思い出の中でホロッとほどける

マイLISMOちゃんが福山の『ハツコイ』を流してくれているので、ちょっと初恋を振り返ってみる。

話題:初恋

…と言っても『私の初恋は幼稚園の時でスキンシップが激しすぎて相手に嫌がられました。』はい終わり!でしかないので振り返ると胸に痛みと後悔、そして何やってんねん!この阿呆!と恥ずかしさでてんこ盛りになる。

だからちょっと話をズラして私が初恋だった話をしてみる。

近くにいすぎると気づかないこともあるなんてのは、悲しいけれどよくあること。

あれはもう20年も前、私達が幼稚園児だったころの話。

私は今でこそ、おっとりしていると言われてるけど、小さい時はそれはそれはやんちゃでガサな悪ガキでございました。
そんな私と家も近く仲が良かったのが翔ちゃんという男の子。その仲良しは小3で彼が引っ越すまで続きました。

翔ちゃんはちょっと外国の血が入っているらしく、幼い頃は背はあるけど可愛らしかったと記憶しています。ただ彼は何というか…オネェ系な雰囲気を持っていらっしゃいまして、それでよく馬鹿男子にからかわれておりました。

強く言い返せないでオロオロしてる翔ちゃんに調子に乗る男子、その度に私は間に割って入ったり、後ろから殴りにいったりして馬鹿どもを蹴散らしておりました(笑´∀`)

翔ちゃんはとても気が優しい人で、確かに私なんかより女の子な感じではありました。だから馬鹿どもからは逆転おかまコンビと呼ばれ、やっぱり私が口でやり返すという結末に。

いつもいつも『ゆぅちゃんごめんね』って申し訳なさそうな顔して謝る翔ちゃん。翔ちゃんは何も悪くないのになぁと私は不思議やった。私としては友達が泣かされそうになってるんやから腹立つもんって感じで行動しとったんで、翔ちゃんに謝られる意味が分からなかった。

今思うとそれは翔ちゃんの優しさからだったんだろうな。