話題:今日観た映画
先程メインブログのコチラの記事で書いた街の灯ですが、長くなりそうなので、コチラで書きます。
この作品の最後は、その後どうなったのか?と考える人は非常に多いのでは?と思っています。
ここからはわたしの勝手な妄想です。
そしてネタバレ注意です。
悪しからずm(_ _)m
気になるのはやはり、チャップリンと花売りさんの最後の最後の表情
チャップリンは少し不安そうな表情から、見えるようになった?というやり取りのあと、笑顔が広がっているような気がします。
また、花売りさんは笑顔ではないですが、わたしは驚きと感動と愛しさが混ざっているように、わたしは感じました。
なので、この後の2人は恋が成就するかどうかは別として、少なくとも関係はより良好なものになったのではないか、と思っています。
ではハッピーエンドなのか?
ここが問題なところで。
おそらくもろ手を上げてハッピーエンドではなかっただろう、と思うんですよね、世界はそこまで美しくはないというか。
チャップリンは浮浪者で、しかも本当は無実だとはいえ、逮捕されて出所したところです。
花売りさんだって、最後には目が見えて立派に働いているとはいえ、目が見えなかった時にできなかったことを取り戻す?ことは容易ではないはずです。
更に、仮に花売りさんが、チャップリンの真実を知ってもなお彼を愛したとしても、家族であるグランマはどんな反応をするのか?
……苦労しないはずがない
きっと何度も困難な壁が立ちはだかったことでしょう。
でも。
困難な壁というものは、誰の前にだって現れるものです。
この2人は時には傷つくことがあっても、きっと乗り越えられるのではないかな、と。
そうしてお互いの絆はより深くなっていくのではないか、と思います。
もちろん、2人がすぐにうまくいって、何だかんだで金持ちになって、なんの不満も不安もなく、ただただ楽しい生活を送っていけるようになれば、それはそれで文句なしのハッピーエンドなのかもしれませんけど、きっとそれはないと思っています。
きっと、人生ってそんな感じですよね。
差別や偏見や、辛いことも苦しいことも耐えることはないけれど、それでも少しずつ、誰かと手を取り合って、誰もが幸せになりたいと夢見て、生きていく。
そんな未来を想像してしまいました(*^^*)