話題:手紙



私が前の会社で散々おばはんにひどい目にあわされてた時に、当時、中学卒業したばっかで入ってきたあいちゃんとやりとりした手紙を思た


うん
字がまるっきり同じやったから
びっくりするくらい
15歳ってみんなこんな感じなんやって、なんか、当時を思い出して懐かしく感じた


おばはんは入ってきた新人が自分の傘下に入らんかったらあからさまな嫌がらせや性悪ばっか言うて、気に食わん人を追い出してきて


私も中に入れず、ひとりでおったからか、あいちゃんは私と一緒に休憩するようになって


私にお菓子くれたり、おばはんの目から逃れるために外で弁当食べたり


お互い愚痴を言い合って支え合って仕事に来てました


それが当時の手紙にも表れてます


黒ちゃんと全く同じパターンで、私はなんか、10代で冷めてる若者に好かれやすいというか、たぶん、まわりに馴染めんからこそ、話しかけやすく、自分の悩みを聞いてくれる、弱い立場を分かってくれると感じ、私を頼ってくれるんやろなと


私はできた人間やない
むしろ、劣ってる人間や


そんな私を一時的だけでも一緒にいてくれる


それだけで、自分の存在意義があるんやなって思うのだ


今の会社も今の会社でいろいろあった


私がまだ派遣時代、同じく派遣で入ってきたおばちゃんたちは、出荷のばばあたちに同じく性悪されて、休憩のたびに、私に泣きながら愚痴を言ってた


私の親と同じくらいのおばちゃんが娘くらいの私に泣き言いうのって、よほど悔しかったんや思う


いろんな人がばばあに追い出されて去っていった


おばちゃんは私に頑張れっていう言葉を残した

みんな、自分をわかってほしいって必死にもがいとるんや