話題:記憶
みんな、何者かもわからず生きてる
自分がいつからこんな自分で
いつまでこんな自分で
いつまで生きていくのかもわからず
それって、しんどいよなぁ
一歩外に出たら敵だらけ
ほんとに、そう
コミュニケーションの取り方がわからない
違う、違う
取りたくないだけ
だって、誰の心も見えないし
心で悪態ついて笑うんでしょ
人ってそんなもんだよね、って
お前だって同じだろ
どんなに疲れたって言ってもさ
誰にもどの程度にも伝わらなくて
助けて欲しいなんて言ってもさ
結局みんな自分で精一杯
頭が可笑しくなりそうだなんて言えば
そんなのずっと可笑しいだろで終わり
抱き締めてほしいって願えば
抱き締めてくれる相手なんて沢山いるだろで
強制終了、さようなら
崩れるのはあまりに簡単で
固める技術持ち合わせてない自分に
ほんとに、もう、笑ってしまうよね
ただ淡々と積んで積んで積んで
足元なんて見てなくて
孤独だなんて嘘ばっか
悲しいも痛いも寂しいも
死にたいも、ぜんぶ、嘘
疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑って疑っていいんだ
自分の感情も感覚も存在も常に疑うんだ
過去なんてもう忘れたそもそも何もないんだから
寝たら昨日なんてもう消えてあるのは今日だけ
精一杯、一生懸命
誰がそんなの望んでるの
必死になっても掴めないのにさ
もういいよって自分を見放してあげたい
もう好きに勝手にしろよって突き放したい
いくら声を上げても誰にも聞こえない
もう、わかるでしょ
肝心なときに緊張と不安で声がでなくて
変な間が出来て、あーもういいわ、なんて
それで何度も愛想つかされて殴られて
いい加減にしろ、なんてさ
そんなの私が一番いい加減にしたいよ
ねぇ、先生
言ったよね、笑ってればいつか大丈夫になるって