またひとつ、消えていくみたいです。
私の大事な、思い出の詰まった場所。
私の働くミニストップ霞ヶ関駅前店は、今月12月28日をもちまして閉店することになりました。
思えば、私の高校生活の思い出には必ずあの店がありました。
雇われたのは、私が当時高校1年生の15歳。
「18歳以上」というバイト募集の貼紙をろくすっぽ見もせずに体当たりに電話して、先輩方の中に飛び込んでいきました。
身の程知らずな右も左も分からない私に、オーナーさんやマネージャーさん、先輩方がフレンドリーに優しくご指導して下さいました。
思えば、最初からとんだ迷惑をかけていたのかもしれません(笑)
それでもオーナーさん達は私を受け入れてくれ、沢山の大切なことを学ばせて頂きました。
間違えは間違いとしてちゃんと否め、それでも決して怒鳴ることはせず、これからに活かせるように諭す。
つらいことは沢山あったけど、オーナーさん達の笑顔、優しさ、そしてあの暖かい雰囲気にとても助けられ、バイトのある日がとても楽しみでした。
以前のバイト先は、行くのが嫌で嫌で仕方なかったのですが、まぁ悪くいえば、オーナーさん達の包容力に甘えていたのかもしれません。
そして、ミニストップ霞ヶ関駅前店は、すっかり私にとって落ち着ける場所となっていたのでした。
今までもそうだったし、これからもずっとそうだと思っていました。
あの場所に、私のミニストップがあるのが当たり前になっていました。
学校帰り、自然とミニストップに足が向くのが当たり前でした。
これからはその当たり前が無くなってしまうと思うと、悲しくてたまりません。
自宅以上に落ち着ける、大切な人と出会えた大事な場所。
これから、そんな場所に別れを告げ、別の仕事先を探し始めます。
あの場所以上にいい仕事先など、見つからないかもしれません。
それでも、オーナーさん達から教えて貰った事を無にしないためにも、頑張っていこうと思います。
私が大切な場所を失うのは、これで3度目です。
ひとつは、生家。
ひとつは、あの人と恋人になれた喫茶店。
そして、ミニストップ霞ヶ関駅前店。
でもそのどれもは、建物は無くなったとしても、私の中にずっと思い出として在り続けます。
忘れない限り、そこに在り続けます。
私が大きく成長出来た場所を。
沢山迷惑をかけてしまって、沢山足を引っ張ってしまって。
なんの役にもたたなかったかもしれません。
それでも、頑張るってことを知って。我慢するってことを知って。人のために貢献することを知って。
私の存在意義が見出だせたのは、あの店あってのことでした。
それはきっと、これからもずっと変わらずそうだと思います。
最後のセールは、クリスマス。
クリスマスケーキとジューシーチキンを売り出します。
その後、閉店セールをして本格的に終わりになります。
店先でも、店員がサンタの格好をして販売しますよ。
女子店員なんかはミニスカサンタですよ(笑)
我々一同力を入れて営業しておりますので、もし気が向きましたら、お近くにお住みの方は是非お立ち寄り下さい。
ここでの経験を活かし、私はこれからもどんな逆光にも負けず頑張っていこうと思います。
…なんか、コメし辛い日記ですみませんでしたww
たまにはメランコリックに語りたいのですよ(笑)