スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

短編 未完成 観覧注意


未完成短編です。
特殊な設定のため観覧注意、複数のキャラが獣人化。(人に犬の耳とか尻尾)
主従で飼い主とペット化。
小太郎あまり出ません。









犬か猫かと聞かれたら、昔から犬が好きだった。
従順で頭がよくて素直。飼ったことはないけれど私が犬に持つイメージとしてはそんな感じ。


「ねぇねぇ、孫市!ボール投げて!ボール!俺ちゃんととってくるよ!ねぇ!」

「少し黙っていろ、カラス」

「えー!ちょっとは話聞いてよ、ねぇってば!まーごーいーちー!」

茶色い毛並みの尻尾をパタパタと揺らしながら、孫市の足下にすがりつくのは慶次君。
孫市が最近飼い始めた大型でお洒落が好きなワンコだ。彼女いわく、忠犬にはかわりないけれど空気のよめなさがたまにきずらしい。

「俺、ボール好きなんだよ?孫市も大好きだけどボールも!」

「ああもう煩い、ほら。向こうで遊んでいろ」

そう言って孫市が振りかぶって投げたボールは遥か彼方へ飛ぶとキラッと光って姿を消した。
そしてそれを嬉しそうに追いかける慶次君を見送ってから私達はそばのベンチに腰掛ける。

「すまないな、五月蝿い奴で」

「ううん、そんなことないよ」

その位置から見渡せる休日の公園には他にも色んな愛犬を連れた飼い主達で溢れかえっている。

「佐助!某はふりすびーがしたい!」

「はいはい、よく飽きないねぇ」

芝生の上で赤い服を着た男の子のワンコがもう1つの尻尾にも見える長い後ろ髪を揺らしながら、飼い主らしきオレンジっぽい茶髪の男の子からフリスビーを受け取ってはしゃいでいる。

「政宗様、このような場所で寄り道をしている時間はございませんよ」

「わかってるよ。ちっとくらい息抜きさせろよ」

その反対側の散歩道には怖い顔をした大型のワンコと眼帯の男の子が歩いている。周りのワンコにガンをつけながら歩くそのワンコはさながらドーベルマンだ。
ちょっと普通に怖い。

「で、話とはなんだ?」

「ああ、うん。あのね、実はお爺ちゃんが私に犬を預かって欲しいって言ってきて…」

「犬を?だが祖父の犬といえばあの黒くてでかい…」

「……うん。あの犬」

私の祖父を知っている孫市にはそれがどんな犬かは特定が出来ている。
黒くて大きくて、しかも極端に愛想がない。
お爺ちゃんとご近所の松永さんにしか懐かない無口なワンコ。

「名前は確か小太郎といったか」

「そう。でね、その小太郎が明日からうちに来るんだけど…」

「また急だな」


ーーーーーーーーーーーーーーー


「ひ、久しぶりだね、小太郎君!今日からよろしくね!」

「………」

ダメだ。明らかに機嫌が悪い。
出されたお茶やお菓子に見向きもしないで頬杖をついたまま、大きな耳も赤い髪の間にへたりと寝ている。もちろん尻尾も動いていない。

朝早く、お爺ちゃんちまで迎えに行って連れて帰ってきた小太郎君は不機嫌だった。
それもそのはず、お爺ちゃんが外出するときはボディーガード兼お世話係りとして毎回同伴していた彼が今回は留守番を命じられた。
一応、忠犬の彼は従っているものの内心は納得出来ていないらしい。

