この間読み終わった
本。
コレットの本は初めてです。
情景と心理の描写が凄いです。
セリフだらけの小説が如何にライトか思い知らされる。
「フィリップはため息をついた。心地よい疲労、坂をのぼってまだ張っている筋肉の震え、塩気を含んだ水蒸気が織りなすブルターニュの午後の、えもいわれぬ色彩と熱気。それらがあいまって、漠然とした、でも一点のくもりもない幸福感が満ちてくる。」
綺麗だ。
でも、この本感想文コンクールの中学生対象の作品になってるけど大丈夫なの?
という思いはある。
フランスの恋愛って不思議だ。