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混じりっけのない感情で。

例えば私が彼女を恨むとしたら
私と彼との時間を奪ったから

彼が彼女を恨むとしたら
大切な肉親を傷付けたから

あの人が彼女を恨んでいるのは
自分自身を裏切ったから



『それ』が悪いことだとは思わない
否定はしない、認めもしない

ただ、こんな結末を生むのならば
それをしている人達を責めるだろう

お前たちにはその気概があるのか。
お前たちには他人の人生を背負う決意があるのか?


そこまで重い事柄だとは思わない
自己責任、いつだってなんだって
結局は自分が悪いんだ


でも私は怒ってる。
おかしいけどさ
意味不明だって言われるだろうけどさ

この感情は、紛れもない怒りだ。

会ったこともない彼女に。
一方的にしか知らない彼女に。

これこそが本物の怒りだと
哀しみや他の感情が一切含まれない気持ちだと


なぜ?と問われれば


大切な人の大切な人を傷付けたから、
と、上滑りする答えを返そう

その実は
私の大切な人が、引きずり込まれることが
とても怖い。

そんな危険を犯した、彼女が憎い、
そして身勝手なことを言うならば
それを課したあの人も。



でも、同時に
そんな人をほっておけない
そして恐らく、潰れることなく乗り切るであろう彼のことがとても愛しい。

こんな風に誇れる彼のことを選んだ私を誇りに思う。

一人で立つよ、私も。
そんな誇りある存在になれるように。



信じることは、何よりも偉大だ。

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