「あの、今回は小太郎君も息抜きだと思って!ほら、お爺ちゃんって勝手なことするからお世話大変でしょ?また次は一緒に行けると思うし!」

「………」




みたいな。
二人で散歩したり水遊びしたりお風呂したりご飯食べたり、犬耳小太郎。
ちなみに豊臣さんちの二兵衛犬とか今川さんちの家康犬とか色々います。











短編 未完成


Twitterで盛り上がったネタを発掘したので手直ししてアップ。
未完成です。





土手の桜並木でいつも見かける。
赤みの強い髪を風にくすぐられながら、常にカメラを構えている彼。

「…………」

何を撮っているのかはわからない。
けれど、真剣にレンズを覗き込む姿が格好よくてついつい目で追ってしまう。

話しかける勇気は、ないけれど。




そんなある日、

「やっぱり、気が進まないなぁ…」

以前から母にしつこく薦められていたお見合いのために、お見合い写真を撮ることになった私は1人スタジオを訪れて一枚、また一枚と写真を撮られていた。

さっき呟いた通り。
本当は撮りたくないけど、断る前に振り袖一式が問答無用で私の部屋に掛けられ用意されていた辺りに母の本気を垣間見てどうにも断りきれなかった。

まぁ写真だけなら…とやってきたものの、やっぱり写真を撮ったら最後な気がする。
このあと何を言っても勝手にお見合いの日を段取りされたりするんだろう。

「どうした?浮かばぬ顔じゃのう…」

「えっ、そうですか?少し緊張しちゃって…あはは」

「じゃあ少し休憩にするか、楽にして良いぞ」

自分でもひきつった笑顔をしているのに気付いていたけれど、さすがベテランカメラマンのお爺さんはそれを良しとしない。

思えば七五三も成人式も、このお爺さんに写真を撮ってもらったっけ。
お爺さんも随分腰が曲がっちゃったなぁ。

「そうじゃ、おい風魔!おらんのか!」

「…………」

「えっ!?」

何か思い出したように外に向かって誰かを呼んだと同時に、そのお爺さんの背後に誰かが立っていた。

「風魔っ…ひっ、ひいぃぃぃ!」

それに驚いて腰を抜かせたお爺さんにその人は手を伸ばして…

あれ?この人って、

「お、驚かせるでないわい!わしゃご先祖様が来たのかと…いるならいると返事くらいせんか!」

「…………」

必死に怒鳴るお爺さんを立たせながら、その人はぺこりと頭を下げてみせた。
その時、見覚えのある赤みの強い髪がさらりと揺れる。

「あっ、」

「…………?」

今度はそれに気付いてつい声を出した私に彼の顔が向けられた。
目元を隠すような長い前髪、首を傾げた仕草が少し幼い。

「ほれボケッとしている暇はないぞ、手伝え風魔」

「……………」

そう言われてすぐに私から視線をそらした彼は、お爺さんと何か話してこちらに近寄ってくる。
そしてぺこりと礼をしてから腰に下げられた道具類から櫛を取り出して私の前髪を梳かす。

背が高そうとは思っていたけれど、間近で見ると予想以上に大きい。けれど、土手で見かけていた時の印象よりも若い気がする。
年下、なのかな。




みたいな感じで始まって。
雨の日に小太の部屋で雨宿りしてなんかあったりとかそんなお話です。珍しく年上夢主。
お見合いや結婚式ぶち壊したりはないです。
けどラストはお約束です。

萌え語り


前回とは毛色の違う萌え語りです。

まず、このサイトの小太郎には夢フィルターかかけてあります。
じゃあフィルター無しの小太郎ってどんなのよってなりますと、
喋れない。笑わない。感情は外に出さない。
そう簡単に恋愛しない。ていうか恋愛しない。
まず、人前に現れない。
こういう小太も書きたいんですけどね、私にはそれで面白く書く力量とかないんで。だからとりあえずフィルター。

で、そんな小太郎ってどんな性格だろうと考えたんですけど。性格出すと多分違ってくるんです、個性みたいなのが不要と言うか。うまく言えないんですけど、あくまでなにもかも謎で伝説なのが小太郎なので、どこかでなにか特性をつけると矛盾が出てくるっていうか。
とりあえず公式で出てるのは人の話を聞かないくらいじゃないですか、松永様のところとか聞いてる時もあるんでしょうけど。

ある意味フリーダムに色んなバージョンが書けるキャラなんですけど色々書いてるとそれでいいのかなぁとか思います。
やっぱり公式的な小太郎を求めてきた方はがっかりするだろうし。誰だこれですからね、うち。

フィルター無しの小太郎…難しいなぁ。



萌え語り


ひたすら読みたい萌え語り。

壱小太郎と染小太郎と夢主のドロドロシリアス三角関係。

もう何回かTwitterでは呟いてますが読みたくてたまらない。書きたいじゃない。読みたい。

お兄ちゃんの壱小太郎と付き合ってた夢主に弟の染小太郎がちょっかいだすっていう※シリアス。←だから私には書けない
もしくはオラオラな染小太郎に疲れた夢主が優しい壱小太郎に惹かれてドロドロ三角関係。どっちかヤンデレだといいです。
この辺で元ネタわかる方は大体そんな感じで想像してもらえたら。
読みたいよー。読みたいよー。そんなシリアス読みたいよー。

別に兄弟じゃなくても他人のそら似も面白いかもしれません。ドロドロ具合ならやっぱり兄弟なんですけど。
ただ夢主が難しいですよねー。
けど読みたい。ssから溜めていこうかな。







前の記事へ 次の記事へ