16/04/08 23:28 (:夢小説)
  フェイタン夢(ミニ)
「なんね、また甘いの食べているか」「仕事終わったから」クリームを唇に付け笑う、最近蜘蛛に入団した新人。 仕事終わりのフェイタンは濃い血の匂い‥それを気にする様子もなく 甘い香りを漂わせる女。「お前と居ると調子狂うね」

「でも、団長達が到着するまで後30分あるよ」フェイタンに差し出すシュークリーム。甘い香りが、グイとフェイタンに迫る。「お疲れ様」 緊張感の無い口調と、その笑顔で‥つい 受け取ってしまうフェイタン。

「ん。ウマい」サクリとしたシュー生地に、クリームとカスタードが程良く心地良い。鼻から抜ける空気まで美味しい‥!

「やっと食べてくれた」ホッとした表情 「どういう意味ね」 真顔で尋ねるフェイタン。「こうしてペアになった時、必ず甘い物を差し入れしていたの。でも‥フェイタン甘さ控え目でも駄目なのかなって」「待つね、ワタシ以外の全員甘いの食べたのか?」

「うん、もう全員」 キョトンと不思議そうに告げる。「ひ、ヒソカもか」「うん‥真っ先に」―ワタシだけじゃ無かったのか。最近拷問続きで、彼女とはタイミングが合わなかった。(いや、その前から新参者を避けてはいた) 別にどうでも良い事‥なのだが。「ヒソカにまで甘いのやる必要ないね」

ザワザワする心と甘い気持ち‥照れ隠しに 1つ奪うシュークリーム。強引に口へと運ぶフェイタンであった。

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