悠々自適

ふと思う

泣いてもいいから
僕がいるから。
そんな風に
僕は寂しさに寄り添える人になりたい。

泣いてる顔が見られたくないなら
背中合わせでいいからさ

一人で泣かないで。

ふと思う。


楽しいを共有したい人はたくさんいるけど
悲しみを共有したいと思える人は
それはそれは大切なひとなんだろうな。


悲しみにそっと寄り添える人になりたい。

桜の花が咲いているよ。

１人ぷらぷらと桜を眺める。

本格的に春が訪れて
色んな花が
道を空を世界を
鮮やかに彩りだす。


桜
ホトケノザ
オオイヌノフグリ
タンポポ
木蓮
椿
僕の名前の知らない花が
たくさん色づいて芽吹いて
花をつけるから
世界はきっと輝いて見える。


花は散るときすら美しいのですね。

顔を覚えてもらえるということ。
些細だけど小さな幸せ。

ホワイトデーで対応したおじさんが
僕を見かけると笑顔で会釈してくれるようになった。

よくくる大学生
たまにしゃべるあの子はミルクティが好きで
最近しゃべるようになったシャイなあの子は陸上部で
あの笑顔のかわいらしい子はダンスやってて

二人で仲良くやってくる
おじいちゃんとおばあちゃん
いつもお酒を買ってくおじいちゃん
近所の飲み屋のお兄ちゃんやおじちゃん
不動産屋さんのお姉さん
タクシーのおっちゃん。

そのみんなが笑顔を向けてくれるから
僕も笑顔をあなたに返す。

お久しぶりです。
また来てくださいね。
明日もあなたに会いたいです。

愛には精一杯の愛を返す。

手を繋ぐのが好き。
愛情表現
のひとつとして。

プレゼントを選ぶとき
プレゼントを包むとき
プレゼントを渡すとき

手紙を書くとき
メールを打つとき
手紙を出すとき

だいたいの人は手を使う。



つまりは手から気持ちは伝わると思うから
僕は手を繋ぐのが好き。


手を繋ぐのは好きな人とでしょ？

手を繋ぎたい人がいる。