしく思い出した。
機内ではヒマだったので本でも読もうかと思っていたのだけれど、照明は消えているし、乱気流からなかなか抜けず酔いそうな気がしたため映画を見ることに。
今話題のアナと雪の女王を。
あの主題歌が耳に残る。

見終わってもまだ2時間以上あって、ここからが長く感じた。

ハノイのノイバイ空港はカラフルでした。
日本語はもちろん、私のカタコト英語が微妙に通じなくてビビった。
日本人はチラホラ。
しかし、ここで搭乗手続き開始時間を過ぎているにも関わらずアナウンスがない。
英語だから聞き逃したかとそわそわしながら待つこと15分、やっと案内があり乗れました。
ここからは1時間半ちょっとでシェムリアップ空港に到着。
機内で出入国管理書類やらなんやらを記入していたらあっという間でした。



外に出たら湿気を含んだ生暖かい空気に包まれた。
風があったのでそこまで暑いとは感じなかったけれど、肌にまとわりつく水分が多いように感じた。

心配だったビザの発行はゆるゆるであっという間に終わり、現地の日本人スタッフさんと合流。
二十代前半と思われる小柄で可愛らしい女の子だ。
カンボジアに来てまだ3ヶ月だという。
英語が話せればなんとかなるらしい。

ホテルへ向かう途中小雨が降った。
道路は半分水に漬かっておりあちこちで激しい水飛沫があがっている。
雨季であるこの時期は毎日のように雨が降るらしい。
街並みは綺麗で所々にフランスの面影がある。
真っ白な漆喰の壁にオレンジ色の屋根が映え、緑が濃く見えた。

車よりバイクが多い。
交通ルールはあってないようなもので、3人乗りのバイクなどが車線変更を繰り返している。
カンボジアはお正月が終わったばかり。
そこかしこにお祭りの余韻が見てとれた。
それは例えばアンコールワットの形の電飾だったり、色彩豊かな横断幕だったり。

ホテルは街中から少し外れた静かな場所にあった。
日本人スタッフがいることから、日本人宿泊客が多いらしい。

蚊除けの天蓋に心躍った。

象さんのベッドカバーにも!







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